7/6(金)、7(土)、8(日)の3日間、シーモール下関では 2012海峡映画祭が行なわれました。
上映作品の中心は今年も、そしてなんといっても下関が舞台の『チルソクの夏』(2003)です。
その関連イベントも数多く催されるということで 7(土)、8(日)に出かけてきました。
どのイベントにも50代前後の方でしかも映画にかかわりのありそうな方が多く見受けられ
りんぞうがその中でアピールを行なえばかなり浮いてしまうだろうことはわかっていました。
7(土)。
カモンFM公開生放送中の『チルソクの夏』 トークショー①には
佐々部 清 監督、高樹 澪さん、臼井プロデューサー他出演者の皆さんが。
今にして思えば 作品が最も触れてくる、自分の心の秘められた弱い部分と、
どなたも美男美女でいらっしゃるゲストの方々のきっぱりした感じにギャップを抱いていたのですが...
それが言葉になった質問、
『あえて7月7日にチルソクを観たり、お友達にご紹介なさることはありますか?』
と聞かせていただきました。
あとでこの質問は(そんなの当たり前やん)ということが判明するのですが
郁子(主演)役のおひとり、高樹 澪さんからは
『出演作の中で最も好きな作品で毎年観ており お友達にも(ご)自分でDVDを買って勧めている(いらっしゃる)。』
ことを教えていただけました。
佐々部監督は『チルソク』 のことをスロームービーとも言われてました。
ものすごい眠気をコーヒーと栄養ドリンクで抑えながら19:30~ の交流会に備えました。
他の方のようにお友達同士やエキストラ出演した関係で出席するのではなく
はっきり言って女優さんと触れ合いたい一心だったので
取り残されても気にせずに 少しガツガツしていこうと思ってました。
交流会スタート。
ご歓談中の高樹 澪さんに『お話させてください♪』 と割り込む形で。
りんぞうが高校時代陸上部に所属しながらチルソクとは全く逆の方向に逆の性質の思い出を作ったこと、
すなわち高2の夏に下関から横浜へ自転車で走った際の出会いのお話を聞いていただきました。
もしかしたら退屈な話だったかも知れませんが、澪さんはお話を膨らませてくださいました。
ありがとうございます。
嬉しかったです。
しかし、こういう場の華、女優陣は奪い合いです。
少しタメを作ると、いや作らなくてもすぐに勢いのあるお客さんに持っていかれます。
めげずに 藤村 巴 役の女優さん、桂亜沙美さんのご歓談中に割り込みました。
そこでは、自分のみならず 県外の他の地域の女の子まで『チルソク』 にかなりハマってらっしゃったお話をすると
ものすごく喜んでくださいました。
桂亜沙美さんも高樹 澪さん同様、温かいのに自分と同じ人間とは思えないくらい綺麗な方です。
その後、木川玲子役の美しい女優さん、三村恭代さん(みむらたかよさん)とも待望のお話ができ、
温かく撮影にも応じていただけました。
ありがとうございます。
共通の話題は同じ作品を見たということだけで、何かをいっしょに体験したわけじゃないというのに
りんぞうが触れ合う方はどなたも温かく波長を合わせてくださったのが本当に嬉しかった。
高樹 澪さんの貴重な生のお歌を拝聴して、一足先に会場を去りました。
※~録音より~は特別プログラムにより該当プログラムの放送がなかったためお休みします。ごめんなさい。
STARBUCKS に居るように#152
〔田中慎弥さん〕
チルソクの夏交流会にはスペシャルゲストとして田中慎弥さんもいらっしゃってました。これはチャンス!浅はかな自分を晒しつつも 田中さんに言葉をぶつけるチャンスです。偶然、田中さんがおひとりになってらしたタイミングに気づいて『田中さん。』 とごあいさつに行きました。スタージェスホールの あの1st 対談の客席でならきっちりした質問を用意していたのですが 今 という瞬間にはそれをほとんど覚えていません。何でこんなに陳腐なことしか思い出せないんだろうな?不勉強だな... 。けれども、受賞作への2つの質問に 田中さんは冷静に取り合ってくださいました。田中さんは周囲への言葉の力の熟知や、そして気遣いも自由自在な方でいらっしゃり、この場では とにかく穏やかな方(かた)だなという印象を抱きました。りんぞうとしてはあのスタージェスホールのときから、とにかく田中さんの心に引っかき傷を残すことが目的のはずだったので、あとになればなるほど 悔しいな.. という思いが湧き上がってきています。