結婚式2日後は、祝日でした。
朝10時ごろ起きた彼は、わたしに対して、買い物へ行こうと声をかけてきました。
私の家族と会うことを疲れているから、、断ったにもかかわらず、買い物へ行くと言われて驚きました。
もやもやしたので、わたしはこのことを家族に共有しました。
一方で、彼と共にお買い物には出かけました。
この日の夜、姉から連絡がありました。
彼の家族・親族付き合いについて、私だけではなく両親も姉も義兄も違和感を感じているとのことでした。
これは後から聞いた話ですが、式場から実家に帰るまでの数時間、わたしの彼の行動について両親と姉家族で話をしていたそうです。
話し合い結果、今後長い付き合いになる家族の一員なので、何かしら親族から彼に話をするのはどうか?という結論に至ったと聞きました。
誰から話すのが良いか議論をした際に、当初はわたしの両親から伝える案が出たそうですが、両親からだとトゲがあるので、姉から話すのはどうか?という話になったそうです。
この話し合いを経て、わたしの姉からわたしに連絡がありました。
姉から、彼と私と3人で電話をしたいとの連絡がありました。
私は彼にその旨を伝え、3人で電話をしました。
この電話のやりとりは今でも鮮明に覚えています。
姉「2人とも結婚式お疲れ様!すごく良い式だったね。〇〇くん(私の元夫)の締めの挨拶、すごく良かったよ!準備とか大変だったと思うけど、本当にお疲れ様。」
元夫「おお、ありがとう!」
姉「仕事が大変そう、且つお疲れの中申し訳ないんだけど、今後長い付き合いになる間柄だから少し〇〇くんに伝えたいことがあって。
姉の私や私の夫に対してはまだ良いとして、えりさの両親には結婚式後に一言挨拶してもらえたらよかったかな。
あと結婚式翌日夜のご飯も、仕事で参加が叶わなかったのは仕方ないけれど、来れなかったことに対する連絡とかしてくれたらよかったかな。」
元夫「…」
姉「耳の痛い話をごめんね。でもこれから長い付き合いになるから、伝えておきたくて。」
元夫「俺が結婚式後に挨拶すべきとか、ご飯に参加できなかったときに連絡すべきとか、そのときにそう思えてたら、そうしてたけど、そう思わなかったから何ともできない。
でも〇〇ちゃん(私の姉)がそう思ったなら、まあなんか申し訳ないなって感じ。」
姉「ごめんね。これは大事なことだと思うからもう一度話させてもらうけど、、」
姉はもう一度上記を彼に伝えました。
彼は不貞腐れた様子で、何も言葉を発しなくなりました。
姉は、長々とごめんね、と言って電話を切ろうとしました。
それでも何も言わない彼に、私から痺れを切らせて、彼に対して「何かいうことないの?」と言いました。
彼は、ばいばーい、とだけ言いました。
そして電話は終わりました。
電話を終えた後、彼はベッドに寝そべり携帯を触り始めました。
私から彼に、「今の電話を受けて何か私と話すことはない?」と聞きました。
彼からは、「1人で考える時間が欲しい」と言われました。
もやもやしましたが、喧嘩の時は1人の時間が欲しいタイプの人間だと知っていたので、彼に時間を与えることにしました。
お風呂に入ったりと寝る支度をして数時間が経ちました。
寝る前までに彼から声掛けがなかったので、わたしから彼の部屋を訪れました。
部屋をノックして入り、少し気持ち落ち着いた?と声をかけました。
彼は、こう話しました。
「えりさの家族は異常だよ。他人の家庭に口出しするなんて。
電話を終えてからの数時間、友人に電話で義姉から言われたことを相談したら、友人全員が、結婚式は家族のためではなく友人のためのものだから、そこまでは(挨拶は)しなくて良いと思う。俺は間違ってないと話していたよ。
ご飯に行けなかったのも仕事なんだし不可抗力だよ。忙しくて連絡できなかった。
そもそもえりさは家族に依存しすぎだよ。いつも連絡取り合ってさ。」
私「何それ、私と別れたいの?」
家族のことを悪く言われ、腹が立った私は咄嗟に別れたいの?という言葉を発していました。
彼が声を荒げていたので、わたしも売り言葉に買い言葉で強い口調で彼にこの言葉をかけてしまったのを覚えています。
その後わたしは涙が止まらなくなり、一度彼の部屋を後にしました。
彼は少し経ってから私の元に来ました。
少し冷静な状態で彼と話しました。
色々な話をしました。
下記は忘れられないやり取りの一つです。
私「私は自分の家族を贔屓するつもりはないよ。貴方のお母さんやお姉さんにも挨拶は大切にしたいと思ってるし、会いたいとも思うよ。」
元夫「言葉を選ばずにいうと俺の家族はえりさとそんなに会いたいと思ってない。
必要な時に会えば良いと思ってるし、俺もそう思う。」
私「そうなんだ。私は会いたいと思ってるからショックだな、、、
お互いの家族があまりにも違いすぎて、そこから目を背けては無かったけど向き合って話してこなかったから、たまたま今回の件で不満が爆発したね。」
元夫「そうだね。
俺も俺の家族も親族付き合いにすごく冷めてる。
えりさが妻だからとかじゃなくて、誰が俺の妻でも
会いたくないんだよ。」
両親が離婚前に、義母が家に泊まりに来たりすることがあって、母親は親族付き合いが嫌になった。」
わたし「そうなんだ。でもわたしの家族は年に1回ぐらいは会いたいな。別に泊まるとかじゃなくて、数時間ご飯食べたりお茶したりするだけ。」
元夫「必要性があるときに会えば良いと思う」
その後、色々と話をしましたが話し合いは平行線でした。
夜遅くなったので、また改めて話し合いをするということにしました。
こんなやりとりもありました。
元夫「俺が別れたいって言ったら、えりさは別れるの?」
わたし「まだ貴方のことが好きだから、別れたいと言われたらショックかな。」
この日の夜は、自分の身に起きていることが理解できませんでした。
確かに姉からの電話に彼が驚いた部分はあると思いますが、姉の指摘には何の違和感もなく、まさか彼がこんな形で怒り始めるとは思ってもいなかったので、状況が消化しきれなかったのです。
ごめんね、
ううん、こちらこそごめんね、
これからは気をつけるね、
こんなやりとりで元通りになる予定でした。
ここから怒涛の話し合いに入ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。