邦楽新曲レビュー -2ページ目

INFLAVA『Homing』

Homing
テレビ東京系「流派R」5月度EDテーマ。二人組テクノ・ヒップホップ・ユニット、INFLAVAの3rdシングル。「子供(ガキ)でもわかるクラブ・ミュージック」をコンセプトにしているだけあって、テクノやR&Bなど多彩なサウンドを盛り込みながらもキャッチーに仕上がっている。
岡山出身、大阪在住のハイテンションの高速ラップ担当NOBEと、メガネ・キャラの低音担当COZEからなるヒップホップ/テクノ・ユニット、INFLAVA(インフレーヴァー)。衝撃の村上ショージ「ドゥーン」ジャケが話題となったデビューシングル『Doing』、卒業をテーマにした胸キュン・ソング『せつないんぐ。』に続き、3枚目となるニューシングル。エレクトロ・サウンドに乗せて贈る切なく甘酸っぱい青春ラブソング。「好きになっちゃった娘 追跡ソング」ということで、片思いの男子の気持ちを綴ってますが、ストーカーぎみですね。テクノヒップホップの攻撃的ユルさで、モヤモヤした気持ちを吹き飛ばせるアッパーチューンになっています。聴き易いです。
カップリングは、テンポの良い掛け合いが楽しそうなテクノヒップホップ『Tuning』、森俊彦ことajapaiによるブリーピーなベースが鳴り響くハウスリミックス『Homing[ajapai remix]』を収録。
レーベル公式YouTubeでPVフル視聴できます。(~未定)試聴はコチラです。5/20リリース。

藍坊主『名前の無い色』

名前の無い色
4人組ロック・バンド、藍坊主の9thシングル。初期の彼らを彷彿とさせる爽やかなナンバーで、作詞・作曲をベーシストの藤森真一が手がけている。楽曲の世界観に沿った、hozzyのストレートな歌声も印象的。
昨年11月にリリースしたシングル『マザー』以来、6ヶ月ぶりとなる2009年第1弾シングル。ギターの美しい音色と繊細なヴォーカルが心地いい爽快感と勢いに溢れた疾走感のあるビート・チューン。『マザー』のカップリング『オセロ』にも通ずるような日々の葛藤を綴った意味深でいてストレートな歌詞ですね。
カップリングは、藤森さんの作詞・作曲で浮遊感と疾走感のあるシンプルなサウンドに突き抜けるヴォーカルが印象的なライブで盛上りそうなロックチューン『スタンドバイミー』、hozzyの作詞・作曲による、『マザー』にも通ずる大きな愛を歌った優しいラブソングで歌詞がダイレクトに響く『沈黙』を収録。『スタンドバイミー』が1番好きです。カップリングもオススメ。
GyaO 音楽(~6/10)やレーベル(~未定)でPVフル視聴できます。5/20リリース。

BRIGHT『言葉にできなくて/Shining Butterfly』

言葉にできなくて/Shining Butterfly(DVD付)
10代とは思えない極上のハーモニーとダンス・スキルが魅力の女性ユニット、BRIGHTの4thシングル。ゴスペルをルーツ・ミュージックとした、幼なじみならではの息の合ったパフォーマンスを展開している。
話題喚起された昨年のデビューから、2年目に突入した4人からなる実力派ガールズアカペラユニット、BRIGHT(ブライト)。両A面シングル。『言葉にできなくて』は、作詞に松尾潔、作曲&プロデュースにU-Key Zoneを迎えた、切なく甘酸っぱいメロウなR&Bチューンに仕上がっています。シンプルなサウンドに、瑞々しさと成熟感が錯綜するハーモニーが心地いいですね。しっとりと歌い上げたヴォーカルワークにもうっとりします。
『Shining Butterfly』は、BRIGHTとは数々のダンスチューンをドロップしてきたSTYが手掛けた、初のエレクトロ・ダンスナンバー。エフェクトが掛かったヴォーカルが映えるアッパーチューンで、クールでカッコいい。同じくSTYが手掛けた山田優ちゃんのシングルと同日リリースですが、両方好きです。カップリングは、恒例の洋楽カヴァーシリーズ第4弾となるCarole Kingのカヴァー『(You Make Me Feel Like A) Natural Woman』を収録。ゴスペル出身ならではのパワフルなヴォーカルを披露しています。3曲それぞれが新しいBRIGHTの魅力が詰まった内容充実の1枚です。初回盤のDVDには、PVとライブ映像(大阪BIG CAT ワンマンライブ)を収録。
GyaO 音楽(~6/10)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。5/20リリース。

キャプテンストライダム『ブギーナイト・フィーバー』

ブギーナイト・フィーバー(初回生産限定盤)(DVD付)
今年に結成10周年を迎える3ピース・バンド、キャプテンストライダムの11枚目となるシングル。タイトル曲は、70年代ディスコ・フレイヴァーにロック感を加味した4つ打ちのナンバー。カップリングには、電気グルーヴ『Shangri-La』のカヴァーなどを収録。
代表曲『マウンテン・ア・ゴーゴー』『キミトベ』に次ぐ、泣けて、踊れて、笑える、N・O・Wなシングル。流麗なストリングスと4つ打ちがバンドサウンドと融合した、グルーヴィなディスコチューン。キャプストらしいゴキゲンで弾けたアレンジだけど哀愁もあります。ちょっとDJ OZMAを彷彿としました(^▽^;)すっかり熱は冷めちゃったので、ワンマンに参加することはないと思うけど、ライブで盛上りそう。SMAP、KinKi Kids、嵐から真心ブラザーズ、L'Arc~en~Cielまで幅広く手がけるCHOKKAKUがプロデュースを担当。PVには、亀田三兄弟の父、リリー・フランキー、ちわきまゆみが出演し、やくざ映画をモチーフした仕上がり。ジャケの亀田父は、貫禄がありますね。
カップリングは、キングコングの如く「ウゴウゴ」と咆哮するイントロから始まる原人系のファンキーなアッパーチューン『北京原人』と、電気グルーヴの不朽の名作を女性コーラスをフィーチャーし、フロアライクにカヴァーした『Shangri-La』を収録。ディスコ・ロックな3曲になってます。今年はディスコ・イヤーらしいです。嫌いじゃないけど、痛いかな。
Yahoo!動画でPVフル視聴できます。(~6/19)試聴はコチラです。5/20リリース。

tick『何度でも』

何度でも
日本テレビ系「ダウンタウンDX」5~6月度EDテーマ。バンドの創設者でありながら2003年に志半ばで他界したMC、Reigo5への想いを綴った前作『キズナ』の続編シングル。ヴォーカル、no-booの歌声を最大限に生かした、tickの真骨頂ともいえる泣きのミディアム・スロー・ナンバー。
ヴォーカルno-boo、ベースのPaul、キーボードのDonnyという変則編成の3ピース、tick(ティック)。Reigo5を失ってからバンドが再出発し、これまで歩んできた道のり、そして現メンバーが抱く彼へのストレートな想いを歌に込めた美しくて心地よいミディアムナンバー。前作『キズナ』が「過去から現在へ」というテーマで、今作が「現在から未来へ」というテーマ。別れも告げずに旅立った友を想いつつ、自分たちの今を見つめようとする真摯な姿勢を情景描写と共に切々と綴っています。シンプルなピアノのサウンドに乗せて、優しいヴォーカルと叙情的な歌詞がストレートに響きますね。
カップリング『buddies feat.TAKUMA(from 10-FEET)』は、前シングルのTAKUYA∞(UVERworld)に続き、10-FEETのTAKUMAが参加。10-FEETのコラボアルバム『6-feat』以来の競演で、キラキラしたサウンドに、仲間達を歌った温かいポップナンバー。贈る~okuru~コーラスワークを担当するDonnyがリードヴォーカルにも挑戦してます。2ndアルバム『贈る~okuru~』を6/17にリリース予定。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~6/17)試聴はコチラです。5/20リリース。

鬼束ちひろ『X/ラストメロディー』

X/ラストメロディー
「ラストゲーム 最後の早慶戦」の主題歌として注目を浴びた前作『蛍』より約10ヵ月ぶりとなる、15作目となるシングル。圧倒的な迫力と存在感を持った『X』と哀感溢れるラブソング『ラストメロディー』を収録。
鬼束ちひろの2009年5月末日までの期間限定リリースとなる、両A面シングル。『X』は、昨年の8月、約6年ぶりに出演した夏フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2008」のステージにて、約5万人の観客を前に初披露。ファンの間でも話題になった楽曲。ハードでエッジの効いた、生命力を表現したロックナンバー。久々に痛々しさをダイレクトに感じる曲ですね。ギターリフとドラムがカッコいいバンドサウンドに、ソウルフルにシャウトしてます。PVでは、自身振り付けによる独特の激しい舞いを披露。「元気に歌いはじめることができています」というコメントを出してますが、PVやアー写を見る限りでは元気そうに見えないんですよね。ファンとしては、心配です。
『ラストメロディー』は、一転して美しいメロディと独特の歌詞の世界観が炸裂した、儚く叙情的なバラードナンバー。王道なので、安心して聴けます。プロデュースは『蛍』からタッグを組んでいる坂本昌之が手掛けています。個人的には『X』の方が好きです。7/22にニューシングル『帰り路をなくして』をリリース予定。
GyaO 音楽(~6/17)やYahoo!動画(~6/19)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。5/20リリース。

SATOMI'『The Best』

The Best
1 Yesterday
2 Bright will
3 Candy magic
4 Baby Doll -Single version-
5 Miss U
6 Time
7 Orange canvas ~秋の空のしたで~
8 Dear
9 Love U
10 Fairy's stick
11 Joy of Love
12 Precious days -With U-
13 All for U
14 You
女性R&Bシンガー、SATOMI'のベスト・アルバム。これまでに発表したすべてのシングルや配信リリース曲「アイうた3部作」などを収録。海外での別名義「Satomi」としての活動にも繋がる新録曲も楽しめる。
邦楽アーティストとしてのSATOMI'と洋楽アーティストとしてのSatomiという2つの顔を持つ
1989年生まれの本格派R&Bシンガー、SATOMI'(サトミ)。これまでにリリースしたシングル全曲に加え、3ヶ月連続の配信限定シングル「アイうた3部作+1作」と新曲2曲も収録した、SATOMI'名義では最後となるベストアルバム。当時16歳で日英デビューを果たして、歌唱力に唸ったことを思い出すデビューシングルM1で始まり、とろけそうなヴォーカルが心地いい2ndシングルM3、4thシングルで男性目線で綴った甘いラブソングM4、アイうた第1弾の配信限定シングルで遠距離恋愛をテーマにしっとり切なく歌い上げたM5、秋から冬にかけての季節感溢れるメロウチューンの3rdシングルM7、新曲となるミドルアッパーチューンM8、アイうた第2弾の配信限定シングルで身近にある愛をテーマにしたM9、3rdアルバム『Daisylight』のリード曲でケータイ恋愛ドラマ「100シーンの恋」の主題歌になったM11、アイうた第3弾の配信限定シングルで愛の軌跡をテーマにしたM12、気になる2人の愛の行方が描かれているアイうた第3+1の配信限定シングルM13、新曲となる力強い歌声が印象的なミディアムナンバーM14で幕を閉じます。デビューから猛スピードで駆け抜けた痕跡が楽しめます。しっとり聴かせる曲が多くて落ち着いた雰囲気。次の扉を開くための節目ということで、今後にも注目ですね。
GyaO 音楽(~6/17)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。5/20リリース。

おとぎ話『青春 GALAXY ep.』

青春GALAXY ep.
峯田和伸、曽我部恵一、YO-KINGはじめ多くのアーティストに賞賛される4人組バンド、おとぎ話の3rdシングル。この春に贈るハート・ウォーミングで素敵な4曲を収録。
ギター・ポップ、サイケ・ロック、フォーク・ロック等の要素をちりばめた、どこか懐かしくて、どこか新しい、不思議な魅力を持ったロックバンド、おとぎ話。歪んだギターサウンドがグランジ感溢れるガツンとしたロックナンバー『GALAXY』と、学校のチャイムを思わせるイントロで始まり、言葉がダイレクトに伝わる歌詞や甘酸っぱいメロディが満載の胸キュンポップ『青春』からなる両A面。独特のドリーミィなロックが好きで、1stアルバム『SALE!』あたりはよく聴いてたんですが、今作はピンとこないかな。『GALAXY』のメロディが『涙くんさよなら』を彷彿とします。
カップリングは、ファンの間でCD化が待たれていた夕焼けが似合うフォーキーなラブソング『YOU』、一気に書き上げたというバンドの勢いを表すかのような疾走するぶちまけソング『火星』を収録。BARKS(~未定)やSOUND-TV(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。5/20リリース。

hitomi『WORLD! WIDE! LOVE!』

WORLD! WIDE! LOVE!
三基商事「エアステリニエ」CMソング/BeeTVドラマ「KOI☆AGE~恋するアゲハ」OPテーマ。母親になったhitomiの活動復帰第1弾シングル。我が子に向けての想いや母になった喜びを描いた詞と、ポップなメロディが優しく明るい雰囲気を放っている。
2008年12月に無事、女児を出産したhitomi。自身の妊娠期間中に制作したという、2年8ヵ月ぶりの再始動第1弾。母になる想い、お腹の中にいる我が子に向けての想いが詰まったオリジナルアルバムからの先行シングル。エレクトロで軽快なサウンドに乗せて、hitomiらしいピースフルなメッセージが詰まった元気一杯のポップチューンに仕上がってます。「♪パパ・ママ ケンカなんてもうやめにして」とか、歌詞はダイレクトにママの気持ちが反映されてますね。突き抜ける歌声が懐かしい。ワクワクするサウンドで、元気になれます♪
カップリング『ココロの草原』は、Benese「こどもちゃれんじ」CMソング。ブラスサウンドが開放感のある爽やかを表現したエバーグリーンなポップナンバーに仕上がってます。初夏にぴったりですが、あんまり印象に残る感じではないです。LOVE LIFE 2(DVD付)昨年末から何度か発売延期してましたが、当初リード曲の予定だった『探し続けてたもの』はアルバムに入るようです。ニューアルバム『LOVE LIFE 2』は6/24にリリース予定。
GyaO 音楽(~6/10)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。5/20リリース。

三浦大知『Delete My Memories』

Delete My Memories(DVD付)
前作では尊敬するKREVAとの共演を果たしたR&Bシンガー、三浦大知の8作目のシングル。相性抜群のNao'ymtによるプロデュース作品で、大切な恋人との別れをスピーディなエレクトロ・サウンドに乗せたナンバー。
かつてFolderのメイン・ボーカルとして弱冠9才でデビューした、卓越した歌唱力&ダンス・センスを誇る人気シンガー、三浦大知。今年2月に、KREVAとのコラボ曲から繋がって、KREVAのツアー「KREVA CONCERT '09 意味深2」にも参加してました。私も生で聴いたんですが、圧巻の歌唱力に魅了されました。三浦大知とKREVAによる『M★A★G★I★C』(元は久保田利伸とのコラボ曲)がめっちゃ良かったです。今作は、永い間温めてきた、高速エレクトロR&Bのセツナチューン。スピード感のあるダンサブルなビートに乗せて、「別れ」をテーマにした涙を誘う歌詞が切ないです。引き続き、安室ちゃんを手掛けるNao'ymtがプロデュースで、文句無しにクールでカッコいいサウンド。PVでは、今作も自身でダンスのコレオグラフ(振り付け)も手掛け、バックダンサー4人分の役も大知くん自身でやってるそう。
カップリング『Damn』は、しっとりした和のトラックにスムースな甘いヴォーカルが優しく響くミッドチューン。こちらも失恋ソングで、終わってしまった恋を静かに歌い上げています。Lyricoこと露崎春女さんの女性コーラスとの絡みもあって、とても切ないです。コーラスワークが聴きどころ。最近のシングルのカップリングは、自身の作曲ナンバーを収録してましたが、この曲もNao'ymtプロデュース。CDのみの初回盤には、ボーナストラックとして1stアルバム収録の人気ナンバーのピアノ弾き語りバージョンで歌声がストレートに響く『Knock Knock Knock (Piano Ver.)』を収録。カップリングもオススメ。さらにCDエクストラ仕様で、『Knock Knock Knock (Piano Ver.)』のメイキング映像も入ってました。DVD付きの初回盤には、PVの他にダンスをフィーチャーした豪華ボーナス映像を収録。2枚買いでもOKな内容かも。あー、アルバムがめっちゃ楽しみになってきました。
GyaO 音楽(~6/10)やYahoo!動画(~6/30)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。5/20リリース。