この物語ハッピーエンド ずっと私を呪って | 走り巫女記

走り巫女記

独身アラサーが好き勝手書いてる。ビギナーライダー。生まれ変わったらみちょぱになる。


SRとDSと小田原ツーリングしてきた。

やっとバイクの季節になってきたね〜〜

SRといつもの場所で待ち合わせ、DSと大磯で合流し、まず向かうは小田原港。


空も海も富士山も美しい!走っているだけで気持ちいい!
久しぶりの3台ツーリングは快調の滑り出し。

乗り出して間もなく目と鼻の先、小田原港へ到着。

目的は魚市場食堂。
何度も行ってる小田原だけど、ここは一度も入ったことない、早川港の2階にあるこちらのお店。

まだ11時過ぎだけどこんなに人がいる……


駐車して、いざ行列の最後尾へ。


わたしたちも大人しく並んで……

いられるはずもなく(?)


始まる寸劇、

その名も


小田原卍リベンジャーズ



レザーとサングラスを着用したことで、なにをどう勘違いしたのか、
"その道の人たち"を一生懸命演じるわたしたち。
粋がってるけど、どう見ても下っ端なんだよなぁ……


何が面白いんだか、楽しそう。
こんなことで時間がつぶせるからマスツーは良い。


30分くらい並んで中に入れた。

直前で売り切れた限定の「小田原丼」を泣く泣く諦め、次点で豪華(そうに見える)海鮮丼の食券を買って着席。


こころなしか「ヤ◯ザの事務所」っぽい食堂。(怒られるぞ)



こんなことしてるうちにやってきました海鮮丼!


ものすごい量。
お魚がどれも新鮮で豊富で美味しかった〜満足。

これには下っ端もにっこり。


そのあと早川港内で遊ぶアラサー。


???「今ぁ準備運動が終わったトコだ」



???「2万人連れてこい!!」



土砂降りの夜に 誓ったリベンジ





ああ、弱そう。



このあと、まじでイカついレザーのオジさま(たぶんライダー)が横を通り過ぎたんだけど、
わたしたち ひよって挨拶しなかったから、あとでシバかれると思う。





ひとしきり騒いだあと酒匂海岸へ。




ここでも尾を引くリベンジャーズ。








浜辺に降りているみたいだけど、ここはれっきとした駐車場です。(岩の奥を下っていくと浜辺)



髪の毛の靡き具合でわかる通り、強風で砂まみれになり、もう大変だった。
こんな時間に付き合わされているバイクが可哀想。


さすがに暑くて死にそうだったので、少し早いけどデザートタイム。

SRが探してくれたのは、
中村川沿いの住宅街、やや奥まった場所にあるジェラート屋「Cachette」さん。

これは知らなければとても見つけられない。


靴を脱いで寛げるスペースがあったので、ここでいただいた。


※全員髪の毛バッサバサです。


それぞれ違う味をタブルで注文。
わたしはカシスと柑橘はちみつ味にした。

カシスは香り高く、ダークチョコレートが入っていて濃厚、柑橘はちみつはさっぱりとして食べやすく、暑い季節に最適。

みんなのも一口ずつもらったけど、どれもおいしかった。
ひとつひとつの味にこだわりが感じられる、高品質のジェラートだ。


こうして涼んでもなお、外の日差しを見るだけでうんざり。 
春っていうか、もはや夏だよ。


ふらふら走ったあと、妹が教えてくれた
ブルックス ショップ&カフェへ行ってみることに。


ブルックコーヒーの工場に隣接する直営店だからか、コーヒーが安くて驚いた。普通のカフェでは頼めない価格。
いつもブルックスのコーヒー飲んでいるから知っているけど、もちろん味もおいしい。

窓辺の席はなんと足湯になっていた。

普段は足湯とかあまり使用したくない方なんだけど、
あまりに疲れていたので、浸かってみたら思いの外熱くてきもちよかった。


海でバカみたいに大騒ぎしたかと思えば、
ひとたび腰を下ろすと疲労で口が回らず、一言も話さない。

全員、躁鬱なのかもしれない。


お疲れSR。ほんとに寝てた。



しばらく休んでから、ここから近くの"はだの桜みち"を通ってみたが、一分咲といったところだった。

またの機会に見に来よう。



SRをこのまま車検に出すということで、閉店時間になる前にここで解散。

桜は残念だったが、非常に楽しかった。



季節の変わり目を感じた時、
ノスタルジックで懐かしい気持ちになったり、
メランコリックにもの悲しくなったりするのはわたしだけではないはずだ。

どちらにしても季節の変わり目って感情が揺さぶられるし、情緒を乱す感覚※が心地いい。
※平安でいう「あはれ」、令和でいう「エモい」ってやつね。


ひとりでいろんな場所に行くことも好きだけど、
見る景色や空気、過ごす時間、食べ物の味を、誰かとその場で共有できるのって、やっぱりいいよね。


と思った週末でした。