【このブログに関連するお話は⬇️】
慰謝料は、原則一括で支払うものだそう。
ただし、被請求人(請求される人)の経済状況によっては、分割払いに合意しないといけない場合もあるそうです。
なぜなら、被請求人に慰謝料を請求する際、慰謝料を請求するタイミングと離婚するタイミングはほぼ同じ時期になり、
そうすると、離婚に伴い相手の財力が低くなることから、一括払いの場合、慰謝料の金額を相場よりもやや低めに設定する場合もあるのだそう。
その逆で分割払いであれば、慰謝料の額面が高くなっても、普通に働いている人であれば完済に向けて分割払いを継続することができる。
金額が低くても、1回のみのやりとりにするか。
長期的に関わって、分割でやりとりを続けるか。
つまり、
金額は低いけど、精神的に安定する方法か。
金額は高いけど、精神的にしんどい方法か。
(取り決めた金額を全て支払うとして)
どちらにも、メリットデメリットはある。
一括払いのメリット
・慰謝料の支払いは1回のみで、その後の連絡や手続きはなし。(養育費を受け取る場合は、その後もやり取りを行わないといけないが)
・分割払いで滞納した時に生じる精神的ダメージやストレスを受けない。
一括払いのデメリット
・相手が一括で支払える金額になってしまうため、慰謝料の相場よりも金額が低くなってしまう可能性がある。
分割払いのメリット
・慰謝料の金額を高めに設定しても、月々で支払っていけるため、相場〜相場以上の慰謝料を請求&取り決めることが可能。
分割払いのデメリット
・慰謝料の金額が高ければ高いほど、また毎月支払う金額が低ければ低いほど、相手と長期的なやり取りが必要になる。
・支払い期間が長いと、相手が嫌になり逃げられてしまう可能性がある。
・滞納されると精神的にダメージを受け、かなりストレスを感じる。滞納による相手への連絡、それにも応じない場合対応をとらないとならない可能性がある。
もしも、分割払いにされる場合は、下記URLの『慰謝料が分割払いになってしまったときに条件とした方がよいこと』をご参考ください。
私がブログに書くよりも、分かりやすく載っています。
私はこのサイトを見て、慰謝料が分割払いになっても相手に逃げられないよう準備・話し合いを進めました。(同じく公正証書作成するのにとても参考になりました)
私は⬆️の情報を調べ、分割払いにはデメリットやリスクが大きいため、一括で慰謝料を支払ってほしかった。それが私の希望だった。
しかし夫との話し合いの結果、私は夫と『慰謝料を分割払いで完済する』という取り決めを行った。
私は分割払いにして、失敗だったと思うことが何度もある。
夫はこれまでに毎月支払う慰謝料も養育費のどちらも延滞、滞納を繰り返し、
賞与月の慰謝料分も支払いが滞っている。
かれこれ合わせて、約100万円を超える額が滞納されている。