邦楽新曲レビュー -78ページ目

ステファニー『because of you』

because of you
テレビ東京系アニメ「キスダム」EDテーマ。アメリカ人の父と日本人の母を持つシンガー、ステファニーの2ndシングル。クリアな高音ヴォーカルが際立った壮大なバラード。
デビュー・シングル『君がいる限り』が各メディアで一斉に取り上げられたスーパークリアハイトーンボイスの歌姫、ステファニー。今年8/5に20歳を迎えた彼女が、今までサポートしてくれた全ての人への感謝と、将来の展望が込められたスケール感の大きな心温まるバラードナンバー。今作も5オクターブの透明感溢れる歌声を披露してますが、特にすごいと思いませんでした。美しいメロディが心地いいですが、サビの盛り上がりとか、前作と変わり映えしないのが残念。作曲・プロデュースは前作に続いてジョー・リノイエが担当。
カップリングは、一転して力強く太い歌声で前に進む衝動を歌ったアップテンポのロックナンバー『To.Be.Me.』、シンプルなピアノ弾き語りでマイケル・ジャクソンの『ベンのテーマ』をカヴァーした『Ben』を収録。
試聴はコチラです。Yahoo!動画のコチラでPVフル視聴できます。(~9/13)
今回から8/29以降のリリース曲になります。
追記:GyaO 音楽からPVフル視聴できます。(~10/7)

Akeboshi『Colorful drops』

Colorful drops
1 Alone the Line
2 leaf on leaf
3 フクロウ
4 Quiet Garden
1年以上をかけて宅緑されたAkeboshiのミニ・アルバム。さまざまな楽器を分厚く重ねたアコースティック・チューンや美しいピアノ・ワルツなど、万華鏡のようなサウンドを展開している。
2002年のインディーズ・デビュー時から、その幅広い音楽性と確固たる音楽理論に裏打ちされた独自のメロディ・メイキングにより、ミューッジック・ファンから熱狂的な支持を受ける新世代のシンガー・ソングライター、Akeboshi(明星)の2ndミニ・アルバム。2006年4月にリリースしたミニアルバム『Yellow Moon』以来、約1年ぶりとなる待望の新作です。久しぶり過ぎて、忘れかけてましたよ。リード曲M1は、映画“cinemusica”シリーズ第3弾「WHITE MEXICO」の主題歌。ノスタルジックで不思議なAkeboshiワールドは健在で、多重コーラスが心地いい幻想的なアコースティック・チューン。美しいピアノワルツM2、シンセの音色が印象的な打ち込みナンバーM3等、約1年以上かけホーム・スタジオにてレコーディングした膨大な楽曲群から、本人が選び抜いた楽曲をセレクションした秋を感じる全4曲を収録。相変わらず、バラエティ豊かで万華鏡のようなサウンド・コラージュに脱帽。ゆったりとした哀愁を感じる空気感が心地いい。聴いてると独特の世界に引き込まれて、俗世の嫌なことが洗われます。今までも何度明星に救ってもらったか。今作は、聴いてると無性に旅に出掛けたくなりました。
レーベルサイトに試聴先がないですが、映画のWebサイトで試聴できます。(いきなり流れます)
追記:GyaO 音楽からPVフル視聴できます。(~10/7)

SunMin『Starting Story』

Starting Story
透明感あふれる愛らしさと確かな歌唱力が印象的なアジアの歌姫、SunMinの3rdシングル。女の子ならではの恋愛感情をシンプルな歌詞で綴ったキュートでポップなサマーチューン。
久保田利伸と歌った映画「日本沈没」の主題歌『Keep Holding U』でデビューした韓国から来た新しいアジアの歌姫、SunMin(ソンミン)。半年振りのニューシングルとなる今作は、アップテンポで爽やかなラブソング。20歳になった彼女の等身大の姿を投影した、恋するウキウキ感が詰まったファンキーなナンバーに仕上がってます。高音の伸びやかでリズミカルな歌声も印象的。
カップリング『やさしく歌って』は、CMソングでもお馴染みの73年に全米大ヒットしたロバータ・フラッグの名曲『Killing Me Softly With His Song』の英語カヴァーをソウルフルかつ表現力豊かに熱唱。アダルトでムーディな雰囲気を醸し出してます。
試聴はコチラです。Yahoo!動画のコチラでPVフル視聴できます。(~9/30)GyaO 音楽からも。(~9/16)

the brilliant green『Stand by me』

Stand by me(初回生産限定盤)(DVD付)
日本テレビ系ドラマ「探偵学園Q」EDテーマ。the brilliant greenの再始動第1弾シングルは、気だるいヴォーカルが心地良いお得意のミディアム・バラードで、健在ぶりをアピール。
『There will be love there-愛のある場所-』『冷たい花』『そのスピードで』といった大ヒット曲で一世風靡したthe brilliant greenが、デビュー10周年を迎え約4年半ぶりに再始動。Tommyのソロプロジェクトとはまた違う重厚なサウンドやTommyこと川瀬智子の雰囲気たっぷりの透明感のある気だるいヴォーカルがブリグリらしいミディアムナンバー。バンドの力量を見せつける、幕開けにふさわしい出色の出来ですね。切ないメロディのキラキラした感じが、懐かしい。センチメンタルな歌詞も沁みます。デビュー10周年って、実質5周年ぐらいやんというツッコミはありますが、ブリグリが好きだったので復活は素直に嬉しいです。いろいろ当時のことを思い出しました。休止中には、メンバーの川瀬智子と奥田俊作が結婚したり、ギターの松井亮がジュエリーデザイナーの方と結婚したりしてはりましたね。
カップリング『Gloomy Sunday~ひとりぼっちの日曜日~』は、実はデビュー前に作られた初期の楽曲。クールなUKロックっぽいナンバーで、やっぱりブリグリらしい。すごく気持ちいい曲です。
試聴はコチラです。Yahoo!動画のコチラでPV1コーラス視聴できます。(~9/13)

WISE『ALIVE』

ALIVE
「GO!SHIODOME ジャンボリー2007」テーマ・ソング。TERIYAKI BOYZで知られるWISEのソロ・シングル第3弾は、夏を盛り上げてくれそうなサマー・パーティ・チューン。独自のラップ・スタイルはもちろん、人間味を感じさせる雰囲気が魅力的。
Def Techやm-flo、福山雅治など数々の客演をこなし、今年2月にシングル『Shine like a star』で、TERIYAKI BOYZ(R)からの鮮烈なソロ・デビューを飾ったWISE。今作は、Spontaniaや加藤ミリヤ、YA-KYIMなど多彩なアーティストを手がける新鋭プロデューサーJeff Miyaharaとのコラボによる、オーガニックでポップな軽快HIP HOPナンバー。突き抜ける夏空のように爽快なアガるビートに、WISEのフロウがガッチリと噛み合ったアッパーチューンに仕上がってます。前作はDef Techみたいと思ったんですが、今作は、Spontaniaの『It's OK』かと思いました。同じ作曲者だけど(^▽^;)
カップリングは、シーンで確実に注目を集め始めているプロデュースユニット、THE COMPANYプロデュースによる、既にライブでもお馴染みのソリッドなキラーチューン『My Way』、異色HIP HOPバンド、Underslow jams take-c氏の手による、オーガニックなサウンドのムーディーなラブソング『Wanna know ya』、そしてSoul Source Productionによって完全フロア対応に生まれ変わったデビュー曲のリミックス『Shine like a star(Soul Source Production mix)』を収録。
試聴はコチラです。Yahoo!動画のコチラでPVフル視聴できます。(~9/21)GyaO 音楽からも。(~9/16)

五井道子『僕の花』

僕の花
秋元康企画・原作によるホラー映画「伝染歌」の主題歌。劇中に登場する「歌うと死んでしまう」といわれる呪われた自殺ソングで、謎のシンガー・ソングライター、五井道子の透きとおったヴォーカルが耳から離れない。
映画の中で重要な鍵を握る謎の少女・五井道子が歌う呪いの歌。「歌えば死ぬ」という強烈なキャッチコピーで、果たして売れるんでしょうか?AKB48の一人が歌っていると思ってましたが、一応正体不明のままなんですね。劇中で流れる呪いのメロディに合わせて、淡々と歌われるミディアムナンバー。映画のCMを見る限りはあんまり怖そうではないですけど、深夜に一人で聴いてると「♪なんだか なんだか やるせなくなる」という気分になります。メロディは美しいけど、歌い方がかなり悲しげです。
カップリング『棺のなかで眠りたい』はロックテイストのアップナンバー。強烈なタイトルの割には、アッサリ歌い上げてます。歌い方がぜんぜん違って、カップリングの方が人気がありそう。もちろん2曲共、秋元康が作詞を担当。
試聴はコチラです。

nobodyknows+『vulgarhythm(バルガリズム)』

vulgarhythm
1 エクシードマンのテーマ
2 Boys are Runnin’
3 Hero's Come Back!!
4 カッコワルイ損 part 1
5 メモリーグラス
6 カッコワルイ損 part 2
7 ギミギミ
8 隠せない明日を連れて(Milk Crown Bootleg Mix)feat.倉橋ヨエコ
9 カッコワルイ損 part 3
10 好きだぜ、マリー。
11 同じ星を見ている
12 スマイリン
13 Key of Life
14 オールウェイズ -Many Rivers Crossed-
15 go my way feat.JUJU
16 エクシードマンのテーマ(Reprise)
「庶民のリズム、音楽」を意味する造語がタイトルとなった3rdアルバム。TOKYO NO.1 SOUL SET『隠せない明日を連れて』のリメイクやJUJUが参加した曲など、心躍らせるトラックがズラリ。
前作『5MC&1DJ』から実に2年ぶりとなる待望のニューアルバム。ハイテンションなナレーションの入ったM1で始まり、トラックがカッコいいアップナンバーM2、テレビ東京系アニメ「NARUTO-ナルト- 疾風伝」OPテーマで1年6ヶ月ぶりにリリースしたシングルとなったロックの要素を盛り込んだアッパーチューンM3、レギュラーラジオ番組のタイトルにもなっているあるあるネタをさらけ出したM4とM6とM9、ハッチャケた恋を歌ったM7、TOKYO NO.1 SOUL SETの名曲をnobodyknows+流にリライトし、さらに「♪マスカラ命の女です~」とCMで歌ってた注目のシンガーソングライター倉橋ヨエコが声で参加したM8、『ココロオドル』を超える?!賑やかなパーティチューンM10、リアルなシーンが思い浮かぶ切ないラブソングM11、絆をテーマにした心温まる壮大なナンバーM13、g-ton脱退へのメンバーの想いが詰まったM14、レーベルメイトJUJUをフィーチャーしたクールなメッセージソングM15を含む、バラエティに富んだ全16曲を収録。等身大の姿をそのまま映し出したパワフルでオリジナリティ溢れる自由さを追求したクラブ仕様の1枚になっています。女性ヴォーカルを迎えたり新しさは感じるけど、個人的には不完全燃焼な物足りなさを感じました。
試聴はコチラです。

名取香り『シャワーを浴びる前に』

シャワーを浴びる前に
名取香りの2007年第1弾となる8thシングル。活き活きとしたバンド・サウンドに、前田たかひろが手がけたアダルティな詞を乗せたラヴ・バラード。彼女のエキゾティックなルックスにぴったりの、魅惑的な楽曲に仕上がっている。
ドラマ「下北GLORY DAYS」の主題歌や映画「LOFT ロフト」のイメージソングを歌い、Micro of Def Techのシングルやアルバム収録曲『Why not?』にも参加したモデル出身のシンガー、名取香り。今までのエチゾチックな容姿に合ったクールなイメージではなく、明るい感じにイメチェン。シングル『Lovespace』の頃に一回イメチェンしてたんですけど、暗いバラードとか歌って、戻ってましたもんね。デビューの頃に比べると、だいぶ変わりましたね。8ヵ月ぶりとなるニューシングルは、ポップでグルーヴ感のある生音を使ったオーガニックなサウンドに、等身大の気持ちをさらけ出した歌詞が印象的なラブソング。作詞は、TK世代にはお馴染みの前田たかひろが担当。艶のあるヴォーカルは健在で、キャッチーなメロディなので聴きやすいです。
カップリング『ワガママ奴隷』は海外アーティストAYOの楽曲をダビーにカヴァー。こちらも妖艶なサウンドに、メンドくさくてワガママな女の子の気持ちをリアルに歌っています。やっぱり、私は以前のR&Bな曲の方がいいな。
試聴はコチラです。Yahoo!動画のコチラでPVフル視聴できます。(~9/22)GyaO 音楽からも。(~9/16)

J『walk along-Infinite mix-』

walk along-Infinite mix-(初回限定盤)(DVD付)
今年3月にリリースしたアルバム『URGE』に収録された人気曲のアレンジ・ヴァージョンを収録したシングル。チェコ・フィル・ハーモニック管弦楽団とのコラボレーションにより、壮大なスケールをたたえたオーケストラ曲に生まれ変わっている。
今年でソロ活動10周年となり、伝説のモンスター・バンド、LUNA SEAの終幕後も勢力的に活動を続けているJ。今作は、アルバム『URGE』からのリカット・ナンバー。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団がストリングスで参加することで、重厚なバンド・サウンドはそのままに、壮大な仕上がりになっています。叙情的なヴォーカルもより映えていて、胸に響きます。
カップリング『and...hope』は、Jにしては珍しい感じのハードでストレートなロックナンバー。
試聴はコチラです。GyaO 音楽からPVフル視聴できます。(~8/26)

東京事変『キラーチューン』

キラーチューン
東京事変のニューシングルは、キーボード/ピアノを担当する伊澤一葉が作曲を手がけたナンバー。スウィング感あふれる爽やかなポップな仕上がりで、タイトルどおりのキラー・チューン。
3枚目のアルバムに向けて、メイン・ソングライターをギターの浮雲と鍵盤の伊澤一葉が務め、椎名林檎がヴォーカルと作詞に専念するという新体制で動き出した東京事変。2007年第2弾シングルとなる今作は、鍵盤の伊澤一葉作曲、椎名林檎作詞のカントリー・タッチの軽快なスイング感とどこまでも突き抜けていく歌が爽快なポップ感溢れるナンバー。前作の奇抜なポッチューン『OSCA』から一転して、ストレートに刺さるピアノ・オリエンテッドな1曲になってます。意外と可愛い曲で、聴きやすいです。ただ、飽きが早そう。
カップリングは、マニアックな人に受けが良さそうな、ギターの浮雲作詞作曲のバンドのグルーヴ感が混沌と渦巻くサイケデリックなナンバー『BB.QUEEN』、浮雲作曲、椎名林檎作詞の全英語詞による、艶っぽく大人の愛を歌ったスウィート・ソウル・チューン『体』を収録。9/26に3枚目のアルバム『娯楽(バラエティ)』をリリース予定。
試聴はコチラです。