河図洛書の伝説2

 

洛書と九星について

紹介したいと思います。

 

河図洛書ってなに?

河図洛書についてはこちら

※参考: 河図洛書の伝説1

 

この洛書は甲亀から与えられた数字で

「二と四を前足」「六と八を後ろ足」

「左脇が三」で「右脇が七」「九を首一が尾」

その甲羅を示しています。

『太乙金鏡式経』より

 

洛書図の「点の数」を数字に直すと

九図ができあがる。

 

 

この数字は縦横斜めに加算しても15になる

天と地の陰陽数 の魔法陣

 

天と地の陰陽といえば!! 「易」の八卦ひらめき電球

 

八卦(はっか(はっけ))とは!

 

天と地の間に6つの卦が存在する「易」の思想

乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤

(けんだり しんそん かん ごん こん)

の八文字が八卦です。

八卦は「正象」と言って自然と対応する。

 

 沢・火・雷・震・風・水・山 

(てん たく か らい しん ふう すい さん ち)

 

 

この魔法陣が易の卦に対応すること

「九宮」の星の意味が生まれ

「五行、方位、時刻や季節」が配置されますアップ

 

「出生の九気(九宮)」

現在や未来の九気(九宮)を比べることで

 

吉凶や運勢が見えるようになり

悪いことを避ける道や

良いことが訪れる道への

開運の方法が判明しますひらめき電球

 

八卦の構造を知らないと

九宮が見えてこない。

 

「八卦」とは何だろうか?

 

八卦(はっけ(はっか))は、

古代中国から伝わる易における8つの基本図像。

 

八卦の「卦(か)」とは

易を構成する記号。

 

理解を図にしてみました。

 

太極は絶えない活動から

光と影、陰と陽が生まれます。

 

記号は「」(こう)と呼ばれる横棒

陽を長い線(―)

陰は短い線二本(ーー)

 

卦(か)とは「2進法」で表現された「(こう)」の記号です。

 

陰と陽の記号は 0と1 の2進法

コンピューター言語と似ています。

この2つの棒で世界万事象を表現する世界。

 

陰と陽の二つの卦(か)、これが「両儀」

世の中のあらゆる動き働き事象は

この生まれた陰と陽に支配されています。

 

この世には

白か黒かの両極端なものは少ないわけで

様々なエネルギーが振動しています。

 

は「強い陽」(太陽)と「弱い陽」(少陽)に

も「強い陰」(太陰)と「弱い陰」(少陰)に

四つに分けてしまう。

これが「四象」

 

八卦は太極(1)から両儀(2)から四象(4)が生じ

四象の太陽少陽・太陰少陰を

それぞれ陰陽にわけると

8つの卦が生成されます。

この8つの基本図象「八卦」です。

 

 

こんな感じです。

 

 

 

記号の八卦についた名前が卦名です。

乾、兌、離、震、巽、坎、艮、坤

 (  けんだり  しんそん かんごんこん)

 

八卦は万物事象を表すのでいろいろな象形を表します。

 

自然 を表すと

乾=天、兌=沢、離=火、震=雷、巽=風、坎=水、艮=山、坤=地

(説卦伝3)

天・沢・火・雷・風・水・山・地

(てんたくか らいしん ふうすいさんち)

 

この自然を五行にあてると

乾、兌、離、震、巽、坎、艮、坤

((天・沢)・火・(雷・風)・水・山・地)

 

乾、兌=(天、沢)(金星)

  離 =  火 (火星)

震、巽=(雷・風)(木星)

  坎 = (水) (水星)

艮、坤=(山・地)(土星)

 

 

人間関係(家族構成) を表すと

乾=、坤=

震=長男、巽=長女

坎=中男、離=中女

艮=少男、兌=少女

(説卦伝10)

 

 

方位を 八方位 として表すと

北(坎)、北東(艮)

東(震)、南東(巽)

南(離)、南西(坤)

西(兌)、北西(乾)

となります。

 

 

河図洛書への要!! 九星音譜を表すと

 

坎(一白)・ 坤(二黒

震(三碧)・ 巽(四緑

<中宮五>

 乾(六白)・ 兌(七赤

 艮(八白)・ 離(九紫

 

『黄市丸官経』より

坎一・ 坤二・ 震三・ 巽四・

中宮五

 乾六・ 兌七・ 艮八・ 離九

 

かん① こん② しん③ そん④ 

ちゅうぐう⑤

けん⑥ だ⑦ ごん⑧ り⑨

 

となります。

 

この不思議な数列に

坎一・ 坤二・ 震三・ 巽四・ 中宮五・ 乾六・ 兌七・ 艮八・ 離九

に従って卦名を対応させると

 

『洛書列卦図』 となります。

 

 

空白は洛書では⑤である。

 

ん?

 

8つの八卦が9つの九数図に?

八卦には⑤が・・ないあせる

 

⑤はどこか?

 

⑤は五黄土星の五

洛書列卦図では真ん中の空欄の位置

 

『洛書列卦図』「五行」で表すと

乾、兌=(⑥、⑦)

(六白金星・七赤金星)

   離 = ⑨ 

(九紫火星)

震、巽=(③、④

(三碧木星・四緑木星)

  坎 = ① 

(一白水星)

艮、坤=(⑧・②・⑤)

(八白土星・二黒土星・五黄土星)

 

 

<洛書列卦図のイメージ>

 

木(雷・風) と 火(太陽)

 

ーーー 土(山・地)ーーーー(地面)ー

 

水(河川) と 金(天・沢)

 

 

まさに定位の九図は世界万象をあらわしている音譜

 

方位を合わせたものが

気学や風水で命盤として

オフィスにはお守りとして飾られていたりする魔法陣

ここでは五は太極(タオ)の位置である。

 

 

まとめると!!

 

見事なバランス

美しい!

陰陽五行と八卦の力ってすごいアップ

 

この1枚の不思議な数字の並びと

九つの神様が宿る部屋(九宮)と

五行の時空が掛合わさることで

様々な運勢や卜占法が生まれ面白いほど

具体的に当たってしまう。

 

 

 

参考:シンクロニシティ 五術と卜と周易

 

参考:陰陽五行 十二支と方位

 

易経

 

九宮の定位である八卦

八卦は「易経」では

二つ(内卦・外卦)重ねて

8×8=64 

64個の「卦」とし、

この世のあらゆる事象をあらわす。

 

人の感情や希望不安とは全く関係ない

ただそこにある世界。

 

易は

無意識に近ずくことができる道(道具)だそうです。

 

人生の底流にある構造を示し時の流れを教える。

 

シンクロニシティを唱えたユングも易を学び

病の治療でも易を使ったとびっくり

 

明治の漢学者「根本通昭」は

「易を知らざる者、宰相たる資格なし」と言った。

 

(参考:ビジネスパーソンのための易経入門)

易占を学びたくなりました。

 

その前に!!

 

中島先生の九星気学講座

↑九星気学基本の「キ」(動画)

 

受講している3回講座は次回が最終回びっくりアップ

 

九星気学の醍醐味は

年運勢や方位吉凶にあらず!

 

前回は

「天縁法」の三盤卦けの奥儀

教えていただきましたあせる

卜占での鑑定方法

タロットのように

ひとの願いや今迷っている悩んでいること

占的を決めて鑑定する占術を学びました。

 

講座での実践鑑定では

バシバシ見事に当たっていてあせる

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新境地でした。

 

そして

次回はいよい『四盤卦け』 という

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まだまだ深い理解や消化には

時間かかりますがキョロキョロあせる

 

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参考

中島多加仁先生の教え

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ビジネスパーソンのための易経入門(岡本朿郎氏)

Wikipedia

更新:20200531