陰陽五行と干支3
方角と方位って使い分けできますか?
十二支では使い分けていて、方位が正しいです。
方角は何か目安(東京タワーの北など)に対していいますが
方位は「方位の基準」で決めます。
基準は「子午線」と決まっています。
「子午線」
地球の赤道に直角に交差するように両極を結ぶ大円である。南北線・南北圏とも言う。
(Wikipedia)
文字通り
十二支の「子(い)」と「午(うま)」を結んだ線です。
「子」が真北 「午」が真南です。
子午線に対して東西線を「卯酉線(ぼうゆうせん)」と呼ぶ。
十二支と方位は密接なんですね。
<方位>
五行の「水」が北にした五行が上図です。
紫色の玉が「十二支」
北を「子」として右回り(時計回り)に
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥 12種類
360度÷12=30度で12方位が決まります。
いちばん外側の黒と赤の四角が「八卦」
坎・離・艮・兌・乾・坤・震・巽 8種類
360度÷8=45度で8方位が決まります。
上図の八卦の赤色の四角の文字4つ(艮・巽・坤・乾)は
その方角に対応する「十二支」を合わせ読みします。
丑(うし)+寅(とら)=艮(うしとら)
辰(たつ)+巳(み)=巽(たつみ)
未(ひつじ)+申(さる)=坤(ひつじさる)
戌(いぬ)+亥(い)=乾(いぬい)
「十二支」と「八卦」をあわせると
12方位+8方位-4方位=16方位
上図の紫と赤をあわせた16方位が決まります。
※緑で記した方位中央の東西南北いれて16方位
さらに!
「十干」(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類)に
土に対応する「戊」と「己」は方位がないので
除いた8つの十干に方位があります。
水=壬(陽)・癸(陰):北
木=甲(陽)・乙(陰):東
火=丙(陽)・丁(陰):南
金=庚(陽)・辛(陰):西
「十二支」+「八卦」=16方位と「十干」8方位を合わせると!
16方位+8方位=24方位
下図のように複雑ですが。。
「子」から「卯」までの90度の中に6方位が決まり
360度÷24=15度 で24方位が決まります。
二十四方表(Wikipedia)
十二支の陽(白)陰(黒)
五行に対応した十干(黒:水、緑:木、赤:火、白:金)
いちばん外が「八卦」(坎・離・艮・兌・乾・坤・震・巽)