2月6日夜明け前の3時28分、獅子座満月です。
2月に入りましたね。
寒さは少し緩んだ気がします。
節分、立春を過ぎ、
季節は着実に春に向かっています。
満月は満ちたところからの手放しのタイミング。
獅子座月のサビアンシンボルは「祭服を着ていない聖歌隊」。
ボランティアの聖歌隊とのことで、
利益を求めない純粋で神聖な心で
人々との楽しみを共有する事とあり、
実は私のアセンダントはここにあります。
日常のささやかな幸せを大切にする。
純粋な心での人との共同の楽しみを味わう。
安定した社会活動の穏やかな喜び。
仲間との絆や調和的なあり方から多くのものを得る。
奉仕的な仕事などの意味があります。
身近なパートナーシップや相続、継承、
深い感情を表す8ハウスにありますので
身近な関係性の相手と共同の楽しみを味わうことで
安心する時と言えますが、
そこに相対する水瓶座太陽のサビアンシンボルは
「ガードをしている番犬」。
周囲との境界線を引き直す。
個人の生活を守るための手段を工夫する。
心霊的な力や魔術的な力から自分や身近な人を防衛する。
組織の暴力に対して自分を守る事。
人権侵害問題や防犯、ネットワークセキュリティなどに詳しくなる。
物心両面での防衛が必要ということで、
2ハウスは経済活動や所得、収入なども表すことから、
そういった面での防衛を目的とすることが求められる時となります。
そこに更に牡牛座天王星が葛藤の90度を投げかけ、
Tスクエアという三角形ができています。
昨今強盗などの事件が盛んに取り沙汰されて、
世相の荒んだ様相が明らかになっていますが、
5ハウスの天王星が人々の鬱憤を表していて
それが不安定な感情、私生活の急な変化、
反逆性、突然の損失や災害の可能性を示唆している。
それを踏まえた防衛と考えてもよさそうです。
結果、善意で無垢な関係性をガードする目的意識が浮上します。
この緊張感を調停するのが双子座火星。
6ハウスにあるので、まさに自己管理意識の高まりです。
知性を使って自己防衛、
管理を行う事に熱中するが良い時となります。
太陽の近くにはノーアスペクトの水瓶座土星があり、
こちらも2ハウスにある事からシビアな経済状況が伺えます。
経済状況の危機感からの荒んだ人々の心。
そこを乗り越える一つのヒントは
山羊座水星かもしれません。
水星は1ハウスにあって
知性を機敏に発揮し現実的に判断、
情報を駆使して対処しようとする姿があります。
そこに生産的アスペクト(セクスタイル)しているのが
3ハウスにある魚座海王星。
ひょんなことから良いアイデアが浮かぶ配置ですので
予測能力が高くなる。
自己の直感を活かしてくださいね。
海王星とセクスタイルセットの山羊座冥王星は2ハウス。
こちらも財政の極端さを表していますが
この状況から直感や予測能力が得られるとすれば
この機会を逃すべからずですね。
楽しみや趣味、愛情を表す魚座金星は3ハウスで、
快適、美的な環境、豊かな趣味、
会話、旅行や学びの楽しさを表しているのですが、
防衛に熱心な双子座火星とはタイトに葛藤しており
挫折や失敗、危うさに惹かれるという状態。
ですが金星には牡牛座天王星が生産的60度の角度で
面白い視点や広い交流、
自由なコミュニケーションや交友関係を表していますので、
適度に楽しめる時期かと思います。
人との距離感を大切にすると良いですね。
3ハウスにはノーアスペクトの牡羊座木星もあって
帰結先はないものの、情報知性の広がり、
社会動向に敏感なアンテナは持っていますので、
大いに活用して身を守っていきましょう。
意識してみてくださいね。
全天体順行期間は続行中。
ワクワクする事をどんどん始めてみましょう。
次回の蠍座下弦の月の星詠みもどうぞお楽しみに