恩師マリオ・ピエドラ氏の紹介
先日“La primera carga al machete”の紹介記事を書いていたときのことです。
私の恩師、ハバナ大学で映画を教えているマリオ・ピエドラ先生に、メールで「“La primera carga al machete”をブログで紹介しました」と伝えると、「僕からも短いコメントを送ってあげよう」と、嬉しい提案が返ってきました。そしてすぐに(!)次回アップする先生の記事が届きました。
マリオ先生との出会い
私がマリオ先生と最初に出会った場所は、“ネット上”でした。
一昨年(2003年)の3月、私をキューバ映画に引きこんだ作品“Memorias del subdesarrollo”について調べていたとき、あてもなくネットナビをしていたら、ICAIC(国立映画芸術産業庁)にメールを送れる画面が現れ、その時に送った私の質問に対して親切に返信をくれたのがマリオ・ピエドラ氏だったのです(実を言うと、私はまさか返事がくると思っていませんでした)。
ハバナで
たまたま、その一週間後に、私はキューバに旅行で行くことになっていたので、マリオ氏とハバナで実際にお目にかかることができました。たった一日でしたが、映画の話をしたり、憧れのICAICを案内していただいたり(当時、先生は大学で教えながら、ICAICにも勤務)、私の大好きな作品のロケ地に連れて行ってもらったりして、忘れがたい時を過ごしました。
その後
それが縁で、以後、時折りメールの交換などをしていたのですが、昨年12月ハバナで毎年開かれる映画祭を観たいという長年の夢と、マリオ先生から『キューバ映画について学ぶ』という新しい夢を同時に達成すべく、ハバナに2週間以上滞在し、二つの夢をかなえてきました。
ブログ開設
すでに滞在中から、“今経験していること・学んでいること”がとても貴重なことに思えて、これは自分ひとりの思い出としてしまっておくよりも、皆に発表する場を設けたいと思い始めていました。
「ブログを開設した」という知らせを誰よりも先に伝え、喜んでいただいたのが、(私がどこの誰かもわからないのに、フェアで親切に接してくださった)恩人、マリオ先生です。
皆様へ
次回は、マリオ先生のコメントをお楽しみください。
また、これからも先生のサポートをうけながら、拙いながらもキューバ映画の紹介を〔スロースペースで〕続けていくつもりですので、どうぞよろしくお願いします。