入場制限の東山動植物園へ オープンしたレッサーパンダ舎と温室
ゴールデンウィーク、東山動植物園に行った。コロナ禍ということで、事前予約制だったので、かつてないほどに人がまばらな動物園だった。
入ると、広ーい園内は、高木に白い花がわんさかと咲いて、モミジの小さな新芽が鮮やかな黄緑色に日に透けて、街中なのに、緑に囲まれて爽やか!
バラやジギタリス、セージ、ラベンダー、エキウムなどなどの花が、晴れた日差しの中、風に揺れて、ほんとにいい季節。
日本最古の温室の後ろにつづくコーナーに、何かの根っこが天井から垂れ下がっているところをくぐって入っていくと、ブーゲンビリアのピンクが、光いっぱいの温室の中で咲き乱れて、華やかなコーナーに。そこから、いろんなテーマの温室に入れました。
大きなサボテンの乾燥したコーナー。からりとしたサボテンが大きく伸びて、アメリカ中部を思わせて素敵!
東南アジアなどのジャングルコーナーは、大きな葉っぱや水面に浮く蓮の葉が素敵。ミストが絶えずかかっていました。ガムラン聞きながら、こういう植物に囲まれて、お茶飲んでマッサージされたり本読んだりしたい。庭だからこそいいなと思った。ほんとのジャングルだと、虫とかこわい動物とか湿気がありすぎて困ったりしそうだけど、バリ島のホテルみたいなリゾートでこういう景色を眺めたりしたい。ところどころ、遺跡のかけらみたいなものが置いてあったりして。
このコーナーで、後ろから来た、50代の母と20代の娘二人連れが、通りすがりに
「こんなところ、子どもは来ても、面白くないわよね。」
と言いながら通り過ぎて行った。うちの子は二人とも中学生。近くに別の小学生も歩いていたが、そのだれよりもその3人連れグループは足早に去っていった。
「私たちは興味あるのにね。」
と娘。近くの小学生も素敵だわーと、立ち止まって植物を見てる。その親子は、親が興味ないから、子どもも興味ないだけなんだろう。子供が興味あるだろう、と世間一般でよく言う、テレビやゲームだけをステレオタイプに与えているだけでは、広がりがないんじゃないかと思う。親が素敵ねーっていいながら見るものって、子どももそれを見て、伝播するもの。親から子に愛でて鑑賞する気持ちが伝わる。ディズニーランド好きや、ジャニーズ好きのお母さんの子って、けっこうその趣味が子にも伝わってたりする。父が野球好きなのが子供に伝わる、とか。
植物だって動物だって、奥深く楽しめるもの。
大人が思うより、子どももより幅広いものを、「いいな」って思える能力があるんじゃないかしら。
その後、動物園へ。
レッサーパンダ舎がオープンしたので、行ったわ。
入場制限が今日はかかっているので、お客さん少ないけど、ここは客はまあまあいました。中と外と自由に行き来できるんだけど、外の庭が、植栽が素敵でした。
二足歩行が見たかったけれど、それは見れなかったわ。
あとは、アカカンガルーの怠惰な感じがほんとにかわいかった。
だるーーーーんって感じで、昼寝してるんだけど、他の子の上に足を投げ出して寝てる子とか、柵の外に足を投げ出して寝ているから、人間の幼児に足をつつかれてるのに気にしない子とか、たまらないわー。
その他、今日は、カメとカエルの生体の講座をやっていたので、参加してみたわ。シャバーニのカラフルな大きいシールをみなもらいました。うん、やっぱりイケメンゴリラ、人間様は草食系の時代だけど、それとは一線を画すオスの魅力!
小学生でも聞ける内容で、多少マニアックな情報もあったけれど、両生類と爬虫類について知ったわ。オタマジャクシに皆がなるゲームを途中でやった。お客さんがそれぞれ1から10までみなが番号がふられる。そして講師が、3,5,6,番は外来種のウシガエルに食べられる、とかタガメに食べられる、とか、やって、生き残ったのが何匹くらいになるか見る、というもの。外来種に食べられる回数が増えるとオタマジャクシは減るが、建物が建って池がつぶれる、は、かなり全滅に近くなったりした。真面目な内容だけど、人間による他の生物への影響が多さや、外来種のことをいろいろ知れて、聞いてみると意外にこういうのって面白い。
長女は、獣医さんに憧れるくらい動物好きなので、楽しんでました。
何よりすごいのは、東山動植物園は名古屋市外在住でも中学生以下無料ということ。大人も動物園、植物園合わせて500円だし。感謝感謝です。
ちょっと困る本
ちょっと前に美容院に行った。
父譲りで、私は今も昔も髪が多い。
中学校のころ、進路指導の先生に、ショートヘアにしろ、と言われて、切ったところ、毛量多すぎて、「ヘルメットかよ!!」と言われたくらいに。
ほんと、今考えたらいろいろアウトな先生だよね。
その代わりに白髪が多いので、たまに染めにいくのだ。
美容院には、最近、本を持ってくことが多い。以前は、美容院にある、ファッション誌で今のトレンドの素敵な服やメイクや美しいインテリアとか見るのが好きだったけど、コロナ禍で、いろんな本やタブレットをぺたぺた触りたくなくって。
先日は、蛇にピアス(金原ひとみ)を持って行った。前もって予想できたのに、うっかりしてたわ……あの気まずい問題が起きた。本の中の男女のいちゃいちゃシーンが、美容師とか、人に見られたら恥ずかしい、というやつだ。さすがに、堂々と読むのは恥ずかしすぎる。
「蛇にピアスはベストセラーだし、映画化もしてるし、健全よー」と言い訳したいけど、そんなの関係ない。若干ぶっとんでて、健全じゃない!!そのシーンだけは、さささっとページを不自然じゃない程度に早めにめくって安全なページへ行ったわー。美容院では読む本を選ばないといけないね。
これ、電車でもある。電車通勤、基本、周りは知らない人だから、堂々と読んじゃえばいいのかもだけど(でもちょっと気が引ける)。
電車では、もう一つ、「うっかり笑ってしまって恥ずかしい問題」がある。美容院だと、笑っても、美容師さんに、「面白くって笑っちゃったわー」とか言えるけど。
大学生のころ、通学中の地下鉄で読んでた本が、めちゃくちゃ面白くて、どうにも笑いが止まらなくなった。でも一人で爆笑してる女子大生ってかなり気持ち悪いので、本を閉じ、顔を真っ赤にして我慢して、少し落ち着いたら、面白いから続きが読みたくてまた読んで、さらにその続きも面白くてどうにも笑いが収まらない。
お腹が痛いわ、呼吸困難気味になり、涙目だわで、ほんとに苦しかったことがあった。ちなみに本を閉じても思い出されてどうにも笑いが止まらない。まだ、本を見て笑ってる方がマシかもしれない。
そう思うと、読書はシチュエーションが大事だわ。
理想なのは、今はコロナ禍なのでできないけど、カフェでくつろいで読むのいいなあ。海の見えるカフェとかでまったりとしながら読みたいなあ。別に浜辺の木陰でボーっと読む、でもいいかもしれない。
家だと、庭に大きなオーニングかけて、日差し対策したうえで、外でコーヒーのんで、とかしてみたい。ボサノバかガムラン(西洋の音階から外れたアジアの楽器の音がなんとも気持ちいい)のヒーリング音楽を小さくかけて。
そうだ、カーテンを開けて庭見えるようにして、本を読んでみよう。
最近読んでよかったのは、カズオ イシグロの「日の名残り」、田村広済の「レンファント」、松素めぐりの「保健室経由 かねやま本館」(中学生向け図書)、中村文則「教団X」(これは美容院に持っていったらアウト)。
村上春樹の「風の歌を聴け」も学生以来、久しぶりに再読したら、笑った、笑った!














