邦楽新曲レビュー -98ページ目

絢香『Jewelry day』

Jewelry day
映画「ラストラブ」の主題歌。前作『三日月』から約10か月ぶりのシングルは、悲しみを乗り越えて前向きな一歩を踏み出す姿を描いた珠玉のバラード。思わず身を委ねたくなる歌声からは、トップ・アーティストの風格が感じられる。
単独名義では、昨年11月にリリースした1stアルバム『First Message』から約8か月ぶりのニューシングル。2月にコブクロとのコラボがあったので、そんなに久しぶりのような気がしませんね。穏やかなアコースティックギターのリズムに乗せて、過ぎ去りし日々の情景描写をじっくりと噛み締めるように歌い上げた、デリケートなラブソング。言葉を伝えるためにあえてシンプルにしたというアレンジが、歌唱力と表現力を際立たせてますね。情感豊かな繊細な歌声と壮大なメロディによって、胸にジーンとくる切なくて温かいバラードに仕上がってます。『三日月』と同じく、1年前からあった曲だそうです。聴いた後に心が温かくなって余韻が残ります。
カップリングは、一転して骨太な歌声が印象敵な誰もが感じる疑問や孤独感を表現した力強いナンバー『I'm alone』、日本テレビ系「第85回 全国高校サッカー選手権大会」応援歌となったアルバム『First Message』の1曲目に収録されていた曲のアコースティックバージョン『Start to 0(Love)<Acoustic Ver.>』を収録。カップリングもオススメです。
試聴はコチラです。Yahoo!動画のコチラでPVフル視聴できます。(~8/31)

アルファ『宇宙ハワイ feat.ハナレグミ』

宇宙ハワイ feat.ハナレグミ
フジテレビ系「HEY!HEY!HEY!」EDテーマ。ラップ・トリオ、アルファのニューシングル。「宇宙」をテーマにした清々しいアップ・チューンで、2001年発表の『サンオイル』以来となるハナレグミとのコラボレーション。
ケツメイシ、スチャダラパー、BENNIE K、前田健といった個性豊かな面々とのコラボでも知られるヒップホップ・トリオ、アルファ。BENNIE Kを迎えた前作『Going!Going!Gone!』に続く、アルファコラボ3部作の第2弾。'01年リリースのアルファ feat. 宇多丸,永積タカシ名義の『サンオイル』でも共演した、SUPER BUTTER DOGのVo.永積タカシのソロプロジェクト、ハナレグミとのセカンドセッションになります。宇宙を泳ぐような心地いいサウンドに「♪僕とE-事しようよ」のフレーズが印象的なサマートリップ・ナンバー。
『宇宙ハワイ』に続くカップリングは、『宇宙銀座』って(笑)宇宙っぽいトラックに、スピード感のあるビートラップがいい感じで、アルファらしくて『宇宙ハワイ』より好きかも。『宇宇宙ハワイ feat.ハナレグミ(Radio Edit)』も収録。
試聴&期間限定のPVフル視聴はレーベルのコチラです。Yahoo!動画の特集でPVフル視聴できます。(~8/4)GyaO 音楽からも。(~7/22)

Jackson vibe『24 HOUR DREAMING PEOPLE』

24HOUR DREAMING PEOPLE(初回限定盤)(DVD付)
1 24 HOUR DREAMING PEOPLE
2 浪漫PEOPLE
3 GANG DISCO
4 星のプロポーズ
5 桜
6 あなたの顔が見たい
7 MONKEY LIFE
8 待ちぼうけ~Honey,Honey~
9 PLAY
10 ますらを
11 愛らしく
12 LIFE
クローバー義和率いる3人組バンド、Jackson vibeのアルバム。5作のシングル曲を中心に収録。グローバー義和の存在感のあるヴォーカルが全編を通して冴えわたっている。
人気バンドSKA SKA CLUBのメンバー、グローバー義和(Vo)と橋谷康一(Gt)が中心に結成した3ピースバンド、Jackson vibe。2/14リリースのシングル『浪漫PEOPLE』を皮切りにスタートした、怒涛の6ヵ月連続リリースの締め括りとなる第6弾は待望のニューアルバム。「6ヵ月連続リリース。お手本は、くぅちゃん。」で始まったキャッチフレーズがインパクト大の帯ジャケは、「ベストを尽くした、アルバム!!」ということで、ベストアルバムにも匹敵する自信作なんでしょうね。つかみOKなタイトル曲でもある爽快なキラーチューンM1で始まり、第1弾シングルの王道ロックナンバーM1、アッパーなディスコナンバーM3と、踊り出したくなる曲が続きます。キラキラしたラブソングM4、第2弾シングルで河合塾のCMソングだった優しいミディアム・ロックナンバーM5、第4弾シングルでレゲエ調リズムに乗せたスカ・テイストなナンバーM6と、ソウルフルで優しい歌声が胸に響きます。第5弾シングルで弾けるようなグルーヴ感のユニークなラブソングM8、突き刺さるロックナンバーでお気に入りのM10、結成当時からあった優しいミディアムナンバーM11、第3弾シングルでライブでノリノリになれそうなM12等を含む、全12曲を収録。ロックでポップ、そしてソウルフルな楽曲が詰まった今作は、連続リリースのシングル5曲以外も強力で、Jackson vibeの今を余すことなく紡ぎ上げたアルバムになってます。
試聴はコチラです。GyaO 音楽特集でPVフル視聴できます。(~7/25)

w-inds.『LOVE IS THE GREATEST THING』

LOVE IS THE GREATEST THING(DVD付き)
メンバーの橘慶太がアーサー王子役として声優に初挑戦した映画「シュレック3」日本語吹き替え版のイメージ・ソング。通算22枚目となるシングルは、間口の広いダンサブルなアップ・ナンバーに仕上がっている。
オリジナルのシングルとしては前作『ハナムケ』以来、約半年ぶりのリリース。瞬発力を増した慶太のヴォーカルが冴えわたるスケールの大きなダンスチューン。力強くて、迫力あるナンバーに仕上がってるけど、橘慶太のソロ2ndシングル『FRIEND』でも感じた、あきらかに無理してる感じの高音が苦手です。
カップリングは、スターの辛さを歌ったクールなナンバー『SHINING STAR』、上京してる人には特に郷愁感誘うスローなアコースティックナンバー『夏祭り』を収録。
試聴はコチラです。Yahoo!動画のコチラでPVフル視聴できます。(~8/3)GyaO 音楽からもPV2分視聴できます。(~8/5)

Metis『花鳥風月』

花鳥風月
レゲエ・ディーヴァ、Metisの3rdシングル。自身が詞・曲を手がけたバラードで、磨きのかかったソウルフルな歌声がまっすぐに響く。カップリングには、暑い夏を思わせるアップ・ナンバーを収録。
スマッシュヒットした1stシングル『梅は咲いたか桜はまだかいな』で、受験生を励ます楽曲と菅原道真の子孫として注目を集めた実力派女性シンガー、Metis(メティス)。前作のハイスピードなダンスホール・レゲエ『Respect!』とは一転して、静かにしっとり歌い上げた雄大なバラードナンバー。イントロから和風なストリングスが響き渡り、地球規模の大きなストーリーを深く優しい歌声で包み込むメッセージソングになっています。
カップリング『皆SUMMER』は、TBS系テレビ「世界・ふしぎ発見!」EDテーマ。夏を盛り上げるアップテンポのサマーチューン。レゲエの心地いいリズムと、畳み掛けるようなリリックが印象的。MINMIが7/18にシングル『シャナナ☆』をリリースして、産休に入るので、その間に頑張って欲しいな。8/15に1stアルバム『ONE LOVE』をリリース予定。
試聴はコチラです。
追記:GyaO 音楽からPVフル視聴できます。(~7/29)

ERIKA(沢尻エリカ)『FREE』

FREE(初回生産限定盤)(DVD付)
SUBARU・軽「STELLA R2」CMソング。名前と生年月日が女優の沢尻エリカとまったく同じ!? さらには容姿までも瓜二つということで話題の女性シンガー、ERIKAのデビュー・シングル。ワイルドなギター・サウンドに包まれたロック・チューンを披露している。
謎に包まれた大型新人、ERIKAが遂にデビュー。沢尻エリカ激似のERIKAは、パリ郊外で生まれ、ギターとともに何十年も音楽の旅を続けてきたそうです(;・∀・)本人出演でも話題のCMソングで、ギターの音色が印象に残るタフでワイルドなロックチューン。CMも沢尻エリカじゃなくて、ERIKA名義だったんだ。(どっちでもいいけど)沢尻エリカと言えば、TBS系ドラマ「タイヨウのうた」で雨音薫役を演じて、劇中歌『タイヨウのうた』をKaoru Amane名義でリリースしてましたね。2週連続オリコン1位を記録し、売り上げ枚数50万枚を突破する大ヒット。『FREE』もヒットしそうですね。ERIKA本人と『タイヨウのうた』を書き下ろした白鳥マイカが歌詞を共作してます。高音の伸びも気持ちいい歌声だし、聴き飽きない曲です。
カップリング『FANTASY』は、「music.jp」CMソング。センチメンタルな詞の世界をワクワクするポップなクラブサウンドに乗せたハウス風のナンバー。途中のセリフがエリカ様って感じですね。セリフは全部自身で考えたそうです。『Time to go home』はアッパーでヘビィなバンドサウンドが印象的なロックチューン。キャッチーで、可愛い一面も垣間みれる曲になってます。MTVで沢尻エリカとERIKAの対談番組が発売日の7/4にあり、コチラで7/18からストリーミング配信されるそうです。
試聴はコチラです。Yahoo!動画の特集でPVフル視聴できます。(~8/3)

SE7EN『ありのまま』

ありのまま(初回限定盤)(DVD付)
韓国の人気男性シンガー、SE7ENの6thシングル。ロック・サウンドを取り入れた夏らしいダンサブルなナンバーで、変わることのない恋心を歌ったラヴ・ソング。
2007年末には全米デビューも噂されているK-POP界のプリンス、SE7EN。ロック・テイストのエッジーなサウンドとSE7ENのソフトなヴォーカルが好対照な激しめのダンスチューン。爽快なビートが跳ねるカッコいい曲で、クールなラップもいい感じ。PVでは力強いダンスを披露してます。
カップリングは、ストレートに心に響く切ないミドルナンバー『Believe』を収録。タイトル曲の方がキャッチーですが、カップリングも良かったです。
試聴はコチラです。GyaO 音楽からPVフル視聴できます。(~7/29)

カルテット『情熱白書』

情熱白書
全国専門学校広報研究会「情熱宣言」CMソング。名古屋発のヒップホップ・グループ、カルテットの3rdシングル。情熱的なラテンハウスのトラックに絶妙なラップが絡む、彼らならではのサマー・ソングだ。キレの良いサウンドが魅力。
同郷のSEAMOによるオリコン1位獲得アルバム『Live Goes On』でもフィーチュアされていたSEAMO男塾イズム最後の継承者でnobodyknows+、HOME MADE家族、SEAMOに続く名古屋の超新星、カルテットのニューシングル。昨年11月のメジャーデビューシングル『春夏秋冬』、今年3月にリリースされた2ndシングル『一期一会』に続く今作は、疾走感ある爽やかなラテン調のトラックに、君への熱い想いを乗せた、痛快なサマーチューン。ちょっと切ない美メロが印象的なダンサブルかつソウルフルなナンバーになってます。初回盤のジャケとPVには雑誌「東海スパイガール」の人気モデル木ノ下美由紀も登場してるそうです。
カップリングは、心地いいビートに低音のラップが披露される『Break It Down』、郷愁を感じるミディアムナンバー『Stay GOLD』、RHYMESTERのDJ JINによる浮遊感溢れるリミックス『情熱白書 -DJ JIN Paint-It-Black Remix-』を収録。
試聴はコチラです。レーベルのスペシャルサイトでPVフル視聴できます。(~8/31)GyaO 音楽からも。(~7/15)Yahoo!動画のコチラで特集中。(~8/3)

bird『BATUCADA』

BATUCADA-バトゥカーダー
キリンビール「キリン・ザ・ゴールド」CMソング。シンガー・ソングライター、birdのユニバーサル移籍第一弾シングル。ブラジリアン・ポップの大御所マルコス・ヴァーリが1968年に発表したラテンのスタンダードをカヴァー。
オダギリジョー出演のCMソングで、印象的なフレーズに問い合わせが殺到している話題の作品。情熱的なリズムのボサノヴァナンバー。ラテンのリズムとbirdの柔らかくナチュラルな声がハマる、夏全開ラテン・アッパー・チューン。インパクトはあるけど、シングルとしてカットする程ではないような気がします。
カップリングは、RIP SLYMEのDJ FUMIYAによるリミックス『BATUCADA(DJ FUMIYA REMIX)』を収録。情熱的なタイトル曲とは対照的にちょっと涼しくて、楽しい南国フレイヴァーが加わってます。
試聴はコチラです。Yahoo!動画のコチラでPVフル視聴できます。(~8/3)GyaO 音楽の特集からも。(~7/18)

OCEANLANE『Walk Along』

Walk Along(DVD付)
エモーショナルなロックを聴かせ続けるOCEANLANEのシングル。透き通るようなメロディと癒し系のヴォーカルは従来のままに、研ぎ澄まされた明るいサウンドを発展させたナンバー。
ライブハウスシーンで高い人気を誇り、良質なバンドが数多く存在するエモシーンの中でも、その美メロ度が群を抜いているOCEANLANE。2ndアルバム『KISS & KILL』から約1年半ぶりのニューシングルは、エモーショナルなサウンドと清々しいメロディが融合した、ポップで疾走感溢れるロックナンバー。待ちに待って、忘れかけてました。でも、OCEANLANEはいいですねぇ。あらためて大好きです。より明るいサウンドへ昇華した、爽快なコーラスワークが心地いいナンバーです。
カップリング『Tell Me Why』は、ポップで切ないナンバー。透明感溢れる繊細さもあって、メロディアスでキラキラした曲ですね。『Feel More Alive』は、暗いけど明るくポジティブなメッセージも伝わる独特なナンバー。
そして、トリビュート・アルバムに参加したスティングの名曲『Englishman In New York』のカヴァーを収録。つい最近、関西弁にカヴァーした種浦マサオの『関西人 in Toyko』を紹介したとこなので、なんかタイムリーです。スティングの原曲はもっとジャジーですが、スリリングなアレンジが新鮮。特にイントロにトキメキました。必聴です!サビでついつい「♪関西人 in Toyko」と歌ってしまうけど…。セルフプロデュースによる高い音楽性を堪能させてくれる全4曲収録。どの曲も良かったです。9/5にアルバムをリリース予定。
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