とうとう! ビザ電子化が具体化するんだって~! ㊥‐2 ヤッパリ、有能過ぎ?た『市民相談所』 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

  

 

 

  『月曜日~金曜日 朝10時~午後4時』

 

 

  … 我が街『相談所』の開店?時間。

 

 

 

  全国共通なのかもしれないが、コレじゃあ「普通のサラリーマン」なんて先ず相談に来れないよな~、とつくづく思う。

 

 

 

 

  何より、コノ国ではGPとかも含めこういう「受付」に行くと、待っている人が全く居ないのに

 

  「今日は忙しいのよぉ~!」

 

 

  …なんて言われて『後日』に回される……という事が「普通」にあるのがコノ国。

 

 

 

 

  その日の『相談所』の「受付」=待合室も誰も待っていなかった。

 

 

 

  感じの良い年配の女性(同年代?)に持参した資料(=政府の公報をプリントアウトしたもの)を見せながら

 

 

  「この件に関して

 

  直接面接して

 

  相談したいので、予約したい」

 

 

  …と伝えると

 

 

 

  「先ず『用件』について

 

  (相談員の誰かと)

   話した後じゃないと、

 

  『次』の面接(予約)は取れないのよ~」

 

  …と言って来た。

 

 

 

  基本「ドロップ・イン」=即対応の場所なのでね、と。

 

 

 

 

  あれえ? そんな所だったっけ?……とちょっと困惑した私。

 

 

 

  とにかく。

 

  じゃあどうしろって言うんだ?……と考えていると、その女性が

 

 

 

 「……だから、

 

  『今から』

 

  誰かと(『用件』を)話す?」

 

 

 

 

 

  いやいやいや、だったら

 

  「取り敢えず『用件』を聞いた後で

 

  以後の予約をするシステムだから、

 

  今ちょっと大丈夫?」

 

  …と言うだけでエエでしょうが!??

 

 

 

 

  「はい、御願いします」

 

 

  「そう、じゃあその間、

 

  これに記入していてね!」

 

 

 

  …そう言って書類(=名前や住所等を書くだけの紙)を差し出して彼女は何処かに消えた。

 

 

 

  私が受付の机でそれを記入していると、極普段着の若い男性が入って来てウロウロし始める。

 

 

 

  ああ、彼も私と同じような感じなのかな?……と思っていると

 

 

 「あの~、そこのボタン、押してくれる?」

 

 

 

  一瞬「は?」と思ったが、それは受付に誰も居ない時に押す「呼び出しボタン」の事だった。

 

 

  書いている私の直ぐ横にあった(と言うか、基本的動線的にヘンな位置にあった!)ので、自分で押すのをためらったらしい。

 

  見かけに寄らず(失礼)紳士だった??🤣

 

 

 

 

  結局彼はまさに「予約」の人だったようで、直ぐ出て来た男性相談員と一緒に個室に入って行った。

 

 

 

  その後受付の女性が戻って来て、私の書類を持ってまた何処かに消えた。

 

 

 

 

  やれやれ、誰も居ないのにどの位待つのかな……と思いつつ座っていたのだが、直ぐ目の前で優しそうな女性の声がした。

 

 

 

  「こんにちは~、

 

   では、こちらに来てくれます~?」