因みにその日「ジョー2」と私は「挨拶」以外の会話は
…ほぼゼロ!
元々私は仕事中は殆ど話をしないし、「ジョー2」も仕事中の
「読み上げ」
…の時以外はひたすら……ホントひ~た~すら、「ジュリー」と喋り続けていた、まさに
「オバちゃん度100%」。
その仕事具合は……もちろん「私が見る限り」だけれども……彼女自身が話していたように、彼女の経歴の中では「料理」が基本で「製菓」(こちらで言う「Baking」)の方はそんなに得意ではないな……という印象があった。
もちろん、そこらの(特にコノ国の)「カアちゃんの趣味」に比べたらかなりマシとは思うが、何と言うか……???
それが「心の中」で済まず一々の「読み上げ」をしなきゃやっていられないんだろうな……ということと、しょっちゅう
「え~っと、コレ、どういう意味?」
…って感じで「ジュリー」に聞いていた。
そも『カミ』のレシピの書き方が(特に素人には)判り難く、且つ書き方に一貫性が無い……ということもあるが、いわゆる「菓子作り」を一通りやっているなら理解出来るよね?……というレベルだと、私は思う。
まあ、そも学習というものに「基礎」というものを求めず、いわゆる「天才」=その場の思い付きの方を重視する国だから、結局「自分の十八番(オハコ)」以外はナニも出来ない、ナニも知らない、知ろうともしない!……というのが普通の人達だから仕方ないんだろうな……とは思うけれども。
「技術」以外の事で言えば、その行動も
「コノ国のヒトだな~!」
大声でレシピを読み上げながら
「え~っっとぉお~!
〇〇わあ~っ、何処かしらあ~……」
…という調子なので(道具の「自前」という意識が無いのもコノ国の料理人らしいと私は思う!)例えば黙って「〇〇」を横に滑らせてあげると
「あ、ああ、あらあら~!」
(モロ「あら、ここにあったわぁ?」という口調)
…と言って使った後……は、まさにそのまま
…使いっ放し……😅😅😅!
それでも結構「コノ国あるある」の
「コレはもう自分のモノ!」
…と言うよりも、
「用が済んだら(その存在を)直ぐ忘れる」
…というもう一つの「コノ国(のヒト)あるある」、放り出されたソレを私がコソッと取り戻しても全く気が付いていなかったけどね……!
更に「オバちゃん」らしいと言うか
『会話』をしなかった相手は
「居ない」と同じ
…ということか?
その日最後の仕事を終え持ち場を片付けた「ジョー2」は、「ジュリー」とお喋りを続けつつ&別れの挨拶をしつつ……そのまま部屋を出て行った。
…あの~????💦
…まあ多分、私と同時に組むことは殆ど無いだろうから
「ま、ええか~!」
…と、心の中で呟いただけの私でありました……!