第43回ハバナ映画祭:配信ニュースの紹介 | MARYSOL のキューバ映画修行

MARYSOL のキューバ映画修行

【キューバ映画】というジグソーパズルを完成させるための1ピースになれれば…そんな思いで綴ります。
★「アキラの恋人」上映希望の方、メッセージください。

コロナで変則したこともありましたが、恒例の国際新ラテンアメリカ映画祭(通称 ハバナ映画祭)が12月1日から始まりました(11日まで)。

今年は43回目。

  
映画祭ニュースがYoutube配信されていたので見てみました。
15分もある!長いけど嬉しい!

 

ニュース 1号

主な内容
・映画祭委員長:Yumey Besú氏の言葉

※お顔も名前も初めて知りましたが、「若い監督たちがラテンアメリカの今を独自の手法で問いかけている」と言っているように、映画を通してラテンアメリカの社会を垣間見られることが私にとっては魅力です。
 

・審査員の紹介。ビクトル・フロウレル(批評家)、タイミ・アルバリニョ(女優)、ノルヘ・エスピノサ(批評家)、エドゥアルド・デル・リャノ(監督)、マリリン・ソラヤ(監督)だけ知ってる。

・出品作の一部紹介
・情報紙も健在で、0号には上映作品や会場の情報が掲載。
・審査員たちのコメント(映画祭に期待すること)
・4日開催のシンポジウム:ニコラス・ギジェン・ランドリアン作品について
 エルネスト・ダラナス監督の新作ドキュメンタリーも本映画祭で初公開される。
・オープニング作品「アルゼンチン1985」

Marysolより
FBで「ハバナ映画祭が始まった」と懐かしい気持ちで投稿したら、キューバ系の友人から「政治犯や検閲のことを忘れないで」とコメントがありました。
そう、確かに『ビセンタB』は検閲により上映されません。
ただ、その方への返信に(この体験をふまえて)「映画祭で私はキューバの別の顔を知った」と書いたのですが、今回の映画祭ではオープニングセレモニーにアルピディオ・アロンソ文化大臣が登場した際、会場の拍手が際立って小さかった(ブーイングが聞こえたとも)と、複数のサイトで指摘されていました。やはり映画館の闇に紛れて”見える”別の顔がある、と再確認。

ニュース2号

・ICAIC現長官:ラモン・サマーダ
・オープニングセレモニー:X アルフォンソ
・「アルゼンチン1985」プロデューサーへのインタビュー
・一部の作品紹介
・映画祭に来た人たちの声(スクリーンで見ることの意義)

ニュース3号 

・映画ポスターコンクール会場@シネ・チャプリン
・観客の声
・ニコラス・ギジェン・ランドリアンのドキュメンタリーとシンポジウム
・『Blanquita(ブランキータ)』(チリ)とプロデューサーのコメント
『1976年』(チリ)と主演女優のコメント
・『Dos estaciones』(メキシコ)と監督
・『Manto de Gemas』(メキシコ)と監督
・ハバナ映画祭の意義のひとつ:「様々な世代の映画人が出会う場」
 「自分の立ち位置を確認する場」レべカ・チャベス(キューバのドキュメンタリー監督)
・アニメ
・フェルナンド・ぺレス監督の最新作とエルネスト・ダラナスのドキュメンタリー作品

 

映画祭公式サイト:Inicio - Festival Internacional del Nuevo Cine Latinoamericano (habanafilmfestival.com)