さて、先に書いたように「天候不良」という理由で出発が一時間ほど遅れた「英➡日」。
加えての「乱気流」で全てのサービス停止が続く少し前、早々に数枚のカード「束」を手にした乗務員さんが私のところにやって来た。
そう、今回私は全くの好奇心で「スペシャルミール」=『特別食』として「シーフード食」を頼んでいたからだった。
乗務員さんは「束」の中から座席番号、更に食事のメニューと名前を確認すると、多分「控え」だろう箇所に私の座席番号を改めて記入。
その後『SF』=『シーフード食』の略称が描かれた「シール」を私の座席背もたれの上と前の席の後ろ(つまり私の目の前)、更に前のテーブルを広げた端っこの三か所に貼って行った。
(きっと「伝達」だけでは色々混乱があったのだろうな~、とつくづく)
軽く周囲を見渡すと『お子様用』以外では他に二~三人は注文していたようだった。
一人は英国人女性で「ベジタリアン」(典型的~っ!と思ったのは私だけ?🤣)、後は声が聞こえた範囲では顔は見えなかったのだけど、英語での説明していた内容としては
『グルテンフリー食』
…だったと思う。
因みにこうした『スペシャルミール』、逆方向の「日➡英」では(少なくとも『ブロック』内では)どうも私一人。
自己主張が少ないのか、単に『特別食』というものを知らないだけなのか?
ところで今回、私としても初めて知ったことなのだけど「シーフード」に限らず機内食の『特別食』というのは基本
「除去食」
…扱いになるので、『お子様用』以外はほぼ全て
「アレルギー対象品を出来るだけ除去した食事」
…として提供されているのだそうな。
だから本来なら「ナッツ」が入るおつまみや、「乳製品」を使ったアイスクリームなどは(当人が欲しいと言っても)
「提供禁止」
…なのだそ~です。
そ~言えば、以前「モト」に合わせて「ベジタリアン食」を頼んだ時にパンに付いて来たのが「マーガリン」で、それに対して『マックのフィッシュバーガー大好き!』の
『似非ベジタリアン』
…の「モト」が
「ナンで
(他の人達のように)
バターじゃないんだっ!」
(注;「己のポリシー」以前に「値段が高い」モノの方が好きなヒト)
…と怒っていたけど、あれは時代的にも
「ベジタリアン=ベーガン仕様」
…でしかなかったからなんだろうな~、と思い出しました。
因みに今回はその規定を知った後も私は
「単に『今は肉が食べたくない』というだけで
アレルギー等は一切ありませんので、
美味しいものがあったらドンドン下さい!」
…と御願いして、興味のあるものはシッカリ食べておりました。
だったら『普通食』喰えや、ってところですよね~?
航空会社の皆さま、ごめんなさい……!
で、お待ちかね? 最初の「食べ物」はこちら。
(ワインもJAL特注ブレンドボトル)
お好きなお飲み物+JAL特注の亀田のあられ。
アーモンドが入っているので『特別食』を注文した方は本来頂けないそうですよ、ハイ。