6年振りの日本帰省 7 今回一番の奇跡? ③ | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

  確か彼の書き込みの最後でも

 

 

  「搭乗者スペースで

 

   キョロキョロすると思います」

 

 

  …と書かれていたと思うけれども、そんな必要も無くアッサリ「御対面」。

 

 

 

  「いやあ、

 

  ここで『日本語』が

 

  喋れて嬉しいです~っ!」

 

 

 

  聞けばブログで再三書かれているように

 

 

  「町内唯一の日本人」

 

   …で、当然仕事でも英語三昧。

 

 

 

   仕事=「出張」で年に三回程日本に帰省?しているものの

 

 

  (空港で)

  「周りは日本人だからって、

 

  直ぐ話し掛けることは出来ませんからね~!」

 

  …とのことで

 

 

 

  「こうやって『喋る』ことが

 

   出来るのが嬉しいです~っ!」

 

 

  …という事だったらしい。

 

 

 

 

  私が「目撃」の話をすると向うも

 

  「え~っ⁉ 

 

   (服装なんて)

  『ダメモト』で

 

  書き込んだダケなんですけどねえ⁉」

 

 

 

 

  もちろん今回も「出張」で、全日程10日間程の半分が会議、半分が

 

 

  「コノ人(=同行の男性)

 

   日本が初めてなんで」

 

 

  …ちょっとだけ観光して帰ります、とのこと。

 

 

 

 

  そうか、じゃあきっと彼らはしっかり『ビジネスクラス』だろうから、搭乗したらもう関わることは無いだろうな。

 

 

 

  ……と思っていたら、何と。

 

 

  機内でも「1ブロック」と言える中での対角線……二人が前方・私が後方(=トイレ側!)……で互いを確認して手を振り合う、という状況。

  

 

 

  とは言え機内で絡むことは一切無かったのだけれども、本当の奇跡は降機後に起こる。

 

 

 

  搭乗前に彼らと「国内線に乗換」の話になり

 

 

  「6年振りだから、

 

  日本のハイテクについて行けるかどうか不安」

 

  …という話と同時に

  

 

  「以前、乗り換えで

 

   ギリギリの時間を組まれたのに

 

   国際線が遅れて中部空港を

 

   係の人達と『十戒』の勢いで駆け抜けた」

 

 

 

  こととか

 

 

 

  「今回も

 

 (羽田乗換としては)

  ギリギリの時間だったので

 

  事前に電話して

 

  (国内線を)

  一本遅い便にしてもらった」

 

 

 

  …というような話をしていた私。

 

 

 

 

   何と。

 

   先ず、今回『も』国際線が遅れたのであります。

 

 

 

  「悪天候で順番待ち」……だったと思うが、先ず出発が一時間くらい遅れ、それでも機長さん達が頑張ってくれたお陰?で日本には30分弱の遅れで到着となった。

 

 

 

  いやもう、その段階で「最初のスケジュールだったら完全アウト」だった訳で、その時は本当に

 

 

 (あの時の)

  「自分を褒めてあげたい!」

 

 

 

  …という気持ちになった私だったのでありますが…!