考えれば考える程気が重くなる訳 6年振りの帰省決定 ⑧ | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

  

  我が家の『家庭内カースト』が

 

 

   母 > 私

 

  …であり、

 

 

   姉 > 私

 

  …であることは先に書いた通り。

 

 

 

 

 

  ところがこれが「女三人」で会う(=「直接会う」こと)となるとちょっとややこしくなって……無理矢理表現すると

 

  

   母 ≧ 姉 >私

 

  …という感じになる。

 

 

 

  言わば(表面上の)『お世話係』である姉の態度が大きくなる、という感じか?

 

  特に「法事」を済ませ「会食」の場に移動すると、もうこっちのモノ?……という感じで自分の家族分だけサッサと頼み放題、そして会計はもちろん

 

  「はい、払って!」

    (と、母に勘定書を回す)

 

  …で終わり、その後母を送り届けたら自分達はサッサと帰宅、となる。

 

 

 

 

  そして、姉と……ある意味母も……凄いな~、と思うのは、その場に「義兄」が加わると途端にその場の方針が「義兄中心」になること。

 

 

 

  普段から「異性」が側に来ると見事に声と態度が反転する二人だから驚きはしないが、更にそれに加え

 

 

  「イザとなったら世話になるだろう男性」

 

 

  …には『無意識の意識』で直接抵抗出来ないと思い込んでしまっている根はガッチリ古い考えの母と、そういう場で「義兄」の言う通りにしていれば家庭内安定=自分の立場も良くなる、とこれまた『無意識の意識』で思い込んでいる姉によって、「四人」になると権力の公式?はいきなりこういう感じになる。 

  

 

   義兄 > 姉 > 母 > 私

 

 

  (因みに義兄は時には「その場」の会計を一人でサラッと払ってしまう事もあるヒトではある……あ、また誰かの顔がっ……!🤣)

 

 

 

  ま、私と義兄は会ってもお互い「殆ど無視」状態だから別にどうでもエエのだけど、

 

 

 「だからこそ!」

 

 …という「無意識の対抗意識」で姉と私に対する母の「事前」の仕切りがよりうるさくなるから振り回される方はたまったもんじゃない。

 

 

 

  自称『熱心な仏教徒』である母だが、私が6年振りで参加する法事に孫である『ポチ』と『ハチ』(家族)は来なくていい!と言い出した「表向きの理由」は

 

 

 

  「『妊婦(=ポチ)

 

   赤ん坊(=マル)

 

   何かあったら困る!」

 

 

  …だそうだ。

    (注;「ポチ」は7月出産予定)

 

 

 

  この理由、私が居て欲しくない場には

 

 

  「赤ん坊(子供)には大変な場所だ、

 

  だからキミには赤ん坊(子供)の世話がある、

 

  だからボク一人で行く!」

 

 

  …という「正当な理由」を持ち出していた人間と同じ発想、と言えるだろう。

 

 

 

  そう、それはつまり『本性』=「本音」は別の所にある、ということが『丸見え』なのだ……!