そこを乗り越える時。
大いなる犠牲を強いる時、大いなる痛みを与える時。ただ漠然と起きているわけではない事へと思いを馳せる。目の前の出来事を理解することは無理であろう事。現実という事象を無条件に受け入れる事は、難しいであろう事。今、何が起きているのか。今、何が起きようとしているのか。穴があくほど考えたところで、何の帰着点もなく、錆び付いた輪(ループ)を描くのみである。常識を総動員したところで、着地点は定まらず、揺れ動く荒波に涙するのみである。相対的な存在がなければ、何一つとして認識の烙印を得ず、自らを形成する材料を創れず。目的などは何でも良く、自らを創る事を全(まっと)うす。事実を理解することは無理であろう事。時を越える事は、難しいであろう事。否(いな)、時は満つる。そして今、そこを乗り越える時。魂の海原(うみ)、魂の宇宙(そら)を描く時。何を見るのではなく、何を描くのか。何を知るのかではなく、何を観じるのか。幸も不幸もない。入り口も出口もない。成功も失敗もない。あるのは、魂のみ。思い込みをこそ破壊せよ。今、そこを乗り越える時。芥子粒ほどのものから、あらゆる在りて在るものまで、ありがとう。今、そこを乗り越えます。ありがとう。Photo:素敵な笑顔♪(by 神宮)BGM:ありがとう/いきものがかり♪