まだ針生検はこれからですが、前回の超音波とマンモの結果を受けて、これが大きく覆ることはないと思い、日本の朝の時間に母に電話でこのことを伝えました。
夜だと心の整理をする時間が少なくて、寝られなくなったら困ると思ったので、ほんの少しでも母の負担を減らせられればと思って朝の時間を選びました。
母は驚いて、言葉を失っていました。
母は元医療従事者なので、普通の人より少しだけ医療知識があります。故により心配したことと思います。
私は泣かずに一通り話終えることができました。
母は声を殺して泣いていました。
電話越しですが、その様子がわかりました。
母は、何でこんなことになったんだろうね、こんなに頑張っているのにね、と言いました。
元気に産んであげられなくてごめんね。とも言いました。
私は、こう言いました。
ママは悪くないよ。
誰のせいでもないよ。
2人に1人が癌にかかる時代だから、確率の問題だよ。
私は先日の検査結果を見た後、
今パートナーすらいない中、誰のために生きるのか
誰が私が死んで悲しむのか
乳房がなくなったら、脱毛したら、パートナーをつくることも仕事をすることも難しくなる。
私の人生って何なんだろう。
私が生きる価値とは。
こんなことを考えました。
今書き起こしてみると、本当にネガティブですね。笑
でも母が泣いているのをみて、家族のために生きなければいけないと思いました。
母は、自身の母親(私の祖母)を癌で失っています。
その後、何年経っても祖母の話をするたびに母は涙してしまうほど、母にとって辛い出来事です。
そんな母が、娘まで癌で失うのは、あまりに辛いと感じました。
親より早く死ぬことほど、親不孝なことはありません。
必ず母のために生きると決めました。
尚、私には姉がいますが、姉は家族で体調をひどく崩しており、まだ本件を伝えられていません。
体調がよくなったら話すつもりですが、
今週末には、姉の息子ちゃんのお誕生日があるので、それまでは話すのを控えようと思っています。
これを知った姉が悲しむ姿が想像できるので、今から胸が痛いです。
少し暗い内容になってしまいましたが、これが現状です。