腹水が溜まっていると聞かされた時
これは本当にまずいなあ 考えているよりも自分は重症なんだと思った
後に誤解だったと気づくのだけど
腹水除去まではいかなくても 溜まってたよという人は結構いたし
みなさん回復されてるようだから そこまで怖がる必要なかったんだと
今なら思えることなんだけどね
治療方法としては おそらく利尿剤とか薬の内服になるだろうなあと
余裕出していたら(笑)
私の場合は あまりに大量だったので 物理的にその水を取り除くのが一番とのこと
さっすが執刀医 その辺の判断は早いw
幸いそこ(胸水)までは至ってなかったが
このままひどくなれば胸水も溜まることになると言われてたし
喘息、肺炎の呼吸器系疾患ホルダーの私には
胸水は命取りになるんじゃないかと焦ってました
どんなふうにして抜くのかな?と質問してみると
お腹から管を入れて そこから体外へ出すと いとも簡単そうに言っていただきました
あ・・・やっぱりね お腹に針さしちゃうんだ・・・・
と~っても怖いんですが・・・。
なんかものっすご~く痛そうな気がするんやけどな (涙)
抗がん剤治療は 腎機能を正常化させるため
前日の午後3時から翌朝6時にかけて ゆっくりと点滴を入れてから
そのまま抗がん剤治療に入るので 抗がん剤の投与が終わるまで
点滴は途中で止めることなく 27時間流しっぱなしの状態になる
そのバイパスを先に入れる処置をするときに
ついでだから 一緒に腹水除去もしてしまおうってことで
当初の予定(3/3)が 一日伸びました
ついでって・・・・ ゆーてもさあ ドキドキ
初めて受ける 「抗がん剤治療」への不安と
なんだかよくわからない腹水除去への二重の心配
大きくはないとしても 一応施術になるから これにサインしといてね~といわれて
差し出された 手術等説明・同意書(なんか文字で書くと物物しい感じだけど)
いわゆる同意書のこと
手術・麻酔・処置・検査を必要とする理由等の説明内容って部分に
出血・発熱・疼痛・腸管損傷などおこることがあります
B先生の走り書き (をいw)のような文字で書かれてました
大丈夫だけど念のために・・・ってどうやねん
やっぱこわいってば~~~~ なさけないけど
かつてないくらい緊張しまくりました
腹水除去は 部分麻酔だけなので どこにどんな風に刺されるかとか
聞こえてくる声からがわかる
さすがに すぐに麻酔が効くので 部位の痛みなんかはまったくわからないけど
どうやら用意された針は長さが足りなかったみたい
こんなところでも ああ~メタボなカラダめ!!と我が身を呪いましたわ(笑)
「針が届かんなあ」
「すいません」 部分麻酔なので もちろん普通に先生と話せます
「いやあ気にしなくてもほっといても痩せるから」
「・・・。(え?そりゃどういう意味でしょ)」
本人かなりナーバスになっておりますんで 微妙に受け取れる発言は
避けていただきたいのですが(泣)
もちろん深い意味はなく 抗がん剤治療を受けると一般的に痩せるからってことだった
みたいだけど変にびびってしまったよ
その後 確かにビックリするほど体重が増減しましたわ(汗)
なんとか角度を作って管を通してもらったのに
ものの10分も経たないうちに 流れが止まってしまったらしい
なんか見掛け倒し・・・。
2000ccぐらいは抜こうと言われていたのに 実際は500cc
考えてみたら 500ccでもすごいんだけどね
1回の尿量って 平均で200~30
それくらいだと 楽になるもならないもよくわからない感じで終了
抜いたらラクになるって それを思っていただけに 中途半端に終わってしまった
管を抜かれても痛いという感じはなく
麻酔が切れたら痛みが出るかもしれないけど
しばらくはベッドで安静にしておいてと指示された程度で
あとは患部に 絆創膏をペタリと貼ってもらって終了
人によると 後からも 傷口からじゅくじゅくと水がでてきてしまう人もいるみたい
私の場合は すぐにおさまってくれて そういうこともなく普通に過ごしてました
「今度は なんなら気長に針(注射器で)で抜くから」
「え~~~~ますます痛そうやし 勘弁してえ~~(心の声)」
あくまでカラダが出そうとする量以上は抜くことはできないらしい
腹水といっても ただの水ではなく カラダに必要な成分も含まれていて
ひどいときには 拒否反応やショックをおこすこともあるため
無理はできないと説明されました
腹水除去は ナースステーション横のリカバリー室(ICU)に
自室から ベッドを移動して行われます
一大決心してた割には なんともあっけなく
あんなにドキドキしたんやから もっと抜いといてよ~ってのが本音なんだけど
果たしてリベンジなるか・・・。
いやぁ~まじで怖かったっす
やめときたいけど ほんまいつまでも このカエルっぱらではお腹苦しいしなあ(涙)