腹水が溜まっていると聞かされた時
これは本当にまずいなあ 考えているよりも自分は重症なんだと思った 


後に誤解だったと気づくのだけど  
腹水除去まではいかなくても 溜まってたよという人は結構いたし
みなさん回復されてるようだから そこまで怖がる必要なかったんだと 

今なら思えることなんだけどね 


治療方法としては おそらく利尿剤とか薬の内服になるだろうなあと

余裕出していたら(笑)

私の場合は あまりに大量だったので 物理的にその水を取り除くのが一番とのこと

さっすが執刀医 その辺の判断は早いw


幸いそこ(胸水)までは至ってなかったが
このままひどくなれば胸水も溜まることになると言われてたし

喘息、肺炎の呼吸器系疾患ホルダーの私には 

胸水は命取りになるんじゃないかと焦ってました


どんなふうにして抜くのかな?と質問してみると

お腹から管を入れて そこから体外へ出すと いとも簡単そうに言っていただきました

あ・・・やっぱりね お腹に針さしちゃうんだ・・・・

と~っても怖いんですが・・・。
なんかものっすご~く痛そうな気がするんやけどな (涙)

抗がん剤治療は 腎機能を正常化させるため

前日の午後3時から翌朝6時にかけて ゆっくりと点滴を入れてから
そのまま抗がん剤治療に入るので 抗がん剤の投与が終わるまで

点滴は途中で止めることなく 27時間流しっぱなしの状態になる

そのバイパスを先に入れる処置をするときに 

ついでだから 一緒に腹水除去もしてしまおうってことで 
当初の予定(3/3)が 一日伸びました

ついでって・・・・ ゆーてもさあ ドキドキ

初めて受ける 「抗がん剤治療」への不安と
なんだかよくわからない腹水除去への二重の心配


大きくはないとしても 一応施術になるから これにサインしといてね~といわれて

差し出された 手術等説明・同意書(なんか文字で書くと物物しい感じだけど) 

いわゆる同意書のこと

手術・麻酔・処置・検査を必要とする理由等の説明内容って部分に

出血・発熱・疼痛・腸管損傷などおこることがあります

B先生の走り書き (をいw)のような文字で書かれてました


大丈夫だけど念のために・・・ってどうやねん

やっぱこわいってば~~~~ なさけないけど
かつてないくらい緊張しまくりました


腹水除去は 部分麻酔だけなので どこにどんな風に刺されるかとか

聞こえてくる声からがわかる

さすがに すぐに麻酔が効くので 部位の痛みなんかはまったくわからないけど

どうやら用意された針は長さが足りなかったみたい


こんなところでも ああ~メタボなカラダめ!!と我が身を呪いましたわ(笑)

「針が届かんなあ」


「すいません」 部分麻酔なので もちろん普通に先生と話せます


「いやあ気にしなくてもほっといても痩せるから」


「・・・。(え?そりゃどういう意味でしょ)


本人かなりナーバスになっておりますんで 微妙に受け取れる発言は
避けていただきたいのですが(泣)
もちろん深い意味はなく 抗がん剤治療を受けると一般的に痩せるからってことだった
みたいだけど変にびびってしまったよ

その後 確かにビックリするほど体重が増減しましたわ(汗)
なんとか角度を作って管を通してもらったのに 

ものの10分も経たないうちに 流れが止まってしまったらしい
なんか見掛け倒し・・・。

2000ccぐらいは抜こうと言われていたのに 実際は500cc 

考えてみたら 500ccでもすごいんだけどね

1回の尿量って 平均で200~300ccぐらいだから 軽く2回分ってところだね

それくらいだと 楽になるもならないもよくわからない感じで終了

抜いたらラクになるって それを思っていただけに 中途半端に終わってしまった

管を抜かれても痛いという感じはなく 

麻酔が切れたら痛みが出るかもしれないけど 

しばらくはベッドで安静にしておいてと指示された程度で

あとは患部に 絆創膏をペタリと貼ってもらって終了


人によると 後からも 傷口からじゅくじゅくと水がでてきてしまう人もいるみたい

私の場合は すぐにおさまってくれて そういうこともなく普通に過ごしてました


「今度は なんなら気長に針(注射器で)で抜くから」

「え~~~~ますます痛そうやし 勘弁してえ~~(心の声)」


あくまでカラダが出そうとする量以上は抜くことはできないらしい
腹水といっても ただの水ではなく カラダに必要な成分も含まれていて
ひどいときには 拒否反応やショックをおこすこともあるため

無理はできないと説明されました


腹水除去は ナースステーション横のリカバリー室(ICU)に

自室から ベッドを移動して行われます 

一大決心してた割には なんともあっけなく 

あんなにドキドキしたんやから もっと抜いといてよ~ってのが本音なんだけど
果たしてリベンジなるか・・・。


いやぁ~まじで怖かったっす 
やめときたいけど ほんまいつまでも このカエルっぱらではお腹苦しいしなあ(涙)






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退院時にちょっと寄り道して以来 どこへも行かずのコモラ~三昧だったんだけど
これだけは確実に必要になるから!と用意した 「医療用かつら」

ちょっと調べただけでも ピンからキリまであって
高価なものは 数十万はしますんで とても庶民には手が出せまへん (笑)


初回入院のときに 同室になった方から
あらかじめいろいろとアドバイスしてもらってほんとに助かりました
知らない、情報が少ないってコトはこういうときに困るから
聞きにくいことだったんだけど
「ああ~ 気にしなくてもいいよ 今のうちに心配なこととかなんでも聞いておいて」と
きさくに言ってもらえたので 質問させてもらえたし
「タオル帽子」のことや 「医療用かつら」 について

同室だったKさん・Uさん ほんとにいろいろとありがとうございましたあ~☆

また治療で会えたらいいなあ


髪がないときはどうやって洗髪するの?なんてことまで聞かせてもらいました
実際に ご自身のかつらを こんなのだよと見せてもらって
その軽さに驚いたし 

実際に抜け毛で困るのは抗がん剤治療中と

それから生え揃うまでの間の 1年半~2年程度

その後もずっと治療が続くようなら そのときにまた考えたらいいかな

短期間なら できるだけ安価なもので 種類用意しておいたほうが
気分転換になるし こんなときだから 普段出来ないような髪型で

おしゃれしてみるのがいいよ~と アドバイスしてくれましたw
それらの意見を参考にさせてもらって 実際に病院内の美容室で

パンフレットをもらうなど 自分なりに準備してみました


家にいるとタオルでターバンのようにしているので 

特に必要ないのだけど 外に出るとなるとそうもいかない・・・。
ほんとに このちょろりと残った薄毛はなんとも もの悲しい感じで(笑)
いっそのこと サッパリいって(抜けて)くれ~と何度思ったことか


さておき そんなに迷ってる時間がなくなってきたので 

パンフレットをもらっていた会社から 今回はネットで購入してみました 

入院する前に あらかじめ高額医療費を申請しておいたおかげで 

3月2回目の入院費が思ってたよりも ずっとと安く済んだので

その分にと残しておいたお金で 思い切って買うことにしました~♪

ばんざーい!ヽ(▽ ̄ )乂(  ̄▽)ノ ばんざーい!

やっぱり 毎月の医療費考えると ④さんから 買っていいよって承諾もらってても

なんか手が出しづらかったよ・・・ でも 来月からは また治療費で大変になるだろうし

今しかないっ!!!ってね (笑) オモイキリマシタ v(o ̄∇ ̄o) ヤリィ♪


外出がしずらい時には こんな風にネットで簡単に注文できるってのはほんとに助かる

ちなみに私が今回お願いしたのは こちら↓


抜け毛や脱毛症、抗がん剤治療で悩む女性のための

           医療用かつら(ウィッグ)「フィットミー」


クリックで飛べるように リンク貼っておきました

興味のあるかたは いってらっしゃ~い☆


週末の注文だったので 月曜扱いになったのだけど 
翌日火曜日の午前中に届けていただきました 
こんな風に 発送までの対応が早いのはとても助かります

もちろん 返品も交換も受けつけてもらえるし

自分でもどれがいいのかわからない品物だから余計に

商品を手に取れること 試着して実感できること

写真じゃ 実物と違うってコトも多いし 

その辺の対応も こちらの会社は しっかりしていたのでお願いしてみました


万が一残念ながら 使えそうもないようだったら 

そのときは返品しようって思いつつ 

あと そのヘアースタイルが似合うかどうか?ってのもあるでしょw

あくまでパンフレットはモデルさんが着用されてるしね

そら一緒にはなりまへんwww


貴重品扱いのシールが貼られて届きました(笑)


商品がどうってことではなくて 実際慣れていないから 上手くかぶれなくて 

微妙に残った髪の毛のせいで ずれそうになるし(涙)

ちょっとイライラして④さんに八つ当たりしてしまった  ゴメン

これからだんだん上手に装着できるようになればいいなと

練習あるのみ(笑)
近いうちに 美容室で前髪カットをしてもらえば 自然に見えるかも

上手にかぶるコツなんかも教えてもらおう


づらデビューが外来に行くためっていうのは 

なんか寂しいので 装着上手になって デートにでも連れて行ってもらうとするかなw

なんでも 目標はアッタホウガイイノダ (謎)

ご存知のとおり 食欲はあるので 


今回は ちょっと奮発して 

     ディナーにでも お誘いいただきたいなあ~~(はぁと) 


ねえ ④さん ここんとこ しっかり読んどいてね(以上業務連絡デシタw)


外来のためとはいえね

さすがに 「素アタマ」 では歩けないから 

おっかなびっくり 装着というより 

ふんわり乗せてますが そこは気づかんふりしといて・・・って状態で 

どうにか病院受診に行ってきました

こんな日に限って めっちゃ風がきつくて 何度かあわや飛ばされそうに ドキドキw

後頭部を そ~っと押さえつつ そろりそろりと歩いておりました 

だってさ ベンチで休憩中のおじいちゃんの目の前とかで 

うっかりポロリとでもなって 白目むかれでもしたら大変だよ~ 

マッタクw いらんとこで気ぃつかいますわ







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初回入院はいつ帰れるのか未定のまま 
とりあえず即入院となったことは何度かお話してますが
なんせそれまでは え?病気?誰があ? と嘘みたいだけど
そんな風に普通に生活をしていたし
いろんなこと(重病であること)を聞かされて そんなに・・・と
顔にタテセン走らせて落ち込んだのはついこないだのこと


容態によれば このまま帰れないかもなどと 脅されながらの入院は
ほんとにどないなってしまうんやろうと不安がいっぱい
最初にもらう「入院計画書」には入院予定期間2週間と書かれてはいても
そんなんあってないような期限で 
きっとずるずる延び延びになってしまうんやろなあと覚悟してたのに
ほんとに2週間で一時帰宅することが許されて 

ほんとに~いいの??って
この予想外の展開には 「やったあぁ~~~♪」


入院中の特別な回診といえば 例の「部長回診」というのが週に1度あるぐらいで
それ以外には 特に回診時間が決められているわけでもなく
ほぼ毎朝 気まぐれ的な感じで 担当医(B先生)がふらり~っと病室にやってきて
「今日は調子どう?」ってな感じで まるで御用聞きかご機嫌伺い(笑)ですな
そのときに 必要なら後で処置室へ来てとか内診するよ~ 
今日はこの検査を受けといてね 
検査の結果がこうだったなどと指示をしてもらえます
さすがに「部長回診」のときは 真剣な表情で教授に説明されてますが(笑)
その辺がほんとギャップありすぎ


ほんとに毎朝 結構不意打ち的にやってきて 
B先生に関わらず どの先生もお忙しそうなので 

回診の時間はあってないようなものなんですわ 
いつもあまりにタイミングがよすぎて(コッチにとっては悪すぎてw) 
どっかで覗き見ててそこ狙ってきてるやろ?って聞きたくなるぐらい(笑)
冗談みたいだけど ふら~っとやってきて ベッド横の椅子に座ってたりするので
びっくりさせられることもw 患者驚かしてドースル 
基本病室での面会は禁止なのに なんでこんなところに椅子が置いてあるのかな?って
思ってたんだけど
ああ~ あれはふらりとやってくる先生用だったのかw


「抗がん剤治療」後 味覚がおかしいと感じた日
「アメ」を食べても苦く感じるのは 砂糖使用、合成甘味料使用で違うのか?と
プチ探究心に火がつき 利き酒ならぬ「利き飴」をやっていたところでした
袋いっぱいの飴を抱えて 物色していたところを これまたタイミングよく(汗)

やってこられましたわ
で、すかさず「おっ その飴おいしいの~」とw 
うぎゃ~ミラレタ(^▽^;) リアクションに困って
「おいしいですよ~ まあ センセーもおひとつどうぞw」 と思わず袋ごと差しだしましたわ

他にも くしゃくしゃになってるシーツが許せなくて 
「独りシーツ交換」で格闘してる姿とか 
ドトールのコーヒー片手に廊下をぶらついてるところとか
ろくなところ見られた試しがありませんわ

「コイツほんまに具合悪いのか?」って内心思われてるにチガイナイ・・・(汗)
忙しそうな先生と 少しだけ話す機会(腹水除去の術中、部分麻酔なので普通に話せる)が

あったので いつもろくな姿見せてなくてすみませんとお詫びしたら
「いやあそれだけ元気になってるってことだし よかったよ」と
言ってくれました。


B先生は40代前半くらいの若い先生で 他の患者さんからも人気があったりします
「担当B先生なの?いいなあ」ってうらやましがられても(笑)
ご存知のように 初受診の日「誰でもいいから(シツレイナ奴w)診てくれ」で
出会ったのが このB先生なのですが
今ではこの先生が担当医になってくれてよかったなって思ってます






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帰宅後 ぐずぐずと体調があまりすっきりしない日を過ごしていたんだけど
気がつけば 退院して1週間が経っていました
ほんと早いねえ

昨日は外来受診の予定が入ってました


採血をして その結果と現状について ④さんと一緒に説明を受けました

ガンが進行すると腹水だけでなく 胸水もたまってくるのだけど
私の場合は 大量に腹水が溜まっていました(その話は近いうちにw)

腫瘍については 大きさが眼に見えて小さくなるようなことはないのだけど
腹水はほとんど見られなくなり 最初よりずっと良くなっているのだそう
落ち着いているから 現状維持で治療を続けようとのことでした
次回3回目の抗がん剤治療が終わった時点で CTを受けて
治療を受ける前の状態と比較するらしく 5月のCTの予約を入れました
転移部分についても 少しでも減っていてくれたらいいなあと祈りつつ 
3回目に望もうと思ってます

抗がん剤治療が重なってくると さらに副作用で全身の筋肉痛や 

手足のしびれなどが出てくるらしく
痛みを訴えてると誤解されたみたいだけど  

実際は帰宅してすぐに患部の痛みがあったぐらいで
特にしびれなどは今のところない
言われてみて ああ~この肩こりみたいな筋肉痛みたいなのは 

副作用なのかもなって思う程度
前回苦しめられた味覚についてはありがたいことに 現時点では特に問題なく
甘いものもちゃんとわかるし おいしく食べれてます~♪ とつい嬉しそうに話したら
先生にふきだされてしまった(笑) そんなへんなこと言ったつもりないのにw
やはり吐き気などの副作用で食べれなくなる人が多いのに 
食欲旺盛なのは不思議なんかなw


帰宅後1週間あたりが 一番数値が下がるらしく
ここからはだんだんと元に戻ろうと落ち着いていくからということで
ちょっとした旅行ぐらいなら行ってきてもいいですよ~と許可も
だんだん治療が重なるうちに しんどくなっていくらしく
次回ぐらいからは 相当しんどくなってくるから ぜひ今のうちにと
やりたいことやっておいてくださいって 
深く考えないで いい意味として聞いておこうと思ってます

あとは何を食べてもいいし 無理しないなら特に禁止事項もないんだって
ヤッタ~☆


外来はあの告知以来だから 緊張するけど 

今回はいい話が聞けたので ちょっとうれしかったです


3回目のツアーは 2週間後の4/15からの2泊3日

それまで何をして過ごそうかなって策謀中


気分がよかったので 病院の帰り道に 近くのデパートへ寄ってお買い物をし
久しぶりに 夜勤に出かける④さんのお弁当を作りました






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前回の入院準備には書いていなかったけど
最近なくてはならないのが カーペット用のコロコロローラー
絨毯のほこり取りやペットの毛なんかを取るのに活躍するあれです

脱毛は相変わらずすごくて
摩擦で抜け落ちるから 衣服にはもちろん
枕だったり ターバン代わりのタオルにもびっしりついてくれます
それを取るのが結構ストレス溜まりますなあ
背中につくとカラダが 痒くて い~~~~ってなるし
そんなときはすかさず取り出しまして 孫の手のように コロコロいたします
ガムテープでもよいのだけど 使い勝手がいまいちですの


コロコロはハンドルがあって 上下に動かすだけでラクに取れるので
背中についた抜け毛には大助かりw

そんなわけで ワタクシ断然コロコロ派です(笑)

ただ難をいえば その後の処理かな
ぐーるぐるに巻きついた髪を 捨てるのに
引きちぎらないとめくることができないのが なんとも不快でして
それさえなければなあ~と おもっている次第です


なにかいい手があれば教えてくださいませ




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キラキラAmeba人気ブログランキングキラキラ
2010年03月度 月間段位アップ賞
「春がきた♪」カード


2010年03月度




再始動して3週間ほどのこのブログ
本日4/1のジャンルランキングの「二人暮らし」で5位になりました
いつも遊びにきてくださるみなさまのおかげです
ありがとうございます

コメントもいつも嬉しく拝見しています

私にとって すごく励みになっていて 毎日ブログを開くのが楽しみなんですw


内容的には なんちゃって闘病記なのに 

このジャンルでいいのかなあ(笑)とは思うのですが・・・・w

もしかしてエープリルフール仕様なのかもwww
だとすれば やるなあアメブロw



私の病気のせいで ④さんに迷惑をかけてしまってるけど
悪いことばかりじゃなくて 

実は気づいていなかったけど 2人の関係が 

この8年間でゆっくりと変わってきたこと
時にはむかついて プチ殺意覚えたりもしますが(笑)
怒ったり泣いたり笑ったりしながら お互いが 信頼できる関係になりつつあること 
いつの間にか 大切だと思える存在になっていたこと
なにも特別なことをしなくても 傍にいるのがあたりまえで
それが とてもいごこちがいいことに気づくには 良いキッカケになりました


一緒にいたいと 今日のところは(笑) 素直に思いますもん んふふ~♪
こんな機会でもないと言えないので 言わせておいてやってくださいませぇ <m(__)m>


傍にいてくれるだけで 強くなれる 
一日も長く そしてその人を悲しませることのないように
体調のせいで できることは限られるかもしれないけど
これからも楽しいこといっぱい 
のんびりゆるい感じで 2人ですごしていきたいと思っています


いつも遊びにきてくださってありがとうございます


これからも りおと④さん そして おいしいできごと~♪を

どうぞご贔屓にお願いいたします





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抗がん剤治療後は なんか特有のだるさのようなものがあって
気持ちとは別に ぐったりと動けなくなってしまいます
電池切れってのがまさしくその感じで
ぼ~っとしている私の背後から ④さんの「どうした!大丈夫?」の声がかかります
自分じゃ動きが止まってることにさえ 気づいてなかったりするし
背後で見てると 急にガクッと肩が落ちるので ビックリするようです


これは一時的なものみたいだし 
初回治療のときはきっかり2週間で戻ってくれたから 
それにあわせてうまく帰宅できました


最初のうちは せっかく家に帰れたのだから
あれもやりたいこれも~と思っていたのだけど
最近は そのうちできるからもうええわ~って放置しています(笑)
家事といっても特別なにができるわけでもなく
体調が落ち着いているとき、④さんが仕事に行っててお留守であること
じゃないと 動き回ってるのを見つかると怒られるからw
諸々の条件が揃ったときに(笑) コソコソッと水周りを掃除してみたり
とりあえず洗濯だけはやっておいてあげようとかね
カゴから中身を洗濯機に入れたら まあ全自動で洗ってくれるし(笑)
たったそれだけのことなのに 
ちょっと動いただけでハアハアと言ってしまうのには
正直 自分がこんなにも体力がないのかとショックでしたわ 

そんな状態では 干すところまではとてもムリなので 
とりあえず自力でしわのばしまでして あとは乾燥機くんにおまかせ
便利な世の中で助かりますなあ~(笑)
できあがったものを調子の良いときにたたむ程度なんだけど
たったそれだけのことでも ④さんの手がちょっとラクになればいいかなと
あんまり高望みはせずに 出来る範囲でやっとこって感じです


身体が思うようにいうことをきかず いらいらとすることもあるけど 
病院にいたらそれさえもできないし
PCの前に座ることができれば こんな風に更新することもできるから
家ですごせるのはありがたいことなんですわ


炊事については基本④さんにおまかせしています
薬の副作用で 味覚がおかしいのと 長時間の立ち仕事は無理なこと
気まぐれ的にだけど 気分のいいとき(ごくたまに)は ④さんのお弁当を作ったりします
やっぱりね 毎日社員食堂じゃかわいそうな気がするからね


こんな風に疲れやすいのをあせってもしゃ~ないし 
自分のシランところ(細胞単位で)
「ナチュラルキラー・りお細胞A(エース)←エエカゲン命名」君が
昼夜関係な戦ってくれてるんだと思って
できるだけおとなしく体力を温存させるようにしています
難しいことではなく 眠いと思ったら寝る 食べたいと思ったら食らうといった
本能のままの生活を心がけるってことでして
な~んにも疲れるようなことしていないのに バタッと(眠りに)落ちたりするのは
やっぱり細胞レベルでがんばってるからなんでしょうなあ
こういっちゃなんだけど 抗がん剤治療のことをなめてましたわ・・・。


初回の治療のときには全く思いもよらなかったことで
だんだんなんだかいつもとちょっと違うなあって気づくようになってきました
それこそなんでこんなに眠くなるのかなとか 
ちょっとはさんだところが そのイタッという瞬間に簡単に血マメができてたり
皮膚が薄くなった気がしたり、髪の毛がごっそり抜け出したのもそうだし
怖いって思うよりも 

そんなふうにして ああ~私のカラダががんばってくれてるんだって
思うようになったら これまでコンプレックスいっぱいで大嫌いだった自分の体型や
自分のカラダのことが いとおしくなりました
もっと大事にしてやればよかったね


すっかりもとどおりには戻らないかもしれないけど 
これからは自分の体の声をちゃんときいてあげようとちょっと反省したりしています




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今朝の行事は 部長回診
白い巨塔で有名な大学病院恒例の
ぞろぞろとお供の医師たちを連れて病室を回ってくるあれである

病室に入りきれなくて 廊下にまで人があふれていた

なんか物々しい感じで ちょっぴり緊張 B医師が部長に私の症状を説明している
キャンサーとか時々理解できるコトバもあるので
ああ~ガンなんだわね
そしてこのときはじめて B医師の Ⅳbと言う言葉を耳にした
転移なのでレベルⅣだとは思っていたが
自分では限りなくⅢに近いⅣだと思っていたので
aではなくてbなのね・・・と自覚する


そりゃ入院時に看護師さんたちから「びっくりしたでしょ?」って聞かれるわと
すべてのことのつじつまがあったような気持ちになった


抗がん剤治療でとりあえずいけるところまで云々・・・・という説明も聞こえた
わかってはいるけどなんともせつないなあ


その後師長に声をかけられ内診へ
ギャラリーいっぱいで内診台に乗るのか・・・ってちょっと嫌な気分になったが
なんかそんなこともどうでもよくなった
ちゃんと診てもらって治療しよう

エコーと細胞診断用に組織を採取、部長により病巣部が断定された様子
A医師、B医師揃って指示をうけているようだった


その後 教授退室後 B医師に昨夜からのモルヒネの効果があるようで
よく眠れたと伝えるとOKサインがかえってきた(笑)
腹水の確認をし
にごりも少なくきれいに見えているので 午後からでも水を抜こうと提案される


心配でどきどきしていたら 腹水を抜くのは翌日(3/4)に変更になった




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ご存知のように 抗がん剤治療はすでに始まっていて

すでに 2回目を終えたところですが 

入院当初の 私の状態は 治療に入るまでに 

まず痛みを押さえることが最優先との告知をうけたときには 

この先の容態況により「麻薬」の使用も必要となるだろうと説明されました


「麻薬」と聞かされただけで ええ?そんなん使って大丈夫なん?? 
もしかして 自分じゃ何もわからないくらいにヘロヘロになってしまうのじゃないか?と
とても怖い気がしました

担当医のB医師からは 副作用はあるが そんなに強い薬ではないから

必要以上に怖がらなくても良いし
痛みが楽になるので使ってみたら?とそんな風に勧められても 

やっぱりなんだか怖い
「いやあ まだもう少し様子見てからでもいいですか?」とやんわり拒否ってみました。
が、これが間違いだってことはすぐに気がつきました(涙)

入院当夜、消灯後すぐから激しい痛みがやってきて
のた打ち回るも いつもの痛み止め(ロキソプロフェンナトリウム)では効果が出ず
ぜいぜいと呼吸は苦しくなるし さすがにやばいなあ~と

自覚するには十分なくらい一晩苦しんで、 

かたくなに拒否ったわりには(笑) すぐ根を上げるみたいだけど
まだ治療受ける前なのに 痛みに耐えるためだけで体力を使い切ってる場合やないやろ!と
あっさり一晩で答えがでました

翌朝、B先生に 痛みに耐えるために使う体力は 

どうせなら治療にむけて温存させたいので
その分クスリを使って痛みを抑えてほしいと申し出て 

早速オキシコンチンという薬が処方してもらいました
この痛み止めは麻薬系の薬(モルヒネ)なので、時間と容量をしっかり管理されて
投薬されるお薬です

モルヒネ=注射によるものというのも勝手なイメージで

実際は投薬によるものでした
ただ最初は ある程度の量まで投薬しからだに蓄積しないと

効果が現れるのがまばらなようで 最初は1錠からはじめ

自分にあった容量をコントロールしています

今は 朝・夜8時の12時間毎に2錠ずつ投薬 
その間の朝6時・14時・23時に痛み止めであるロキソを併せて内服することで

疼痛の緩和を図っています

オキシコンチンの良いところは もし上手く効かなかった場合に 

レスキューという追加薬を取ることができるところで
それは時間や経口量を心配せず 痛みに応じて追加投与してOKなんだそうです
おかげで昼間のコントロールはある程度上手く図れていて 
レスキューの追加なしに緩和できています

ただし夜間については やはり昼の分の痛みが増幅するのか効果がでにくい
痛みと尿意で何度も眼が覚め そのたびに 2回ほどのレスキューに

頼らないといけないし
ゆっくりと良眠をとることが目的なので 気にせずに飲んで良いとのことですが
やはりできるだけ微量で抑えられたらいいなあと思っています
実際の効き目はすごいもので ものの10分で痛みは消えるし
ほんわりした眠気とともに寝入ってしまえば かなりラクになります


が、残念なことに 今の私の場合は持続時間が2時間程度で

再び痛みで覚醒してしまうことでした
オキシコンチンをはじめとした痛み止めは 

便秘と吐き気や嘔吐の副作用があるらしいが
ロキソとのコンビネーションは 私の症状にはあっているようで 

現状は副作用に苦しめられることもなく
過ごせているので なんとか量を増やさずに現状維持できたらいいなあと思っています

ほんとバファリンでねえ~ とA医師は先生に首かしげられたのはそういう理由でした
おそるべし「プラシーボ体質www」


一時帰宅などで自宅療養中のときも 

自己管理で 入院中と同様に決められた時間と用量で内服しています




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「おめん」のうどんか「権兵衛」か ←どちらも京都では有名な「うどんや」さんです
「力餅のうどん」でもいいや~
 関西風のだしのきいたあついおうどんが食べたい

 

帰宅して気がついた
メモの端っこに 消えそうな字で書いてあった
自分ではいつ書いたか覚えてない(笑)
きっとよほど 「おうどん」食べたかったんやな
元気になったら食べに行こう

そしてもうひとつ こんなことも・・・


ふと気づいた
私はきっとこの病院でステルのだろうな
それがいつかはわからないけど 長い付き合いになりそうだ


考えだしたら いらんことまで考えてしまった
いつかその日が来て帰宅することがあれば
「布団」はどうするのかとか
ちょっと淋しくなってしまった

でも、やはり準備しておかないと④さん困るよね
そこは割り切ってかんがえよう




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