「ヒバラ国際映画祭」3年ぶりに開催 | MARYSOL のキューバ映画修行

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デジタル技術の進化を背景に、低予算でも内容豊かな自主映画の振興を掲げ、『ルシア』で有名な故ウンベルト・ソラス監督が2003年に創設した「ヒバラ国際映画祭(元ヒバラ低予算映画祭)」。

 

コロナや経済的理由で2年の中断を余儀なくされたが、今年は晴れて開催され(8月2日~6日)15か国から選ばれた40本の作品が出品された。

 

恒例のヒバラ市民による開催パレード

 

「ルシア賞」結果(作品名はスペイン語表記)

長編フィクション「パピチャ 未来へのランウェイ」(アルジェリア・フランス・ベルギー・カタール)

短編フィクション El hijo muerto (キューバ) 監督:マイセル・ベジョ

*審査員特別賞 Los criminales(フランス・ルーマニア・トルコ)

*スペシャル・メンション La campaña(キューバ) 監督:エドゥアルド・デル・リャノ

長編ドキュメンタリー Ophir (フランス・イギリス)

短編ドキュメンタリー La comunión de mi prima Andrea(スペイン)

アニメーション    Calamity, y La infancia de Martha Jane Cannary(フランス)

*審査員スペシャル・メンション Mata(ノルウェー・ブラジル)

*プレス審査員賞 Libertad(スペイン)、La campaña(キューバ)

 

このほかキューバの俳優ホルヘ・マルティネス(左)に「ルシア」賞が授与された。

 

また『ルシア』や『低開発の記憶』など多数のキューバおよび外国映画の編集をてがけ、2020年に亡くなったネルソン・ロドリゲスにオマージュが捧げられた。

 

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