燐夢☆太郎の「スーパー銭湯へ行こう!」 -6ページ目
今日の御紹介は京 綾部みやび温泉 大家族の湯なのです。

<スーパー銭湯度☆☆☆☆☆>
現在の首相により、アベノミクスが提唱されて以来我が国日本にヤット
好景気の風が吹き始めた、と言われて久しい今日この頃なのですが
オマエタチ皆々様はその好景気の風を感じることができるでしょうか?
そうです、じぇんじぇーん感じません!
イエイエ、ワタクシも一刻もはやく景気は回復して欲しいのです。
ですが新聞やテレビなどのメディアで騒がれている割には「好景気」の
恩恵など少しも感じられない今日この頃、景気回復報道には何らかの
力がメディアに働いていて景気回復という既成事実をムリヤリ作り出し
税金アップへと扇動しようとしている、そんな風にさえ感じるのです。
それが証拠に御気軽かつ安価な業界はその勢力をマスマス伸ばして
いく御時世、御他聞に漏れずスーパー銭湯をハジメとした温浴施設は
近年増える一方なのでありますから。
そんな逆風が吹き荒れる時代に天然温泉をフンダンに利用した温浴
施設は、ゾクゾクと誕生しているのであります。
平成16年前後に産声を上げた「スーパー銭湯」と呼ばれる温浴施設
のオープンラッシュが一段落したとも思える平成23年以降に誕生した
新たな温浴施設から京都府綾部市に所在する「京 綾部みやび温泉
大家族の湯」を御紹介したいと思います。
近畿地方でも日本海に近い北部エリアは北近畿と言われ、古来より
景勝地として知られてきました。中でも日本海からは内陸部にあって
山に囲まれたエリアは丹波・但馬と言われ古代から歴史上の伝説の
人物に縁のある寺社、遺跡が多く所在するエリアなのです。
「京 綾部みやび温泉 大家族の湯」が所在する綾部市に絞ってみると
舞鶴自動車道の整備工事で発掘された私市円山古墳、足利尊氏将の
誕生の地とされる安国寺、そして聖徳太子の建立と言われる国宝指定
である光明寺仁王門など数々の名跡を誇る都市なのであります。
そうして平家の落ち武者がルーツと言われる黒谷和紙は京都府無形
文化財に指定されています。加えて海にも近く、山にも近い土地の利
を生かした日本海の幸、由良川の豊かな流れがもたらす川の幸、豊か
な緑から育まれる山の幸など多彩な味覚を楽しめる街でもあるのです。
そうした伝説と伝統と豊かな自然の街が綾部市なのであります。
しかしながら、北近畿エリアは関西有数の観光地でもあるのです、その
観点から綾部市を見てみると古墳・寺社を中心とした観光資源は少々
地味にも思えます。それはワタクシ、燐夢の個人的な感想なのですが。
景勝「天橋立」で知られる宮津市は温泉地としても知られ、また海岸を
有し、マリンレジャーのメッカでも知られています。また舞鶴市は湾岸
に面した港街であります。そうして但馬エリアは冬のスポーツレジャー
であるスキー場、そして温泉地が多くあります。
その都市が持つ観光資源の豊富さは街の繁栄の行方を左右すること
になっていくのは、ワタクシのブログ稚拙「スーパー銭湯へ行こう!」で
も御紹介してきたとおりなのですが、産業が隆盛であるか観光資源が
豊富であるか、のドチラかが左右すると思うのです。
それは即ち歳入、ヒイテは人口数にもツナガッて行くからなのです。
それら街の盛衰を、このブログのテーマ「温泉」に絞って考えてみれば
平成以前の昭和の時代には、レジャーとしての温泉を紹介したガイド
ブックには綾部市の紹介は殆どありません。
綾部市には昭和の時代、天然温泉を利用した温浴施設はなかったと
思われます。それは時代のニーズである「レジャー」としての「温泉」が
皆無に等しい、ことと同じなのです。
前述は当然ワタクシ、燐夢の私見であります。しかしながら、綾部市は
遂にその重い腰を上げ、天然温泉を有した温浴施設をオープンさせる
のです。それが「あやべ温泉 仁王の湯」でした。
天然温泉を探して多額の費用を投入して掘削を開始し、また運営会社
として第三セクターを設立、そして2000年に国宝「光明寺 仁王門」の
名を冠した「あやべ温泉 仁王の湯」をオープンさせるのです。
天然温泉温浴施設不毛の地だった綾部市にヨウヤク誕生した「あやべ
温泉 仁王の湯」でしたが観光・集客の目玉となる施設だったのか?
と聞かれればビミョ~ナところではないでしょうか。
ワタクシ、燐夢も「あやべ温泉 仁王の湯」に訪問し、その御湯を体験は
しました。それは別途、このブログにて御紹介しようと思います。
しかしながら綾部市の一番の繁華街であり中心部であるあやべ駅から
はクルマで30~40分ほど福井県小浜市方面に向った、君尾山の中腹
にある「あやべ温泉 仁王の湯」ですが、こう言っちゃ近隣に御住まいの
住民のオマエタチ皆々様やゴヒイキになさってる方には誠に申し訳ない
のですが、過疎化の村にポツンとある市営の共同温浴施設って感じの
あやべ温泉 仁王の湯、スーパーな「温泉」を期待して市内市外、県内
県外から観光客が、それだけを目当てで訪問するとは到底思えないん
ですよね。立地としては悪くないですし、泉質もナカナカのものですが。
かと言って近隣に集客できそうな商業施設やアミューズメント施設など
なかったと思いますし。なんせ、仁王の湯は「原子力発電施設等周辺
地域交付金事業で建設されました」の看板がある温浴施設ですから。
確か近くに原子力発電所がありましたねぇ…
コンビニすら見当たらないこの場所に、行政主導で第三セクターまで
設立して開業した「あやべ温泉 仁王の湯」ですが、現実的に地元の
人々の支持を集めていたのは民間による商業施設だったのです。
それは綾部市に本社を置く、建築関連・不動産業をメインとした事業を
展開する企業により運営されていた「綾部パークヒルホテル」だったの
です。綾部市にも旅館やビジネスホテルなどの小規模・中規模な宿泊
施設はあるのですが、来賓を招いてのレセプションや結婚式等を開催
できる大きなパーティスペースを持つ綾部市でも唯一のホテルが、この
「綾部パークヒルホテル」だったのです。
綾部市で一番の繁華街の、あやべ駅周辺から綾部大橋を越えて車で
10分程度の場所にあり、由良川の豊かな流れを眺望できる紫水ヶ丘
公園のスグ隣に所在した「綾部パークヒルホテル」は、地元の人々に
とって掛け替えのないホテルだったようです。
結婚式や同窓会、謝恩会、企業の展示会、発表会など、サマザマな
催し物が開かれ、サマザマな思い出の場所となっていたようです。
加えてホテルならではの大浴場、天然温泉ではなかったようですが。
しかし、そんな地元の人々の交歓の場であった綾部パークヒルホテル
にも、バブル崩壊の序曲と共に訪れた「失われた10年」の余波が訪れ
たのです。綾部市を中心に発行されている「あやべ市民新聞on web」
で発見した記事などによると、「綾部パークヒルホテル」を運営していた
地元企業が、2001年に民事再生法の適用を受け、再建に向け本業の
以外の事業を切り離すことになったようです。そうして「綾部パークヒル
ホテル」を売却する方向になったものの、「失われた10年」の余波なの
か、買い手はスグに見つからなかったようなのです。
そこで立ち上がったのが地元の人々でした。綾部市でもレセプション
もできる唯一の大規模ホテル、綾部パークヒルホテルを再生させよう!
と有志が集い、綾部パークヒルホテル運営を引き継ぐ㈱ホテルあやべ
の株主に市民がなるという、イワユル「市民株主」によって資金調達を
成し得て、綾部パークヒルホテルは新たに「ホテル綾部」の屋号にて
再スタートを切ることになったのでした。運営企業の民事再生法適用
により、廃止の憂き目にあった地元の人々の支持を集めたホテルが
2002年に再生への道を歩むことになったのです。
しかしながら地元の有志による運営会社、㈱ホテルあやべは市民に
よる市民株主ということで大いに注目を集めたようなのですが、イカン
せん市民株主と言っても1株10万以下の小口の株主が大多数を占める
状況だったようで、そのホコロビを再び縫い合わせることは出来ません
でした。2009年㈱ホテルあやべは民事再生法の適用を受けるのです。
参考文献:『あやべ市民新聞on web 2009年(平成21年)5月6日付け
社論「ホテル綾部問題 公共性ある施設、存続へ模索を」』
私見ではございますが、日本の地方都市においてイワユル「街おこし」
「村おこし」は近年ますます難しくなっているような感じを受けます。
人口の減少や都会へ人口流出、産業構造の変化…
ワタクシのブログ、稚拙「スーパー銭湯へ行こう!」で御紹介しました
「ヒルホテル サンピア伊賀 芭蕉の湯(三重県 伊賀市)」
http://ameblo.jp/ringmutaro/entry-11291570026.html
においても街おこしの拠点であったホテルの存続を巡るドラマについて
述べていますが、日本の好景気は一体いつやってくるんでしょうか…
そうして、綾部パークヒルホテルからホテル綾部へと生まれ変わり再び
民事再生法の適用を受けた同ホテルですが、救いの手を差し延べる
企業があったのです。あやべ市民新聞on webで発見した記事を要約
してみると、2010年にホテル綾部は、滋賀県湖南市に本社を置く大手
企業により運営を引き継がれそしてホテルの集客の新たな目玉とする
べく、天然温泉源を求めて同年、ホテル駐車場敷地にてボーリングを
開始したのです。元々のホテル内の大浴場は、老朽化や漏水によって
一旦閉鎖されました。
参考文献:「あやべ市民新聞on web 2010.6.14Pick up」
こうしてホテル綾部は再生への道へ歩みを進めることとなり、そうして
全面改装され誕生したのが「京(みやこ)綾部ホテル」だったのです。
その後、ホテル敷地内で行われた温泉源掘削により、泉源が掘り当て
られ、待望の天然温泉を利用した新たな温浴施設が京 綾部ホテルの
同じ営業敷地内に隣接されることになりました。
それが「京 綾部みやび温泉 大家族の湯」なのです。
市民の支持を得つづけた大規模なホテルは、天然温泉をふんだんに
使用した温泉ホテルへと生まれ変わると共に、綾部市街中心部から
クルマで気軽に行く事のできる、近隣都市のスーパーな温浴施設や
大阪や京都のスーパー銭湯にもマッタクひけ劣らない、現代の温泉
レジャーのニーズにストライクど真ん中の御風呂を持つ、市民が待ち
望んだ日帰り温浴施設を備えロケットスタートをきりました。

それではインプレッションでございます!

国道173号線を北上し質山峠を下っていくと由良川の雄大な流れと
小高い丘に立つピカピカの建物が見えます。それが「京 綾部ホテル」
であります。そうして新綾部大橋を渡り、そのピカピカの建物へとクルマ
を走らせると丘陵地の上に生まれ変わった京 綾部ホテルがあります。
ホテル入口と大家族の湯の入口は完全に別々になっていてホテルの
日帰り温泉という感はマッタクなく、独立した温浴施設として気軽に進む
ことができます。パーキングはホテルと併用されているようなのですが
大家族の湯の1階部分が屋内パーキングとなっています。
現代的なモダンな建築が施された入口から大家族の湯の受付へと
エスカレーターで上がっていきます。大家族の湯は丘陵地の傾斜に
ユッタリと沿わせた建屋の造りになっていて、3階相当のワンフロアが
大家族の湯の営業エリアとなっているのです。よってエレベーターも
設置されています。平成24年12月オープンとあって、館内は清潔感が
溢れるフロアであります。そうして受付を済ませてイザ!大浴場へと
向います。広い脱衣所から大浴場へと行くと建屋外観と同様にモダン
な現代建築の造りで和風というよりはホットスパと言った感じの風情
ある浴室であります。コンクリート打ちっぱなしの壁をじっと眺めながら
まずは内風呂へ。内風呂でありますがカナリ開放感があります。
というのは丘陵地の上の更に建屋3階相当の部分に建っているため
国道27号線に面した南側には視界をさえぎるものが何もないのです。
加えて南側は全面ガラス張りでして、バツグンの開放感が味わえます。
大浴場入口右手にはサウナが2つ、遠赤外線サウナとミストを利用した
塩サウナがあります。どちらも同等の広いサウナ室内であります。
そしてサウナ前には水風呂、洗い場があります。全て間仕切りが備え
られた洗い場は隣の人を気にせずユッタリと洗えます。内風呂の一番
奥、南側には主湯、ジェット風呂、電気風呂と並びます。
やはり特筆するべきは露天風呂でしょう!
内風呂の外側にL字型に配された露天エリアはウルトラが付くくらいの
素晴らしい開放感と眺望が楽しめる御風呂なのです。
露天エリアの湯船を御紹介すると露天エリア入口から見て右手にある
のは、歩行浴、炭酸風呂、生薬を使用した薬師湯、超微細気泡の御湯
のミルキー風呂、そして左手には信楽焼のの壷を利用した壷湯、腰湯
足湯と続きます。なんと言ってもワタクシ、燐夢の一番のお気に入りは
パノラマ天空風呂でしょう!絶対オススメです。
大家族の湯のある丘陵地から下界を見下ろす正しく天空にて湯船に
浸かっている、そんな気分になるのです。
国道27号線側に東西に横長に伸びた湯船を持つパノラマ天空風呂、
その湯船からは綾部市でも一番の風光明媚な景観が楽しめるのです。
四尾山のイタダキを見上げ、そうして下に目線を移すとユッタリと雄大
に流れる由良川、そして左手には新綾部大橋が目に飛び込んでくるの
であります。豊かな緑に囲まれた綾部の自然を肌に感じながら連なる
山々と由良川が悠々と流れる景色を眺める、そうして最高の泉質の湯
にこの身をユッタリと委ねれば…温泉ってサイコーですよね!

<御気軽度☆☆☆☆☆>
綾部や周辺の御店ってやっぱり閉まるのが早いんですよね!そんな
中で夜11時まで営業(受付は夜10時まで)ってヤッパリ貴重じゃない
ですかね?現代人のライフスタイルとしては。それと今日現在(平成
26年5月31日現在)で大人(12才以上)700円ってスッゴクリーズナブル
に感じません?消費税増税前と料金同じなんですから。パーキングも
かなりの台数停めれそうですし。ただし、送迎バスやシャトルバスなん
かは無いみたいです。ホテルとしては維持費かかりますしね。民事再生
法適用の過去もあることですし、ここは駅からタクシーで電車派の人は
行っていただくとして。う~ん!☆5つということで。

<レジャー施設度☆☆☆☆>
大家族の湯の受付フロアには20畳程ありそうな畳敷きの休憩スペース
ありました。御食事処やエステ・マッサージ系なんかの付帯施設は横の
京 綾部ホテル内にあるみたいです。行ってみたいな~と思ったのは
その京 綾部ホテルのランチビュッフェですか。これら詳細は必ず、必ず
京 綾部ホテルと京 綾部みやび温泉 大家族の湯の各公式サイトにて
御確認の上、御訪問・御利用下さいねっ!

<京 綾部ホテル>
http://www.hotelayabe.jp
<京 綾部みやび温泉 大家族の湯>
http://www.daikazokunoyu.com/kyoayabe

引用および参考文献・サイト
参考文献:『あやべ市民新聞on web 2009年(平成21年)5月6日付け
社論「ホテル綾部問題 公共性ある施設、存続へ模索を」』
http://ayabe.city-news.jp/syaron/syaron12_hotel.htm
参考文献:「あやべ市民新聞on web 2010.6.14Pick up」
http://ayabe.city-news.jp/?p=430
ウィキペディア:綾部市
'95るるぶ北近畿(1994年 JTB 日本交通公社出版事業局発行)








さて、新北投駅の横をナダラカに流れる川沿いに歩いていくと温泉
街の情緒タップリの風景がゾクゾクと目に入ってきます。
ヒナビタ温泉街風情、というよりはゴージャスな高級温泉宿が立ち並ん
でいます。どの温泉宿、というよりはホテルは、そのいずれもが高層の
建物で、マルで庶民を見下ろすかのゴトク、目に入ってくるのです。
止まっているクルマも高級車バッカリです。だってガラス張りのホテル
壁面では豪華ディナーを楽しむのが良く見えるんですから。そう言えば
ここ新北投には日本の高級温泉宿も進出していましたね。日式ではな
く、本物の和のオモテナシを提供してくれるそうですが。モチロンそんな
高級温泉ホテルの日帰り温泉を楽しむフトコロ余裕などありません!
円高ってナンなの?って思いますね。この時ばかりは。
そうした風景を頭上に眺めながらソゾロ歩いていくと、「温泉博物館」が
あります。そうして温泉博物館を過ぎてスグにありました!公共の温浴
施設です。中国の寺院を思わせるレンガ造りの外塀に囲まれた温泉
は、その塀の外からも敷地内の様子が見渡せます。なにやら岩風呂

っぽいものが3湯船?見えます。

ここが目的の「北投温泉親水公園露天風呂(千禧湯)」なのであります。
「北投温泉親水公園露天風呂(千禧湯)」は台北市北投区にある政府
管轄の公共の温泉場であります。あくまでも温泉場であり、「お風呂」
ではありませんので御注意クダサイ!その理由は後ほど分かります。
さて、そうこうしている内に夜も9時前になり営業時間が心配なのです
が、親水公園の窓口前には5~6人のオジサン、オバサンがベンチに
腰掛けて談笑しています。どうやらまだ営業は終わりじゃなさそうです。
もしくは同行者の湯上り待ちかな?と思いながらキップ売り場へ。
「姑娘、你好。大人1枚」するとキップ売り場(フロントみたいなものは
ありません!)のオバチャンはただ上を指差すだけ。ワタクシは「??」
そして「外国人、不是、不可以?」(外国人はダメなの?)するとオバ
チャンは方言全開の台湾語で、アレやコレや説明してくれるのですが
チンプンカンプン、聞き取れません。ワタクシもボディランゲージで応対
しました。しかし外塀から見る限りでは敷地内にはまだまだ人が居る
し、ナンデ?と思っているとベンチに座っていた軽装の品の良い男性
が英語で説明してくれました。ここの温泉は時間別で入れ替えがあり
次の入れ替え時間まで入場できないこと、オバチャンが一生懸命に
指差していたのは料金表の隣にある入れ替え時間表だったのです。
その紳士は若い頃に日本の大学に留学していたそうで、日本人と見て
助けてくれたのでした。確かに良く見ると横に入れ替え時間表があって
小さい字で入れ替え時間が書いてあります…
そんなことはお構いなく地元のオッチャン、オバチャンたちは談笑して

いました。「ここは外国なんだな…」

そうして入れ替え時間になり、窓口のオバチャンに「さっきはゴメンネ」
と言ってイザ、入場です。因みに入場時間が入れ替え制になっている
のは、一旦全員を退場させて清掃などをするそうなのですが、やってる
んですかね?まあ、やっていると信じて園内に入っていきます。
さて、脱衣場は?とキョロキョロしましたが、そんな建屋は見当たらず
スルと、ワタクシより先に入場した人が湯船の手前で服を脱ぎ始めた
ではありませんか。「オイ、オイ、チョット待ってよ、ここは青天か?」と
思ってると皆さん一様に、洋服の下には水着を着ています。

個室、と言っても仕切りと戸があるだけの簡易なシャワールームが見え

る以外は建屋は売店兼キップ売り場、そしてトイレだけ。どうやら更衣
室などはないようです。入れ替え時間待ちに皆さん並んでいた理由は
シャワールームを確保し、そこで着替えるためだったようです。
早い者勝ちですから。もちろんシャワールームは内側から鍵を掛けれる
だけですから、そこに自分の荷物を置きっぱなしにはできません。
ですので、シャワールーム横には、ノーリターン式のコインロッカーが
ありますが容積は小さいです。そして外足用の簡単な下駄箱が設置
されています。この「北投温泉親水公園露天風呂(千禧湯)」は基本的
にオール土足です。ホトンド、地元の市民プールみたいなノリですね。
よって岩風呂が3つに水風呂、そしてシャワーがあるくらいで洗い場
などはモチロンありません。ですのでここは日式のお風呂ではない、と

申し上げたのです。

そして水着に着替えてイザ岩風呂へ!この温泉は露天風呂のみで
ありますが、横長の楕円系の岩風呂が3つあります。そのイズレモが
天然温泉を利用しています。湯船の構成を申しますと一番上の湯船
には屋根付きの櫓があります。そうして、一番上の岩風呂から温泉が
溢れ落ちて、2段目の湯船に注がれます。そうして同じように2段目の
溢れた温泉が3段目に注がれるのです。

まずは2段目の岩風呂へ。ところでこの親水公園には3~4人の監視員

のオジサンがいます。若いビキニの女性も入浴しているので痴漢防止
のためかな?と思いながら、岩風呂に足を入れます。一応、掛け湯を
して入りなさいということなのか、洗面器が岩風呂のソバにあります。
掛け湯をして入ると、結構熱めの御湯です。訪問した時期は2月でして
どちらかというと熱帯気候の台湾でも、厚手の上着がないと外出する
のは寒い、そんな時期でしたのでイキナリ肩まで浸かるには岩風呂の
御湯は熱すぎました。そこで岩風呂の縁に腰掛けていると、監視員の
オジサンにピーピーッと笛を吹かれ、「ダメだよ!そこに座っちゃ!湯
に入って。」と注意されました。そうなのです、この親水公園露天風呂
はアクマデモ御湯に浸からないとイケナイのであります。
そうして見ていると温泉で御湯に潜ろうとしていたチビッ子や温泉の
御湯をスクッテ顔を洗おうとしたオジサンも同様に注意されてました。
ここの温泉はカナリ熱くて潜ったり、顔を洗うのは厳しいものがあるの
ですが。さて!肝心の泉質なのですが、カナリ塩分のキツイ泉質です。
そうして御湯の香りもウッスラどころかガッツリと潮の香りを放つ温泉。
その御湯色はハッキリと薄緑がかかった白濁色がハッキリと見てとれ
る「翡翠泉」なのであります。夜の露天のライティングは、その湯面を
映し出し本当に翡翠石のような情景を浮かび上がらせるのです。
もう2段目の湯船だけでも結構ポカポカしてくるのですが、スーパー
銭湯ブログとしては他の湯船も体験しなければなりません!
そうして丘陵を利用した3段に設置された岩風呂のうち、一番上段の
湯船へと足を運びます。上段の湯船の頭上には櫓屋根があって、いか
にも温泉という感じです。しかしながら他の下段の湯船に比べて1/3の
面積のためか、湯船に入る人は少ない感じがします。しかし、そっと足
を御湯につけると、その理由が分かりました。
メチャクチャ熱いのです!2段目の岩風呂も結構熱かったのですが、
それ以上に熱い。個人的な感想ではありますが、体感温度はホトンド
熱湯に感じます。ですが、ここは温泉場、ちょっと身体が慣れてくれば
熱さにも慣れてきました。岩風呂の底に何か小石のようなジャリジャリ
とした感触があります。拾い上げて見ると温泉で変色した、何か鉱石の
ようでした。泉源、ろ過、消毒方法は未確認なのですが、もしかすると
湧出た源泉にマッタク何も手を加えずに湯船に注いでいる「リアル源泉
掛け流し」ではなかろうか、そんな感じがします。そうして岩風呂上段
がもっとも熱く、2段目つまり中段の岩風呂が上段よりも少し御湯温度
が下がる理由が分かりました。上段岩風呂から流れ出た御湯がすべて
中段の岩風呂に、そのホトンドが注ぎこまれて、その過程で御湯温度
が下がっていると思われるのです。下段の岩風呂に上段~中段を経て
流れ、注ぎ込まれた御湯は丁度良い温度になっていましたが、上段と
中段の岩風呂を経験した後に下段の岩風呂に入ると、ナンだかヌルク
感じられました。その温泉岩風呂から通路を挟んだ先に水風呂がある
のですが、温もった身体を冷ますのもモッタイなかったのでスグに出た
のですが、クールダウンには丁度良いと思います。
ガイドブックなどによると、台湾の温泉はドイツ人により発見され、日本
統治時代には兵士の負傷の治癒に、主に使われたようです。そんな
ルーツからか、温泉は健康維持のため、治癒のためという湯治として
の温泉の利用がマナーとされ、その為にお風呂遊び的な行為が注意
されるのだと思いました。何故なら入浴後は全身のポカポカ感がずっと
続いていたからです。
中段の岩風呂に浸かりながら、老若男女が水着着用で温泉を楽しむ
光景を見ると、温泉は時代を越え、国を越えて愛されるものなのだな!
と思いました。温泉ってサイコー!

<御気軽度☆☆☆☆>
北投温泉親水公園露天風呂(千禧湯)はメチャクチャ御気軽ですよ!
なんせ料金が40元(ニュー台湾ドル)なんですから。現在の日本円に
すると約120円!安すぎ!子供料金やシルバー料金はあったような
気がします。行きたいと思った方は必ず台湾政府観光局の公式サイト
などで御確認下さいませ。加えて為替相場も要チェックです。
入浴の際には必ず水着着用です。万が一、水着を忘れた場合は親水
公園内の売店で御購入下さい!水着レンタルは無かったと思います。

<レジャー施設度☆☆☆>
水着着用の温泉ではありますが、温泉治癒を目的とした温浴施設と
捉えれば充分満足できそうです。しかしながら設備的に更衣室なし
更衣室代わりのシャワールームも水の出る量は…厳しいものがあり
ますし、有料でつまりコイン投入でシャワーから御湯が出るのですが
これも結構厳しいです。しかし40元の入場料でアレモコレも期待する
ほうに無理があるのかも知れません。地元市民の憩いの場なんで
すから、リーズナブルということで全てに目をツブリましょう。
温泉泉質は素晴らしいのですから。

<台北市政府観光伝播局公式サイト北投公園紹介ページ>
http://www.taipeitravel.net/frontsite/jp/sceneryJpListAction.do?method=doFindByPk&menuId=1040501&scenerySerNo=2011051800000662


<台北市温泉発展協会公式サイト北投親水公園露天温泉のページ>
http://www.104net.net/taipeisprings/chinese/scenic/garden-spa.htm













今日のご紹介は「北投温泉親水公園露天風呂(千禧湯)」なのです!

<スーパー銭湯度☆☆☆>
前政権時代に上がりに上がった日本円、そして下がりに下がった我が
国日本の国内株価…その影響により日本国内の景気は戦後かつて
ないほどの不況を続けています。「円高」により日本国内の製造業は
海外へと生産の拠点をシフトさせ、その結果、「失われた10年」どころ
か「失われた20年」とまで言われそうな勢いで日本経済は衰退の一途
をタドッタのでした。
しかしながら、その反面、いや「反作用」といいましょうか、モタラサレタ
ものもあるのです。それは「外国」が一般庶民にグググ~っと!タグリ
寄せられるが如く、身近なモノになったことでした。
それも、その筈「円高」により為替相場において日本円の価値はイッキ
に上昇し、その影響もあったのか海外渡航費用も随分とリーズナブル
になったのでした。加えて海外渡航先での滞在費もグーンと抑えること
が可能になり、長期滞在でも日本円で資金を持っていれば日本国内
よりもお徳感がジンジョウでないほど感じられるのでした。
それもそのはず、現在のアベノミクス政権の前政権時代、円高は天井
知らずとも言える勢いで上昇を続けた結果、1ドル=70円台を突破して
かつ60円台に突入しようかと言われた時代を思い起こせば、アジア圏
では日本円が奪い合うように換金されていたのです。
お隣の外国、大韓民国では100ウォンが10円を切り、香港でも香港ドル
が1ドル、10円以下になった時代もありました。
ソンナコンナで、ワタクシ、燐夢も一路、海外へと足を運ぶことにしたの
であります。そうして今回の渡航先は台湾でした!
ツイに稚拙「スーパー銭湯へいこう!!」も初の海外編のブログとアイナ
りました。パチパチパチ…!

このブログを御読みのオマエタチ皆々様も、『台湾行ったグライで拍手

するかよ!』と御思いでしょうね?イヤ、拍手して下さっていると信じて
ブログを続けたいと思いますm(_ _)m
ワタクシ、燐夢の今回の旅程は関西国際空港から台北市の桃園国際
空港に到着し、台北市内のホテルに3泊するというものでございました。
『オマエの旅行日程はドウデモいいんだよ!』と叱責の御声が聞こえて
きそうでありますが、マアマア、そうオッシャラズにお付き合い下さい。
桃園国際空港から旅行会社の送迎バスで台北市内のホテルに到着
したのであります。この3泊4日の滞在中の予定は到着当日はフリー。
滞在2日目の日中に旅行会社の市内観光に行き、その夜に台北から
北部の九扮(アニメ「千と千尋の神隠し」のモデルと言われるので有名
な山間の観光地)へと向かい、3日目は学生時代の友人が居る台南
方面の嘉儀市に台湾新幹線で向かい友人と歓談するという、強行な
スケジュールであります。
そうなると、台湾でスーパーな銭湯を散策する時間は台湾到着当日
のみでした。しかも、何処の「温泉」に行くのかマッタクの無計画!
しかし、ガイドブック等で台湾の温泉は基本、水着着用での混浴しか
ない、との知識はあったので「海パン」のみ持ってきたのでした。
もしかすると台北市都心部にスーパーな、掘り出し物の温浴施設が
あるかも!と期待を膨らませながらホテルのフロントで周辺に温泉
や大浴場を聞いたのですが、やはり「新北投」ということでした。
ガイドブックを開いてみると、時間的には宿泊ホテルから30~40分も
あれば行けるようだったので、時は金なり!ということで行ってみる
ことにしました。台北のMRT新北投駅を目指してイザ!出発です。
台北都心に張り巡らされた路線を持つ台北MRTは言わば台北人の
日常の足、沢山の地元市民、外国人が利用しています。
そうして台北MRT初乗車です。台北MRTは地下に駅がある地下鉄。
ホテルから一番近いMRT駅へと向うと入口は東京の地下鉄と殆ど
同じ雰囲気です。そして地下へとおり、券売機に新北投までの料金
を投入すると出てきたのは丸いプラスチックの真っ赤なコインでした。
「こ、これがキップかな?(’へ’)?」と思いながら改札へ向います。
すると改札機にはそのプラスチックコインの投入口らしきものは見
あたりません。ますます?となりました。
しかたなく駅員さんに「入境、怎嗎祥?」(どうやって、入るの?)と
聞くと、「ココニ、コイン、オイテクダサイ」と日本語で説明を受けました。

どうやら日本の電車の改札機の定期券のように改札機の読み取り

部分にカザスようでした。
ホッとしたのもツカノマ、「出るときはドウすんだろ?」と考えながらも
降りる時に考えれば良いか、ってことで、早速プラットフォームへと足
を進めます。ここでも日本の地下鉄と同様の風景がありました。
台湾の中心とも言える台北、その台北都心部の地下鉄であります、
乗車待ちの人だかりであります。しかも平日、ビジネスマンや学生や
ワーキングウーマンでごった返しています。
しかしホッとさせられたのは台北の皆さん、乗降口の前でならび列の
黄色線にそってキチンと並んでいたことでした。
そうして電車に乗り込みます。日本と違い、座席に自分のカバンや
バッグをデンと置いて座席を占領している人は皆無。皆さん詰め寄り
キチンと座っています。「台湾ってグッドマナー!」と思いました。
日本の公共交通機関もこうあって欲しいですな。
地下鉄に揺られること20分、乗り換えて新北投駅まではあと1駅です。

ここから新北投線と言われる路線の最終駅まで行く訳なのです。

新北投線は台湾でも有数の温泉地・観光地、そのせいか電車がドの
付く派手さであります。外観はカラフルなペイントが施され、いかにも
「温泉列車!発車オーラ-イ!」ってな感じでオノボリさん気分を満載
にして電車へと乗り込みます。
車内は遊園地のゴンドラ風の座席、そして何やらテレビモニターが据え
付けられています。平日も夜7時を回った時間、この新北投行きに乗る
お客さんもマバラ、そんな状況で据付モニターを覗き込むと新北投温泉
の歴史からオススメの温泉から色々と紹介されています。
しかも日本語のナレーション付きで!ここでもジャパンマネー高騰の
勢いをヒシヒシと感じるのでした。外国人向けにそれぞれモニターが
ある訳でもなく、ナレーションは日本語のみ。
日本人観光客を当て込んで設置されたであろう、数々の設備。これに
はイヤガオウでも、台湾で言うところの「日式=日本風」のスーパーな
温浴施設への期待を膨らませざるをえません!
改札で駅員さんに新北投で日帰り温泉があるか、そして道筋をタズネ
ました。同じ台北市内でも少し離れると方言があるようでマッタク聞き
とれません。適当にボディランゲージ!(全世界共通ですな)で駅員の
お兄さんに通じさせると、言われた道のりを歩いていきます。
ところで台北MRT改札を通った時に危惧した、改札口を出る方法です
が、目的駅に到着後の出口側の改札機に、例のプラスチックコインの
投入口があり、コインを投入して改札を出るのでした。チャンチャン!

さてMRT駅周辺はいかにも駅周辺と言った感じで日本のチェーン店の

コンビニやらビルが立ち並んでいます。そして新北投駅から右手の橋
を渡ったところにあの牛丼の元祖のチェーン店がありました。台北に
降り立ってまだまだ初日、1週間でも居れば日本の食事が恋しくなる
のでしょうけど、まだそんな気分ではありません。ここは牛丼チェーン
店をスルーして公共の温泉施設へと向かいます。一応写真は撮りま
したけど。