とうとう最後のラン。ブリックラントレーニング(ローラーでバイク20分→ラン2.6 km+α、そういえばバイクのタイムちょうど20分じゃん(笑))で準備していたので足が重くなるのは承知の上です。幸いなことに足は痛くもなく、練習通りしっかり動きます。
最初にエイドがあって水を飲んで、その後スタッフの人が柄杓で豪快に頭に水をかけてくれました。「うひゃ」と声にならない声をだしてしまいましたが、めちゃくちゃ元気がでました!
よしっと足を動かす。スクールで教えてもらった怪我しないように着地の衝撃を身体全体でうけるような走り方でモクモクと走ります。前傾つければ少しは速く走れるのですが、足に負担がかかって怪我しちゃうほうが怖い。
そうそう時速40 km/h出せる走り方もあるそうな……
折り返しまだかな〜と走ってると折り返してきたスクールの人とすれ違います。速いですね〜と手を振り声をかけながら、頑張んなくちゃと足を動かしてると折り返し地点がやっとこ見えてきました。ブリックトレーニングでバイク後の2.5 kmのラン練習はしていたのですが、意外にキツイ。
でも歩くという選択肢はない。ブリックラントレーニングでもそこは意識して取り組んでました………ってうそ、赤信号では休んでたなぁ(汗)。
折り返しでもエイドがあり、水を飲んでまた柄杓で水をかけてもらう。また「うひゃ」っと声を上げてしまいながらもまたまた元気いっぱいになりました!
でも折り返しからが異様に長い。あれっ2.5 kmってこんなに長いっけと思うくらい。ギアをあげなくてはと思いながらも、なかなか上げられない。苦手のランではやはり抜かすよりも抜かされるほうが多かったかな。(ちなみにリザルトみるとランは14分28秒の26位。5分47秒/km。案外そんなに悪くなかったです。ブリックラントレーニングした成果かな)
でも足を動かしてればゴールは近づく。幸い足の痛みもない。最後の折り返しからやっとをまがるとフィニッシュがみえました。
トライアスロンでは「完走者が全員勝者」と言われます。個個人様々な環境においてそれぞれが日々の努力を積み重ねてますが、残念ながらスタートラインに立てなかった人も多くいると想像できます。そう、スタートラインに立つことさえもなかなか大変なのです。環境が許さなかったり、怪我しちゃったり、病気になってしまったり、気力がなくなってしまったり。
様々な苦労を超えてスタートラインにたてたものでさえ予想しないトラブルでフィニッシュできないこともある。
そんな中ゴールできればそれだけで確かに勝ち、ですよ。いわゆる勝負事における勝ちではなく、個人的にはコツコツ努力した「価値」かな、と信じたいです。
そんな気持ちを抱えながら(ほんとはブログかきながらいま考えたんだけど。実際はもう、しんどくてしんどくて早くゴールしたくてたまらなかったわ(笑))ゴールする父親を見よ!
息子よ、お前も夢、目的を持って努力し続けることが大切だぞ!さあいまこそ、この父の姿をしっかりと写真におさめてくれ!
感動のゴール!ゴール!ゴール〜!
………
………
………
あれっ
……長男が見当たらないな
……
ま、いいか。
………
………
アンクルバンドを返し終わる。
………
おー長男がいたいた。やっとみつけた。
父
「どうだい、写真とったかい?」
長男
「あれっもうゴールしたの?45分から50分っていってたじゃん」
父時計をみる
43分54秒………
やべ、なぜか予想以上に速すぎました。
完