【負担増!現場を混乱させるマイ(迷)ナンバー】なんでこんな制度始めたの?(; ・`д・´) | rinputamago3191のブログ

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マイナンバー(個人番号)って何かよく分からないけど、会社や役所なんかでよく聞く言葉ですよね。

 

マイナンバー制度は2016年1月から開始された制度です。

制度の目的は日本全国民に「認識番号」をつけて、社会保障や税、災害対策の3分野で個人情報を効率的に管理して、これらに関わる複数の行政機関が、個人情報を同一人物の情報として可能とするため、ということです。

 

マイナンバーは12桁の数字で、誰一人として同じ番号の人はいません。そのため万一同姓同名で誕生日が同じでも識別可能なわけですね。

 

このマイナンバーを「健康保険証」と紐づけ健康保険証の機能も持たせる「マイナ保険証」というものがあります。

 

このマイナ保険証への移行は随時行われているはずなのですが、健康保険証を持つ人の6%程度しか「マイナ保険証」への移行が進んでいません。

 

ヤバいと思った日本政府は2024年12月2日に健康保険証を廃止し、マイナ保険証への移行を促進する決定を昨年12月に行いました。

 

国民がやろうとしないので、強制的に移行させようという意図が見え見えに思います。

 

そもそも、マイナ保険証に移行するための手続きが「めんどくさすぎ」ます。

 

まず、マイナンバーカードを持っていないと手続きが始められません。

 

そして医療機関や薬局、マイナポータル、セブン銀行ATMで保険証としての利用登録を行います。

 

さらに、利用する医療機関や薬局でマイナ保険証の利用受付をします。本人確認、顔認証、情報提供の同意など、ここでもややこしい手続きをしてやっと完了となります。

 

誰が、こんなアホみたいに手間のかかる手続き利用しますか?逆にやった人エライですよね。

 

利用者が増えないのは、便利なサービスだと誰も思っていないからに他なりません。だから、国は健康保険証を強奪することにしたわけです。

 

では、医療現場ではマイナ保険証が大活躍しているのかと思えば、まったくそんなことはないようです。

 

マイナ保険証を利用した人の必要な個人情報が出てこなかったり、別な人の情報が出てきたり、保険適用が確認できず全額負担になったりと、医療現場は大混乱を起こしているようです。驚くべきことに、患者が亡くなった原因にもなったとか・・・。

 

いつだったか、国をあげてマイナンバーのミスがないか照合する作業を半年くらいかけてやりませんでしたっけ?それも、十分な成果が出てないということですかね?

 

ちなみに、私も仕事上マイナンバーを扱っているのですが、とにかく「無駄」が増えたという印象しかありません。

 

あっちの手続きでも、こっちの手続きでもマイナンバー12桁が必要になり、用紙の「その欄を埋めるため」だけに、マイナンバーを専用のシステムで管理し、数字を検索し・・・。

 

個人情報の漏洩のリスクは高まりましたし、無駄な労働時間を割く必要も出てしまいました。何なんですかね、この制度・・・。

 



 

 

では、なぜ国はマイナンバーを導入したのか、行政サービスの効率化のためではありません。政府の本音は、国民を管理・統制するため「国民監視システム」としての運用なのです。

 

「国民監視システム」は中国やシンガポールでは運用されています。

 

どんな制度化といいますと、たとえば中国では政府に批判的な人は海外旅行を禁止したり、列車やホテルの予約をとれないようにして行動を制限する緻密な仕組みになっています。

 

ちなみに、シンガポールは中国から「国民監視システム」をパッケージで導入した。

 

しかし、さすがに日本政府はそれは無理だったので、マイナンバーを導入したというわけです。

 

このような動きを見ていますと、日本もどんどん個人の自由を奪っていく国に変貌していくような気がしてなりません。

 

今後人口が減っていき、労働力が減り国力が減退していく・・・。そんな社会では国民を管理して労働資源を効率的に使用し、政府に反対する人は封じ込める必要があるから、というのが国の事情でしょうか。

 

近い日本の将来が心配になりました。

いろいろ思い入れを書いてしまい、今回も長くなってしまいましたのでこの辺りで。