6年振りの日本帰省 14 今回の機内食 ① 英➡日 前編 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

   さて、先に書いたように「天候不良」という理由で出発が一時間ほど遅れた「英➡日」。

 

 

  加えての「乱気流」で全てのサービス停止が続く少し前、早々に数枚のカード「束」を手にした乗務員さんが私のところにやって来た。

 

 

 

 

 

  そう、今回私は全くの好奇心で「スペシャルミール」=『特別食』として「シーフード食」を頼んでいたからだった。

 

 

  乗務員さんは「束」の中から座席番号、更に食事のメニューと名前を確認すると、多分「控え」だろう箇所に私の座席番号を改めて記入。

 

 

  その後『SF』=『シーフード食』の略称が描かれた「シール」を私の座席背もたれの上と前の席の後ろ(つまり私の目の前)、更に前のテーブルを広げた端っこの三か所に貼って行った。

 

  (きっと「伝達」だけでは色々混乱があったのだろうな~、とつくづく)

 

 

  軽く周囲を見渡すと『お子様用』以外では他に二~三人は注文していたようだった。

 

 

  一人は英国人女性で「ベジタリアン」(典型的~っ!と思ったのは私だけ?🤣)、後は声が聞こえた範囲では顔は見えなかったのだけど、英語での説明していた内容としては

 

 

 『グルテンフリー食』

 

  …だったと思う。

 

 

  因みにこうした『スペシャルミール』、逆方向の「日➡英」では(少なくとも『ブロック』内では)どうも私一人。

 

  自己主張が少ないのか、単に『特別食』というものを知らないだけなのか?

 

 

 

 

 

  ところで今回、私としても初めて知ったことなのだけど「シーフード」に限らず機内食の『特別食』というのは基本

 

 

  「除去食」

 

  …扱いになるので、『お子様用』以外はほぼ全て

 

 

  「アレルギー対象品を出来るだけ除去した食事」

 

  …として提供されているのだそうな。

 

 

 

  だから本来なら「ナッツ」が入るおつまみや、「乳製品」を使ったアイスクリームなどは(当人が欲しいと言っても)

 

 

  「提供禁止」

 

  …なのだそ~です。

 

 

 

 

  そ~言えば、以前「モト」に合わせて「ベジタリアン食」を頼んだ時にパンに付いて来たのが「マーガリン」で、それに対して『マックのフィッシュバーガー大好き!』の

 

 

  『似非ベジタリアン』

 

 

  …の「モト」が

 

 

 「ナンで

 

 (他の人達のように)

   バターじゃないんだっ!」

 

  (注;「己のポリシー」以前に「値段が高い」モノの方が好きなヒト)

 

  …と怒っていたけど、あれは時代的にも

 

 

  「ベジタリアン=ベーガン仕様」

 

 

  …でしかなかったからなんだろうな~、と思い出しました。

 

 

 

  因みに今回はその規定を知った後も私は

 

 

  「単に『今は肉が食べたくない』というだけで

 

   アレルギー等は一切ありませんので、

 

   美味しいものがあったらドンドン下さい!」

 

 

 

  …と御願いして、興味のあるものはシッカリ食べておりました。

 

  だったら『普通食』喰えや、ってところですよね~?

 

  航空会社の皆さま、ごめんなさい……!

 

 

 

 

 

  で、お待ちかね? 最初の「食べ物」はこちら。

 

 

   

(ワインもJAL特注ブレンドボトル)

 

 

   お好きなお飲み物+JAL特注の亀田のあられ。

 

 

  アーモンドが入っているので『特別食』を注文した方は本来頂けないそうですよ、ハイ。