実際、今回の「法事」でも母の『遠隔操作』(=『命令』の細かい内容のこと)の内容は滅茶苦茶、でしかない。
まあ、私としては「それが普通」という相手だし、『母という人』を知り尽くした今は
「ああ、(やっぱり)そう来たか!」
…という程度のものでしかないのだけど。
今困っているのは私と母との「中継地点」であり且つ実際の「お膳立て」をする立場である姉が、母のそういう『命令』に一々パニックになって振り回され、その対応方法や愚痴をこれまた一々こっちに「報告」して来ること。
ホント、ある種姉は母以上に「世間知らず」……この春やっと小学校を卒業した人間(だから時間は出来たハズなんだけど)だから、持ち掛けられるこちらとしては
「エエ年こいて、ナニやってんの?」
…でしかない。
こちらのアドバイスを求めはするが、折に触れ根っこにある「マウンティング気質」も出て来るようで、私の基本スケジュールに対して
「(北海道の)空港には夜遅く着くけど、大丈夫ですか?」
とか
「母の所に行くには
ホテルからタクシーなら高いから、
電車に乗って★★駅で降りて
そこから乗った方がイイですよ、
本数は少ないけどバスもあるから」
とかいう「有難いアドバイス」をして来たりするから笑ってしまう。
いやいやいや!
そも、アナタ自身が空港まで迎えに来てくれた事なんて、母が最初に移転した直後に子供達と来た時の一回以外、無いよね~?
それも、私の方から
「(姉の)家の場所が良く判らないから」
って御願いしてやっと……だった訳で、それでもギリギリまで
「面倒臭い、タクシーで来ればいいダケじゃん」
…って言っていたのは誰だっけ?
「タクシーは高い」って話にしても、じゃあアナタが車で送迎してよ!……と言いたいところ。
(それ以前に、私が呼んだタクシーにアタリマエのように同乗して、着いた途端に一人サッサと降りて行ったヒトは誰だっけ~???)
だが、当人は徹した他力本願、北海道人としては珍しく「免許ナシ」……だが、運良く?車持ちの男性と結婚したお陰で依存体質に拍車が掛かり
「車の助手席ってもんに慣れるとさ~、
バスとか乗るのって、
面倒臭いよね~?」
(だから母の所にも義兄が都合のつく時「しか」行かない!)
…と笑顔で堂々と言って来たのは、確か同じ人物だと思うのだけどね~???