今 大阪市内の タワマンの
購入を お手伝いしてる
お客様が います
あ！ タワマンってのは
タワーマンションのことね。
１億円 越えの 高級タワマンを
いくつも 一緒に 内覧し
候補が 絞られてきたところ
ちなみに ＶＩＰな タワマンは
コンシェルジュサービスや
ゲストルームや パーティールーム
スカイラウンジや ジムなど
共用設備が 充実していて
まるで ホテルです。
棟内から 出入りする 入居者も
お金持ち オーラが ぷんぷん
わたしが 出せない
上品な 香りがするのよ。
わたしが 横を 通り過ぎると
チラッと わたしを 見て
この人は 住人じゃないわね
なんて 値踏みされます
でもね それは 良いんです
わたしが 庶民なのは 確かだし
上から 目線で 見られても
まぁ 仕方ない。
でもね 許せないのは 管理人
購入の 第一候補になってる
タワマンの 管理人が
とにかく 横柄なの
交代制で 何人も
管理人が 居るんだけど
全員 感じ悪いのよ
共用部のこととか 質問すると
ちっ！ 貧乏人が！
おどおど しやがって！
ここは セレブなの！
それに 相応しい 人だけが
中に 入っていいわけ
俺なんか 毎日 入ってるぜ
そうさ すっかり 慣れっこさ
それに くらべ なんだ お前は？
はじめて 来たのか？
どうやら ビビッてるようだな
吐き気が するぜ！
さぁ！さぁ！ 帰るんだ！
庶民は とっとと うせろ！
そんな 心の声が 聞こえるの
うるさい！
お前ここに
住んでない
くせに！