6年振りの日本帰省 50 我が母と姉一家の話 ⑬ 姉夫婦と爆裂『孫パワー』 ㊥‐3 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

 

  「え~っ⁉ 未だ持ってるでしょ、自分の!」

 

 

  「だって、持ってないって~!」

 

 

 

 

  …そんな会話をする二人を見ながら、そう言えば『我が家』=私と「モト」は

 

 

  「そんな会話」

 

 

  =子供に関わる日常的な話

 

  …なんて、殆どしたことなかったな~……と、また妙な想いになっていた。

 

 

 

  とにかく。

 

 

  「ここでそんなこと言ってないで、

 

  サッサと帰ろうよ!」

 

  …私が笑いながらそう言うと、二人も笑いながら動き出した。

 

 

 

  そも、そこから姉の家まで車なら10分も掛からない場所だったのだから!

 

 

 

 

 

  姉の家に着くと「ハチ」と「お嫁ちゃん」(☚やっぱりポリコレ違反?🤣)が彼らの車から降りて来た。

 

 

 

  母の所で写真を観ていたお陰で私は「初対面」という感じがしなかったが、もちろん「叔母」としてキチンと挨拶。

 

  コロコロ良く笑う、まさに「天然」という感じの女性だった。

 

 

 

  それよりも驚いたのは「初孫」に接する義兄の態度!

 

  古い言い方ではあるが

 

  「孫にメロメロ」

 

  …という言葉が姉以上にピッタリで、傍目からするとまさにコメディ、最初から最後までいわゆる

 

  「声、裏返ってますよ?」

 

  …状態だった。

 

 

 

  そう言えば私の友人のお姉さんに子供が出来た時、友人が

 

  「父がもう、信じられないくらいメロメロでね~。

 

  あの顔を見たくて実家に行く位よ!」

 

 …と笑っていたな……と思い出した。

 

 

 

  因みにもちろん私は「モト」が「自分の」孫達と直接会った場面など見たことなどないが、子供達から耳にする限りでは

 

 

 

 「ボクは『子供っぽいこと』は好きじゃない」

 

 

  …という彼のポリシー?は今も徹しているようだ。

 

 

 

 

  と言うか、我が父も「初孫」である「マオ」はもちろん、孫の中では最年少である「タオ」に関しても、興味がないどころか

 

  子供=うるさい!

 

  …という態度は、こちらに移住する直前の滞在(=孫達と直接過ごした最後の時間)まで全く変わらなかった。流石としか言えない。

 

 

    

  「お嫁ちゃん」とは初対面だった訳だが、前記したように「ハチ」(とモチロン「ポチ」も)とも殆ど会ったことない、と言える。

 

  それでも「ぽわ~ん」とした印象がある姉の「ポチ」に比べて弟の「ハチ」はコミュ力が高いと言うか愛想が良く、6年のギャップも何のそので向こうからどんどん話し掛けて来る。

 

 

 

  妙なことだが、子供の頃は従兄姉(…しか、私には居ない)でもこんなに話し掛けて来てくれる人はいなかったな……と思ってしまった。

 

 

  いや、そうじゃない。

 

  「そういう場」で従兄姉達と仲良く話していたりすると、例え『その場』では何も言わなかったとしても(言って来た時もあるけどね)

 

 

  「ナニ喋っていたんだっ!」

 

  とか

  

  「余計な事話すなっ!」

 

 

 

  …と、後でしつこく「絡んで」来る某実母の態度が嫌で、結果的に余り話せなくなっていたんだよな……と思い出してしまった私なのでありました……!