私の『地雷』かも? 2 …オトコとオンナは即「下半身」? | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

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 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

  全くもうっ!!

 

 

 

  …『ジュリー』の(ホンマに)邪心のない笑顔を観ながら、私は彼女に「どう」言ったら一番良いか、ということを脳内高速回転して考えていた。

 

 

 

 

 と言うか、先ず私はそれよりも少し前、やはり『カミ』で起こった時のことを思い出していた。

 

 

 

  皆さんはこの話(👇)を覚えているだろうか?

 

 

(前半👆 後半👇)

 

 

 

 

  この話の「後半」にある修理を頼んだ「友達」というのは男性だった。

 

 

 

  御近所付き合いから友人となった人で、器用な上に本当に信じられないくらい誰にでも親切でフットワークが軽いので、私の周辺の友達は皆一度は世話になった事があるような人である。

 

 

 

 

 

  その「彼」がブツであるワゴンを職場に取りに来た日のこと。

 

 

  その場に居たのは私と『ジョー』、そして『ピーター』の三人だけ(『ジュリー』は先に帰っていた!ラッキー⁉)で、当然のように彼が車にワゴンを積み込むのを『ピーター』が手伝った。

 

 

 

  それだけで友達は直ぐ帰って行ったのだが、ふと気付くと「ピーター」が妙にニヤニヤしながら私に向かって何かを言った。

 

  聞き取れなかったので「は?」という感じで聞き返すともう一度言ったのだが、どうも

 

 

 

  「で、アレが君の

 

  『ボーイフレンド』なんだね?」

 

 

  …というようなことを言ったのだ。

 

 

 

 

  御存知だろうが、英語では

 

  『ボーイ(又はガール)フレンド』=『恋人』

 

  …である(「ただの友達」は『フレンド』)

 

 

 

 

  こういう時の「普通の日本人」はどうも表情が弱いと言うか、日本人同士なら直ぐ判るくらいの「不快」な顔をしても直ぐには理解されないことが多い。

 

  と言うかとにかく『口』でハッキリ=露骨に「反論」しなければ気付かない、と言ってもいい。

 

 

 

 

  その時もそうだったようで『ピーター』も再びしつこく

 

 

  「で、いつから付き合っているの~?」

 

 

 …というような事を言って来たので、私はより一層のつもりで「不快」を顔に出したのだが、彼はニヤニヤ顔を止めなかった。

 

 

 

  それでもその時は『ジョー』が直ぐ気付いて

 

 

 「ちょっとアンタ、もう止めなさいよ!」

 

 

 

  …というようなことを言ってくれたので大事にはならなかったのだけど……ど、である。

 

 

 

 

  『ジュリー』の顔のアップでその時の私には『ジョー』や『ピーター』の顔を見ることは出来なかったが、背後で彼らは心の中で叫んでいたかもしれない。

 

 

  「ジュリー、もう止めろっ!💦」

 

 

 

  …と……!