チップをはずむから、勇気をわけてくれねえか?

 

- 次元 大介 (ルパン三世の相棒)

 

2024 年夏の外商イベントで 5 連のクルー・ドゥ・H のブレスレットを購入した。

 

勇気を分けてもらわないと決断できないほどの買い物であった。次元大介と同じ気持ちである。

 

 

この時の記事の最後に書いたが、このブレスレットがあまりにも高額であったため、しばらくエルメスのジュエリーを購入するつもりはなかった。パートナーにも担当にもそう伝えていた。

 

事実、私のエルメス家計簿を見ても 8 月以降にジュエリーを購入した記録は一切ない。

 

 

しかし、2024 年最後のいつものエルメスで担当から「やっと見つけて取り寄せました!」と言われ、出てきたのがこのシェーヌ・ダンクル・ディヴィーヌのリングである。

 

 

 

話は 1 年半前に遡るが、外商イベントでシェーヌ・ダンクル・ディヴィーヌのバングルを購入した。

 

 

外商イベントにはリングは出品されていなかったのであるが、義姉より「アクセサリーはセットで買うべし!」と教育を受けてきた私はいつかリングも買うつもりであり、パートナーにもリングに出会えたら購入する約束をしていた。

 

 

しかし、エルメスのジュエリーはバッグに負けず劣らずなかなか遭遇することがないのである。リングはサイズもあるのでなおさらである。

 

銀座メゾンで 1 度だけこのリングに遭遇したことがあるのだがサイズが合わず、またその時は国内にそれ 1 点しかなく、私はだんだんとこのリングの存在を忘れていたのである。

 

まさか 2024 年最後のエルメスのタイミングでこのリングに出会うとは全く予想もしておらず狼狽してしまった。

 

と言うのも、しばらくエルメスのジュエリーを購入するつもりはないと宣言しており、一方でパートナーにはこのリングに出会えたら購入すると約束をしており、矛盾する状況に置かれたのである。

 

と言うことで、突如 (なつかしの)「ほこxたて」 (OSSAN 編) がいつものエルメスの小部屋で開催されたのである。

 

しばらくエルメスのジュエリーは購入しない
vs
このリングに出会ったら購入する

 

どちらも約束ではあるが、前者はどちらかと言えば私都合の一方的な約束であり、後者はパートナーとの双方向の約束であり、私自身に対する約束でもあると言えるだろう。

 

結局、悩むことおよそ 15 秒で購入することにした次第である。

 

 

と言うことで、やはり同じシリーズは揃うとしっくりくるものである。

 

 

 

1 年半に渡るパートナーとの約束を果たすことができた自分に対して、次元大介の言葉を送ろうと思う。

 

俺は約束を守る男さ

 

- 次元 大介 (ルパン三世の相棒)