続き。
私の致命的なミスによりアムステルダムの路面店にエルパトできない事態となってしまったが、3 店舗目のスキポール空港に期待していた。
スキポール空港に着いたパートナーと私はエルメスのサイトに載っていた店舗の外観を頼りに探してみたのだが、一向に見つからない。
この空港内にエルメスがあるのは間違いないはずなので、空港スタッフに聞いてみたところ想定外の事実が発覚した。
私たちがいるフロアは「ラウンジ 1」 と呼ばれるエリアでエルメスは「ラウンジ 2」にあるとのことだったのであるが、パスポートコントロールを越えないといけないとのことであった。
今回はヘルシンキに戻る便であるため EU 内となりパスポートコントールはないのであった。
事前準備不足と言えばそれまでだが、空港内のエルメスに行けないとは全く考えていなかった。
結局、アムステルダムの 3 店舗のうち 1 店舗しかエルパトできなかったのである。
2 度もしくじってしまい絶望していた私であったが、今回の旅行のエルパトがこんな終わり方でよいはずがないと自分自身を奮い立たせ、ヘルシンキ便の出発を待ちながら別の国にエルパトできないかスマホで緊急調査を開始したのである。
日帰りエルパトを考えているので、できる限りヘルシンキから近い都市が都合がよい。
一番近いのはスウェーデン・ストックホルム (1 時間) であるが、ストックホルムには 1 店舗しかなく、またなぜかチケット代がかなり高額であったため断念した。
次に、あらためてデンマーク・コペンハーゲンを検討してみたが、日帰りには厳しい時間帯の便しかなかったのでこれも断念した。
追い込まれた私であったが、ついにヘルシンキから日帰りエルパト可能な都市を見つけた。
それはドイツ・ベルリンである。
- ヘルシンキ - ベルリン間の飛行時間は 2 時間で日帰り可能な便がある
- チケット代は往復で 12 万ぐらい (二人分)
- ベルリンには 2 つ店舗がある (デパート内と路面店)
スキポール空港でヘルシンキへの戻りの便を待ちながらフィンエアーのアプリでヘルシンキ - ベルリンの往復チケットを無事に購入した。
余分に 12 万ぐらいの費用が発生してしまうが、もし帰国後に行かなかったことを後悔した時の気持ちを値段にすると 12 万では済まないであろう。
ということで、本当に急遽ベルリンへの日帰りエルパトを実施することになったのである。
ちなみに、ドイツ🇩🇪への旅行は以下の記事で書いたように日帰りでオーストリア・ウィーン🇦🇹から電車でミュンヘンに行ったことしかない。
この数日後にベルリンのエルメスであのような形でサプライズに遭遇するとはこの時点では 1 ミリも思っていなかったのである。
アムステルダム編は以上で終了し、次回からベルリン編をお届けする予定である。