考えれば考える程気が重くなる訳 6年振りの帰省決定 ③ | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

  実際、今回の「法事」でも母の『遠隔操作』(=『命令』の細かい内容のこと)の内容は滅茶苦茶、でしかない。

 

 

  まあ、私としては「それが普通」という相手だし、『母という人』を知り尽くした今は

 

 

  「ああ、(やっぱり)そう来たか!」

 

 

  …という程度のものでしかないのだけど。

 

 

 

  今困っているのは私と母との「中継地点」であり且つ実際の「お膳立て」をする立場である姉が、母のそういう『命令』に一々パニックになって振り回され、その対応方法や愚痴をこれまた一々こっちに「報告」して来ること。

 

 

 

  ホント、ある種姉は母以上に「世間知らず」……この春やっと小学校を卒業した人間(だから時間は出来たハズなんだけど)だから、持ち掛けられるこちらとしては

 

  「エエ年こいて、ナニやってんの?」

 

  …でしかない。

 

 

 

   こちらのアドバイスを求めはするが、折に触れ根っこにある「マウンティング気質」も出て来るようで、私の基本スケジュールに対して

 

 

 

  (北海道の)空港には夜遅く着くけど、大丈夫ですか?」

 

  とか

 

  「母の所に行くには

 

  ホテルからタクシーなら高いから、

 

  電車に乗って★★駅で降りて

 

  そこから乗った方がイイですよ、

 

  本数は少ないけどバスもあるから」

 

 

 

  とかいう「有難いアドバイス」をして来たりするから笑ってしまう。

 

 

 

  いやいやいや!

 

 

  そも、アナタ自身が空港まで迎えに来てくれた事なんて、母が最初に移転した直後に子供達と来た時の一回以外、無いよね~?

 

 

 それも、私の方から

 

  「(姉の)家の場所が良く判らないから」

 

 

  って御願いしてやっと……だった訳で、それでもギリギリまで

 

 

  「面倒臭い、タクシーで来ればいいダケじゃん」

 

  …って言っていたのは誰だっけ?

 

 

 

 

  「タクシーは高い」って話にしても、じゃあアナタが車で送迎してよ!……と言いたいところ。

   (それ以前に、私が呼んだタクシーにアタリマエのように同乗して、着いた途端に一人サッサと降りて行ったヒトは誰だっけ~???)

 

 

 

  だが、当人は徹した他力本願、北海道人としては珍しく「免許ナシ」……だが、運良く?車持ちの男性と結婚したお陰で依存体質に拍車が掛かり

 

 

 

 「車の助手席ってもんに慣れるとさ~、

 

 

  バスとか乗るのって、

 

  面倒臭いよね~?」

 

  (だから母の所にも義兄が都合のつく時「しか」行かない!)

 

 

 

 …と笑顔で堂々と言って来たのは、確か同じ人物だと思うのだけどね~???