Karlovy Vary, Czech | was in POLAND

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-ポーランド留学のぶろぐ-

カルロヴィ・ヴァリは温泉療法で有名な街で、プラハからバスで3時間ほど行ったところにあります。

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移動にはStudent Agencyを使いました。11.8ユーロ、席は事前にインターネットで予約して予約番号を乗車時に見せ、指定した席に乗るだけ。Polski busと違って整列乗車で係り員のサービスは素晴らしく。いう事なしでした。
飛行機と同じ感覚で座席にはそれぞれラジオを聴けるチャンネルが6つほどついており、ヘッドフォンや新聞、飲み物のサービスもありました。

プラハからカルロヴィ・ヴァリへ行くときは、2つの停留所に泊まります。まずは市内バスターミナル「Trznice」で停車し、こちらのターミナルのほうが観光スポットに近いので多くの人はここでおります。

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(市内バスターミナル「Trznice」)

終点は「Karlovy Vary terminal」というターミナルです((Karlovy Vary-dolni nadr、ドルニー駅と隣接しています)。

ただし、帰りは市内バスターミナルには止まらず、「Karlovy Vary terminal」からしかバスは出ないのでご注意を!私は帰りに市内バスターミナルでバスを待っていて来なくて、結局Karlovy Vary terminalへ行って急きょそこでバスのチケットを買い直しました。カルロヴィ・ヴァリープラハ間のバスは1時間置きに出ているので問題ありませんでしたが、安いとはいえチケット一枚無駄にしたのはショックでした・・・みなさんご注意ください。


カルロヴィ・ヴァリに着いた日は夕方だったので、スーパーで買い物をして、近くをお散歩してゆっくり。

宿はこちら!

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AB apartmentというところで、1日から借りられるアパートということだったのですが、なかなか良かった!ホテルではなく、ただのアパートなのでチェックインはアパート下にあるレストランで鍵をもらうだけです。最初はまさかそんなところで鍵をもらうと思っていなかったので探すのに苦労しましたが、鍵を持っていざ部屋に入ってみるとびっくり!
キッチン、バスルーム(バスタブなし)、リビングルーム(テレビ、ソファー、ダブルベッドあり)、ベッドルーム(シングルベッドが二つ)という感じで家族4人でも住めそうな素晴らしいお部屋!!!お値段は一泊4000円(一部屋)ほど。2人で泊まったので一人2000円でした。予約はふつうのホテル予約サイトから。

翌日、いざ観光へ!
前日の夜はアパートでゆっくりしてしっかり休めたので、朝から泳ぐことに。カルロヴィ・ヴァリには「ラーズニェ」というプールやスパがある施設が5つあり、今はそのうち3,4,5だけ営業しているそうなのですが、私たちは宿がラーズニェ5から近かったのでこちらにお世話になりました。

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どうやらラーズニェ5が一番きれいな建物らしく、こんな立派なところでした。

スイミングプールはメインゲートとは反対側の小さな入り口から入ります。入り口は小さいですが、泳いでる人の絵の看板があるのですぐにわかると思います。
入ると受付があるので、そこでチケットを買います。

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英語が話せる人と話せない人がいますが、メニューは英語で書いてあるものが置いてあります。

私たちは90分のコースで、サウナやジャグジーもついている100kcのコースを選びました。ロッカールームのデポジットで100kcさらにとられますが、これは鍵を返せば戻ってきますのでご安心を。

プールはそんなに大きくはありませんが、(日本人にとってはすこしぬるい)ジャグジーが二つと、男女別のサウナ、ミストサウナがそれぞれあります。今回私が一番気に入ったのはミストサウナ。
蒸気で毛穴が開いて、老廃物とか全部落とせた気がします。みなさんはあかすりを持って入り、蒸気で皮膚がふやけた頃にあかすりをして外にあるシャワーを浴びていました。サウナの外にはもちろん水風呂もありました。

プールを思う存分楽しんだあとは、少し休んでから飲泉へ。カルロヴィ・ヴァリは小さい街なので、歩いてゆっくり回っても数時間で見終わってしまいます。

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(実は草津の姉妹都市)


私たちはまず飲泉を飲むためのカップをゲットすべくカップ選びから始めました。様々な種類があり、かたちも色も自分好みをじっくり選ぶことができます。

わたしはカルロヴィ・ヴァリっぽい青い色の、こちらを選びました。

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なんと、取っ手の先の小さい穴から飲むんです。取っ手の中を通っている間に熱い飲泉がちょうどいい温度になるというしくみ。
本当に小さいものは安く、50kcくらいで買えました。私のサイズは85kc~かな。あまり飲み過ぎても気持ちが悪くなるので、小さ目を買う事をお勧めします。笑

こちらは有名な間欠泉。すごい勢いで熱いお湯が噴き出ていました。子供も興味深々。

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飲泉はというと、こんな感じで街中の色々なところにあります。

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書いてあるのは飲泉の温度で、53℃、63℃、73℃などがあります。温度が高いほど鉄の味がしなくて飲みやすかったです。
あまりおいしいものではありませんが、健康にいいということで、少しいただいて帰りました。

お土産にいいのが、飲泉と一緒に食べる「スパワッフル」!

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これは私大好きです。中に色々な種類のクリームをサンドしてあって、私はヘーゼルナッツとチョコレートをいただきました。他にもレモン、ティラミス、ホワイトチョコなど色々あったのでぜひトライしてみてください。値段もお手頃です。

一通り見終わって、早めの夕食に。名前は忘れてしまいましたが、ランチセットのあるお店で、スープ、チキン料理(スパイスなどで煮込んだもの)、ダンプリング(白い肉まんの生地のような弾力のあるふわふわしたパン)、チョコレートアイスのセットをいただきました。

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お値段130kc(500円)!安くて、おいしくて感動。チェコ定番のグラーシュセットなどもありましたよ。

夜はアロママッサージへ。マッサージなどは予約が必要なので、朝いちばんに予約をしてそれに合わせて観光をすることをお勧めします。私たちは11時ごろ予約に行って、12時からと18時からで選べました。全身アロママッサージは50分間で760kc(3200円)。マッサージ師の方は英語を話せましたのでご安心を。アロママッサージは優しいマッサージなので、疲労回復というよりはリラクゼーション目的で利用されるのがいいかと思います。

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(ラーズニェ5のメインエントランスを入るとこのようなレセプションがあります)


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(レセプションの右側にはKASAと書いてある場所があり、ここで予約をします)

アロママッサージ以外にもノーマルのマッサージ、顔パック、部分のみのマッサージなど様々なコースから選べるのでぜひ行ってみてください。私が行った時期は年末年始で値段が高めでしたが、それ以外の時期だと全身アロマは確か100kcくらい安くなった気がします。

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(マッサージをする部屋はこんな感じで並んでいます。あくまでも温泉「療法」で有名な場所なので、なんだか病院の待合室みたい)


リラックスしすぎて次の日バス乗り場を間違えてしまったことはもうお話したのでよしとしましょう。みなさん、重ね重ね申し上げますが帰りのバス停にはくれぐれもお気を付けください・・・

カルロヴィ・ヴァリはプラハほど観光客も多くないのですこしゆったり観光できておすすめです♪ぜひ旅の足休めに訪れてみてください。

risa

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買ったお土産たちー飲泉用のコップ、スパワッフル(大)、ハガキ

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