今日は久々にワルシャワな話題です。stomach fluについて。
以前「ワルシャワで風邪をひいたら」というブログを書いたのですが、
実はそのあとまた病気にかかってしまいました。
11月の頭くらいで、ちょうど日本でも風邪が流行る時期。
症状は、突然の吐き気でした。
その日私は日中忙しくて昼食をとる時間がなく、夜に授業があったために夕方にすこしサンドイッチをかじっただけでした。帰っても21時ごろで食事を取る時間でもなかったので何も食べずに寝たところ、午前2時くらいに突然目が覚め、最初は空腹かなと思いみかんを一つ食べました。
ところが、これがいけなかったようで、30分後くらいに急に気持ちが悪くなって吐き気に襲われ、全部戻してしまいました。
食べ物を戻したことは記憶にないほど昔だったため、自分にびっくりしたのと、何もお腹に入っていないのに吐き気に襲われたためものすごく辛く、朝まで我慢できそうになかったので同じ寮に住む日本人の方を呼んで一緒にタクシーで病院に行っていただきました。
血液検査までしたものの、原因は不明。
とりあえず、ものすごくお腹が空いていたのと、お水を飲みたくても胃が受け付けなかったのとで、点滴を打ってもらいました。薬は抗生物質を処方してもらいました。
後から同じ寮の友人も同じ時間に腹痛に襲われていたことを知り、翌週学校で友達に聞いたところ「それはstomach fluだよ」と言われました。（その友達はstomach fluなのに大学に平気で来ていた・・・）
どうやら、腹痛、吐き気、下痢などの症状が出て、２～３日で終わる病気のことを全部ひっくるめて「stomach flu」と呼ぶらしいです。ヨーロッパではよく流行るもので、２～３日で終わるため、こちらに住んでいる人は気にもとめないで「少し休めば治る病気」ととらえているよう。
そうやって病気なのにマスクもせずに出歩くからすぐに色々な人にうつっていくのだと思うのですが、胃腸炎ほど深刻なものではないのでご安心を。
（こちらの人は「マスクで予防する」という概念がないらしく、街でマスクしている人は全然いません。）
胃腸の病気は食事がとれないので大変でしたが、私は1週間ほどして全快しました。
日本ではひたすらインフルエンザにおびえる秋～冬ですが、こちらではもう一つ腹風邪という驚異があるということを思い知らされたのでした。
以下の情報はご参考までに。
■お世話になった病院
MEDICOVER szpital
(総合病院、夜間内科診察有）
先生は英語話せます。
■私がとっていた食事
リンゴ、野菜コンソメスープ、おかゆ
（最初は卵とコンソメと塩だけのスープ、だんだん野菜の量を増やしていきました。オレンジは胃腸の調子が悪いときはだめなので、オレンジジュースではなくリンゴジュースがおすすめ。）
いつもは体の調子が悪いときはうどんなどの麺類を食べるのですが、海外ではなかなか手に入らないので大変でした。ゼリーも売ってなくて、ヨーグルトばっかりなのでお腹の病気では特に一苦労。
■点滴されて学んだポーランド語
Spokojnie! （スポコイ ニエ！「落ち着いて！」）
針さされるのは大っ嫌いなんですよね。看護師さん、暴れてごめんなさい。
■参考
病気になったときのポーランド語
risa