邦楽新曲レビュー -236ページ目

bonobos『Beautiful』

Beautiful
プロデューサーには、『THANK YOU FOR THE MUSIC』や、2ndアルバム『エレクトリリック』など、これまででも度々登場してる朝本浩文を起用。瑞々しい彼らの魅力が詰まった、麗しのキラー・チューン。
伸びやかな蔡さんの歌声が気持ちいい、ゆるーい曲です。最初はどーかと思ってた「美しく愛の雄叫び」というフレーズも、気付けば鼻歌で歌ってたり、けっこうハマります。遊び心のある春らしい『衛星』と『東京暮らし』のリアルな感じでbonobos特有のふわふわ感がいいですな。去年のライブイベントで『THANK YOU FOR THE MUSIC』の手拍子が気持ちよかったなぁ。また、ぜひ生で見てみたいバンドのひとつです。PV試聴はBARKSのコチラです。iTMSで試聴できます。

ART-SCHOOL『フリージア』

フリージア
約2年半振りとなるニューシングル。ART-SCHOOLの魅力であるメロディの良さと、木下理樹の圧倒的な支持の要因である歌詞のパワーが共存した強力作。
フリージアの花言葉は「純潔、あどけなさ、無邪気、慈愛...」、痛烈に切なくて透き通ったポップな春らしい曲です。2曲目『光と身体』もポップで、タイトル曲になってもいいくらいな曲ですね。イントロはドキドキするし、メロディが突き刺さります。3曲目『キカ』は作詞・作曲、そして歌もギターの戸高さんが担当。優しくゆっくりした曲で、ぜんぜん違和感はなし。4曲目『LOVERS LOVER』は一番好きかも。4曲共、影のある曲でした。試聴はコチラどす。

ランクヘッド『すべて』

すべて
2006年第2弾シングル。ヴォーカル、小高芳太郎が放つメッセージは今回も切なく、それでいて力強い。まさにランクヘッドの真髄と言えるナンバー。
キラキラソングの前作『カナリア ボックス』とは対照的に、激しくすっ飛ばすロックンロールを聴かせてくれます。泣きそうに歌う小高さんの歌声に胸を締め付けられる。歌詞の「♪僕らが生きたすべての日々の 僕らが生きたすべての意味は 決して消えはしないんだ」が印象的。名曲だけど『体温』には勝てないな。(あー、磔磔で聴きてぇ)2曲目『鼻歌とサイドアウェイ』はちょっとダークな感じで、アルバム『地図』の頃を彷彿とさせる曲ですね。『ふたり』はアコースティックなラブソング。優しく包まれるようなバラード。毎回ですが、カップリングも大プッシュです。試聴はコチラです。iTMSにもそのうちきます。6/21にアルバムがリリース!!めっさ楽しみです。そして、5月に発売されるユニバーサル版NIRVANAトリビュートに参加するそうで、この参加メンバーはやばいですね。詳しくはコチラで。(ちなみにavexからも出ます。)

SOUTH BLOW『春風』

春風
関西インディーズシーンで話題を集める、今最も要注目のギターロックバンド、SOUTH BLOWが遂にメジャーデビュー。熱さと切なさを兼ね備えた良質なメロディーに、まっすぐな歌詞がのる。
前作のシングル『光の果て』のカップリングだった『散歩道』が好きでした。だからそういう曲を期待してたんだけど、ちょっと違うかな。別れがあっても、春風に乗って前向きに行こうという曲で、とにかく爽やか。続けることの大切さを歌ってるそうです。デビューには相応しいですね。カップリング『6月の青空』 は優しい曲で、力強いヴォーカルがいいね。最初はなんてことなかったけど、何度も聴いてると「♪忘れ ないで~」ってとこで、ちょっとジーンとしちゃいました。すっかり気になるアーティスト入り。オフィシャルのコチラで期間限定でPVフル試聴ができます。なんと、Yahoo!ミュージックのサウンドステーションに登場してました!まだ聴いてないけど(Macだから)5/20までにはチェックします。

ビリケン『みつけるよ』

みつけるよ
TBS系ドラマ「新・いのちの現場から2」主題歌。8枚目のシングル。彼らの持ち味である郷愁感を誘うフォーキーなメロディと心地良い和風ラップを生かした心温まるナンバー。
ヒップフォークデュオ・ビリケンのカヴァーはいつも衝撃的なんですが、今回はオリジナル曲。『ははうえさま』って去年だったんですね。なんか声が変わってるような気がしました。ポップな曲で、前向きで自信をくれる曲です。カップリングの『コンパス』は、まさにヒップフォークで、新しさと懐かしさがうまい具合にミックスされてますね。

Akeboshi『Yellow Moon』

Yellow Moon
1 Yellow Moon(edit.)
2 Peruna
3 One step behind the door
4 花火
5 Yellow Moon
6 Deep End
『Yellow Moon』はテレビ東京系アニメ「NARUTO-ナルト」4月度EDテーマ。“エレクトロ界のピアノマン”Akeboshi2006年第一弾リリースは、リード曲『Yellow Moon』の作詞に井上陽水氏参加の傑作ミニアルバム。
心を揺さぶられる歌声、そして叙情的なメロディ。めったに泣かないんですが、何故かAkeboshiの歌はいつもウルッてきます。Akeboshiを知った『Wind』から、ずっとです。今回も不覚にも泣いてしまいました。『Yellow Moon』は井上陽水氏との共作らしいです。スケール感のあるメロディ、歌詞も歌声も素晴らしいです。ヨーロッパのおとぎ話みたいなイメージがします。Akeboshiの曲は情景や物語が頭の中で描かれていく感じがします。M3は感動的。全英語詞ですが、映画を観てるみたいに、思わず物語の中に入ってしまう。詳しくはオフィシャルサイトのYellow Moon期間限定スペシャルサイトに書いてあります。実話を元にした曲だから、こんなにリアリティがあるんですね。M4も切なくて、思わずリピートしてしまうぐらい好きです。私にとっては大切にしたいアルバムになりそうです。Mora限定で『Yellow Moon』のリミックスも配信中。試聴はです。

上原あずみ『Never free』

Never free
始動第二弾シングルは、ファンに人気の高かった2曲を収録。『Never free』は、ライブではピアノが印象的なバラードをアレンジ。カップリング『lie』は、ギターの特徴的なイントロが印象的なUS系ロック・チューン。
切なくて重い歌詞でロックバラード。今更ながら、独特の世界観を持った人ですね。「心が枯れ果てたなら 体も枯れ果ててしまえばいい 必要のないものはそう 消し去ればいいだけの事」「心を醜く歪め 体を凍らせた僕の罪」とか…(;゚д゚)心が病んでる時には突き刺さるだろうな。暗い曲好きなんで、ありですよ。『lie』も切ない歌詞なんですが、軽いアレンジ。なんかミスマッチなのが、気になりました。タイトル曲と『秘密』のリミックスバージョンも収録。

川嶋あい『見えない翼』

見えない翼(初回生産限定盤)
サークルKサンクスCMソング。昨年度の卓球世界選手権にて福原愛ちゃんを応援するという企画から生まれた楽曲です。希望に溢れたとっても爽やかな曲。
この曲って、配信限定でしたね。限定に弱いもんで、本気で購入を悩みました。買ってないけど(^∀^;)CD化するなら、先にほのめかして欲しいもんです。m-flo、アンダーグラフ、Def Techとかは配信限定と言いながら、CD化してますもんねぇ。川嶋さんのはちょっとアレンジとかが違うらしいですが。どこぞの野球選手にも応援歌として贈ったそうで、スポーツの応援歌としてはふさわしい、川嶋さんにはめずらしい明るいアップテンポな曲です。カップリング『エンジェル』も、一部で配信限定だった人気曲のようです。切ない恋の歌で、川嶋さんらしい曲です。『サンキュー!-motif-』は全国ツアーのタイトルで、ツアーのテーマ曲となるインストです。2分弱と短いですが、けっこうジーンとくる切ないピアノソロの曲です。初回特典CDは『絶望と希望/川嶋あいfeat.CHiYO』で、CHiYOさんがカヴァーしてます。CHiYOさんは余裕があれば紹介するかもしれませんが、中学生シンガーです。二人のハーモニーが素敵でした。試聴はです。

10-FEET『6-feat』

6-feat
1 RIVER (wow wow unite remix) feat. Kj (from Dragon Ash)
2 recollection feat.つじあやの
3 2% feat.湘南乃風
4 CHERRY BLOSSOM feat.MINMI
5 4REST feat. kawasaki electro academy
6 GOING CRAZY feat.tick
10-FEETと所縁の深いアーティストとのコラボレーション企画アルバム。パンク~レゲエ~ヒップホップ~R&B~ヘヴィメタに至るまで、10-FEETの人気ナンバーを様々なジャンルのアーティストがそれぞれの持ち味を活かして勝手気侭にコラボレート。Kj(from Dragon Ash)、つじあやの、湘南乃風、MINMI、kawasaki electro academy、tickの全6アーティストを収録した注目の異種格闘技作品。
個人的にM1のKjとのコラボがすごく楽しみでした。懐かしいレゲエのギターサウンドがいい感じ。Kjの声もええわー。途中からDragon Ash色が強く出てます。意外とM2のつじあやのがよかったです。ぜんぜん音楽性が違うし心配でしたが、かわいい歌声とテンフィのラップがすごく合ってます。ボサノバ風もいいね。さすが京都コンビ!M3は歌詞が湘南乃風にぴったりですね。お気に入りはM1、M2、M6かな。
オリジナル曲は知らなかったけど、楽しめました。それぞれのアーティストが生かされた曲になってて、いろんな発見があるアルバムになってます。10-FEETが6月に発売するニューシングル『OVER COME』に、マキシマムザホルモンとの共作曲の『ビタミン7』が収録されることになったみたい。これも楽しみ。試聴はコチラiTMSでどうぞ。

dorlis『太陽のスキャット』

太陽のスキャット
メジャー3rdシングル。『マリポーサ』『肌のすきま』とミドル・テンポが続いたが、今作はファン待望のポップな超アッパーチューン。
『肌のすきま』がドロドロドラマ「汚れた舌」の主題歌だったので、dorlis自体にもドロドロした感じのイメージがありました。(実際浮気の歌なんでドロドロですけど。)今作はそのイメージを払拭する明るくてアップテンポな曲ですね。でも、dorlisの歌詞はいつもちょっと嫌な女が登場することが多いですね。恋の駆け引きがテーマの曲で、女としては見習いたいワザが満載(笑)ちょっとした毒がある歌詞がいいですね。2曲目『幸せのおすそわけ~信じることは素敵なことよ~』は優しいミドルテンポのポップな曲。ダメ男好きの女の子の曲です。3曲目『ほどけた魔力』は冬の終わりにぴったりの、思い出ごとしまいこんでしまったマフラーのお話らしいです。ヴァイオリンが効いてるまさにドーリス節な曲。全然違うタイプの3曲なので、楽しめますよ。試聴はコチラiTMSでどうぞ。