邦楽新曲レビュー -223ページ目

椿屋四重奏『幻惑』

幻惑
アルバム『薔薇とダイアモンド』以来9ヶ月ぶりとなる2ndシングル。2000年代のロック・ミュージックに絶対的に欠けていた華々しさを取り戻すべく、大義と使命感に突き動かされ走り続けた、これまでの闘争の歴史をくぐり抜け、今度は首謀者=中田裕二の、己の欲望のおもむくままに解き放った結果、ついに完成した、超攻撃型ロックナンバー!
4人になって「3人なのに四重奏」と言えなくなりましたね。インタビューで驚いたのが、最初から4人になるつもりだったということ。そうだったのね。これぞ艶ロックという曲です。ほんまに声にも音にも色気ありますね。激しい曲なんですが、メロディがいい。ポップで馴染みやすいし、一般受けするかも。そして、中田さんの歌詞は独特の世界があって、今回もかなり魅了されました。カップリング『サイレンス』も素敵です。イントロがかっこいい。歌詞の言葉遊びもいいですね。こういう曲もできるんだなーとあらためて、椿屋の幅の広さを感じました。
BARKSのコチラでPVフル視聴をしてます。PVメイキングはSOUND-TVのコチラです。インタビューはコチラコチラです。あと、OngakuDB.comのインタビューもよかったです。

中島美嘉『ALL HANDS TOGETHER』

ALL HANDS TOGETHER
『CRY NO MORE』に続くシングルは、ブルースゆかりの地ニューオリンズに捧ぐアップナンバー。同地音楽界の重鎮、アラン・トゥーサンらを迎え、中島美嘉の声が、国境や人種を越え人々の心に響く。
昨年の夏に大規模なハリケーンで被災した世界最大の音楽都市、アメリカ・ニューオーリンズ復活のために歌われたチャリティー・ソングです。前作の流れで、ゴスペルを取り入れた手拍子もある曲になっています。個人的には、ちょっと苦手というか、1曲だけだとよかったんだけど、ブルースが続くときついかな。歌詞も薄い気がするし。Mフェアでアランと共演してましたが、聴いててヒヤヒヤしました。
カップリングには、ニュー・オリンズを代表するトランペーター、故ルイ・アームストロングの有名曲『WHAT A WONDERFUL WORLD』のカヴァー。かなり難しそうな曲ですね。COLDFEETによるダンサブルでファンキーなリミックスも収録。リミックスはけっこう好きかも。
試聴はコチラです。次のシングルが早くも決定したようで、ブルースから一転、ラヴァーズロックだそうです。7/26リリース予定のシングルのタイトルは『MY SUGAR CAT』!

田中ロウマ『One/No Change No End』

One/No Change No End
カリフォルニアで育ったR&Bシンガー、田中ロウマのメジャー・デビュー・シングル。童子-Tの『better days feat.加藤ミリヤ,田中ロウマ』にフィーチャーされ話題となっていただけに注目度が高い彼、本作ではキャッチーでポップなR&Bを聴かせてくれる。
童子-Tのシングルでかなり気になる存在になった田中ロウマ。名前も面白いですよね。『One』は夏らしいアコースティック・ギターを巧みに使った軽快でポップな曲です。すごく爽やかですね。かなりマッチョなのに、微妙な甘いマスク。ラジオでCMがよく流れてますが、カルフォルニア州サンフランシスコ出身ということでアメリカンな話し方が印象的でした。
『No Change No End』はダンサブルなR&Bナンバー。恋に悩む男の姿を描いたファンク。PVでの軽快なダンスがさすがプロダンサーですね。
試聴はコチラです。

やな家『家庭内デート』

家庭内デート(DVD付)
TBS系ドラマ「吾輩は主婦である」主題歌。ドラマや映画に出演し、俳優業でも活躍する及川光博のスペシャル・ユニットのシングル。自身が出演するドラマ夫婦で共演している斉藤由貴とのデュエットで、家庭内デートをテーマにしたラブラブな楽曲を聴かせてくれる。
クドカン脚本&磯山Pがやってることで話題になってる昼ドラですね。私は時々見てますが、めちゃ面白いです。クドカンの脚本の中では、あんまり視聴率がなかったTBS系でやってた「マンハッタン・ラブストーリー」に似てますね。ミッチーも出てたしね。あと「僕の魔法使い」とかにも似てるかも。かなりユルめですが、オススメです。主婦にウけるかどうか疑問ですが、録画組は多そうです。そして、このテーマソングもクドカンが作詞です。おもいっきり遊んでて、ミッチーも熱唱してるし、アイドル斉藤由貴が垣間みれるし。なにより上手い。そこに感動してしまいました。

Joelle『ラッキー・マリア』

ラッキー・マリア
全国東宝系映画「TRICK 劇場版2」の主題歌。今年1月にミニ・アルバム『Lucky Maria』でデビューした女性シンガーの1stシングル。マスカーニの名曲『アヴェ・マリア』をモチーフにした美しい楽曲。
透き通った声でしっとした曲です。デビューミニアルバム『Lucky Maria』からのシングルカットです。最近、再放送していた「TRICK 新作スペシャル」でも『Lucky Maria』収録の『ラッキー・マリア(TRICK VERSION)』がEDに流れてましたよね。(見てないけど)去年の新作スペシャルでJoelleって誰やねーん!てことで、調べた記憶がちょっとだけあります。「TRICK」はシリーズ1からTVでハマってたので、「TRICK」といえば鬼束ちひろでしょ。「TRICK 劇場版」でも鬼束ちひろが主題歌だったので、正直悲しいです。
カップリング『Vein』も綺麗な歌声がピアノの旋律に乗って響く、バラードです。
試聴はコチラです。「TRICK 劇場版2」も近々見に行く予定。

Tommy heavenly6『I'm Gonna SCREAM+』

I'm Gonna SCREAM+
カネボウ化粧品「free plus」CMソング。彼女ならではのクールでカッコいい世界を表現している。
けっこうヘビィなロックサウンドなのにTommyの甘い歌声によって、カッコよさもかわいさもあるクールな仕上がり。めっちゃ好きです。歌詞もかわいいのか怖いのか分からないし。思わずリピートしたくなるイントロもサビもいい。PVには、たらこキューピーも出演してます(笑)1つだけTommy風の眼鏡のたらこキューピーを発見!かわい過ぎる(〃▽〃)
カップリング『GOING 2 MY WAY !』もTommyらしい曲で、「自分を殺せたなら 楽なのかも でも...No!」とか歌詞がいいな。アルバム収録曲のリミックス『+Gothic Pink+(Melancholic guitar version)』も、聴き比べてみたんですが原曲よりカッコいい!ヘビィでクールな感じになってて、かなりツボです。
試聴はコチラです。

玉置成実『Sanctuary』

Sanctuary
テレビ東京系アニメ「牙」OPテーマ。12thシングル。王道アッパーチューンに仕上がっています。
3ヶ月連続リリース第3弾ということで、頑張ってますね。すごい玉置さんらしい曲調なんだけど、初めてダンスのない曲になったそうです。今までの元気一杯なイメージに比べると、ちょっとだけ大人っぽいですね。
カップリング『Happiness』はかなりアップテンポでポップなんですが、トランスなアレンジになっています。『Double Story』もアップテンポで、アニソンっぽい曲です。タイトル曲にしてもいいぐらい。歌詞がちょっと幻想的です。
試聴はコチラです。今夏には初の出演映画「ラブ☆コン」も公開予定。

アフロマニア『Very Very』

Very Very
テレビ東京系アニメ「牙」EDテーマ。沖縄県北部発のハツラツ・ミクスチャー・ポップ・バンド、アフロマニアのデビューシングル。ハツラツで飾らないステージと、ひたすら真っすぐに訴えかける楽曲が魅力のアフロマニアの名刺がわりの1枚。
第一印象が「レンジっぽい」でした。沖縄つながりだしね。でも、他2曲はぜんぜん違う曲でビックリ。レンジ並のラップだけど、サビの「♪Very Very muchでイイ感じ」は耳に残りますね。ポップだけど、ロック色も強いです。カップリング『DAYS』は正統派ミクスチャーロックで、『泣かないで』はしっとりした切ない曲です。メンバーの中には元芸人の方もいるそうで。見た目からはすごく楽しそうなバンドなので、TVで見てみたいです。
試聴はコチラです。インディーズ時代のCDの試聴はコチラです。コチラで、ライブ映像も見れます。

チャットモンチー『恋愛スピリッツ』

恋愛スピリッツ
フジテレビ系「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」6・7月度EDテーマ。徳島出身の新世代ガールズロックバンド、チャットモンチーの強力2ndシングル。キュートで、しかも毒のある歌詞と、オルタナを越えた轟音ギターサウンドは、聴く者の心を真正面から捉えて震わせる。
インディーズ時代からの名曲が登場!!イントロの長いアカペラからガッツリ心を鷲掴みされた気分です。そして、痛いぐらいに刺さる歌詞と轟音ギターサウンドが、さらに追い打ちをかけます。前作のようなキャッチーさはないけど、やっぱ完成度は高い轟音ロックバラード。あなたとあの人とあたしの関係性が恐ろしいとさえ思える、すごい歌詞。三角関係の辛さって、こんなもんですよね。えっちゃん(橋本絵莉子/G.& Vo.)の歌詞が一番好きかも。歌声のパワーで歌詞がストレートに届くところが、毎度感動します。
そして前作と同様に、カップリングの2曲も驚異的なクオリティー。微妙な距離感の二人を描いた『手の中の残り日』は比較的聴き易い曲です。「♪足を引っぱらずに 手を引っぱって」が印象的。逆上がりを練習する夕焼けをモチーフにした応援ソング『Y氏の夕焼け』は一番好きかも。えっちゃんの切なくて、どこか哀愁のあるハイトーンボイスが素敵な1曲です。
試聴はコチラです。7/5に1stフルアルバム 『耳鳴り』 がリリース決定!去年から大絶賛の嵐ですが(私の中で)アルバムが超楽しみなんですけど。
本日はロック(6/9)の日ということで、ロックな1枚をご紹介♪

Rain(ピ)『Free Way』

Free Way (初回限定盤)(DVD付)
マジソンスクエア・ガーデンでのライヴも成功させたアジアのスター、RAIN(ピ)。『Sad Tango』に続いて、日本語オリジナルシングル第2弾。
Aflac「イッショーサランヘヨ」のCMでもおなじみのRain(ピ)ですが、アジア統一でRain(ピ)と呼ぶことになったらしい。リード曲は今井了介プロデュース。韓国での作品はどちらかと言うとR&BやHIP HOP色の濃いもので、このようなJ-POP要素の強いものは初めてだそうです。前作の大人っぽいイメージとは変わって、爽やかなメロディー&爽やかなダンスが印象的。前作の曲ではTVではヘッドセットからの息が気になってたんですが、今作は被せてある声が多いので気になりませんでした。でも、あの髪型はファンはOKなんだろうか、ちょっと心配(;・∀・)
カップリングの『feel so right』は濃厚なR&B。セクシーな内容で、こっちの方がかっこいいですね。
試聴はコチラです。