久しぶりの奈良南都大安寺。

ずっと来たかった。

やっと来れたー。





若き日の空海が仏教を学んだお寺。

空海の頃は、インドや中国からの渡来の僧侶もたくさんいて、仏教の総合大学のような存在だったそうだ。

空海は、日本唯一の大学で、官僚になるために学んでいたが、そんなことより仏教だ、と思って、仏教の総合大学、大安寺や東大寺に潜り込んで勉強してたらしい。


現在の大安寺は、往時の25分の1に縮小してしまったが、なんとか当時の大安寺を復興できないか。

ということで、現代の技術で復活したのがこちら。



私なつくさも微力ながら協力いたしました。

こちら復活した大安寺天平伽藍のスタート画面。



協賛社・寄進者ご芳名で自分の名前を確認しました!

コントローラーでゲーム感覚で、天平の伽藍を散策したり、空を飛んだり。

空海が往来したであろういにしえの伽藍の空気を味わう。


天平伽藍の体験機は、新しくなった宝物殿の中にある。



宝物殿の入口にいらっしゃる菩提僊那さま。



宝物殿の中には、天平時代の楊柳観音さま(重要文化財)をはじめ、7体の仏さまがいらっしゃる。


こちらはご本堂。


今回は、ご本堂の中もお参りさせていただいた。

ご本尊の馬頭観音さまには、お目にかかれなかったが、トーハクでお会いした空海さまがいらっしゃった。


こちらの空海さま。

お住まいは、大安寺のご本堂でした。



古いものと新しいものが混在する大安寺。

これからも、伝統をまもりながら、進化していく姿がとても楽しみである。





ゴールデンウィーク後半は、やっぱり「空海」展。

楽しみにしてたー。

やっと来れたー。

ワーワー。

(嬉し過ぎて取り乱している私、なつくさである。)



前評判も上々で期待も高まる。

NHKカルチャーの松長潤慶先生の講座も聴いて予習も十分。



潤慶先生によれば、奈良博で空海展やろうという企画は5、6年前からあったそうだ。

空海に関する展覧会は、これまでも何度も開催されているけど、今までになかったことをやろう!

ということで、東南アジアに伝わった密教の特集が、今回の空海展の目玉の1つとなったそう。

講座ではインドネシアに伝わった密教の仏さまのご紹介があった。

特に、四面毘盧遮那如来像は興味深かった。

なるほど、金剛頂経の大日如来が四方を見渡しているというのは納得だ。


さて、実際のインドネシアの仏さまの像は、思っていた以上にちっちゃかった。

手のひらサイズ。

銅があんまりなかったんだろうか?節約?

日本なんて大仏とか巨大な仏さまを作ったのに、何故でしょうか。

文化の違いか?

ともかく、海を超えてはるばる日本にいらっしゃった貴重な仏さまたち。

時空を超えて素敵な晴れ舞台。

みなさま、ちょっと嬉しそう。


日本の国宝も満載でしたよ。


今回初めて空海直筆『聾瞽指帰』と『風信帖』のホンモノを見た。

『聾瞽指帰』は空海の真筆を疑う向きもあるが、なるほど実物を見れば、空海以外にあり得ない、と思う。

こりゃすげ〜、と思いました、いや、ほんとに。

若々しさと恐ろしい程の利発さ。

この筆致、若き日の空海以外にあり得ない。


『風信帖』は、私自身、先日ユーキャンの行書専科の8番目の課題で、半切で書いてみた。

本物を見てあらためて思う。

ああ、形だけ真似してもダメなのねー。


『大日経開題』と『金剛般若経開題残巻』もあった。

やっぱり『大日経開題』が真に迫ってくる。

醍醐寺展でも見たけど、これは何度見ても凄い。

書きながら考える、空海の思考の跡を辿るようで。


撮影可能だった文珠菩薩さま。

なんかイイ表情。



今回の空海展の目玉の1つ、神護寺の曼荼羅(高雄曼荼羅)は、空海の時代のもの。

紫の地に金泥で描かれた仏さまたち。

光に透かすと、仏さまが金色に浮かび上がるそうだ。

空海が考えたのだろうか。


東寺の真言八祖像、不空三蔵が展示されていた。

『風信帖』や『灌頂歴名』は、書道の教科書にも載るほど素晴らしい書だ。

しかし、彼の書の真骨頂は、真言七祖像の上に書かれた飛白体ではなかろうか。

誰も真似できない。

これも空海が考えたのだろうか。


知れば知るほど謎が深まる空海の実像。

現代に生きる私たちは彼の実像にどれだけ迫れるのだろうか。


奈良博、頑張ってくださいました!

ありがとうございます!





あけましておめでとうございます。


横浜にある高野山真言宗のお寺。

瑞應山蓮華院弘明寺。

新年の混雑を避け、昨年暮れにお参り。





1300年前の養老5年にインドの善無畏三蔵が渡来。

横浜最古のお寺。

横浜と善無畏三蔵、個人的には超不思議な組み合わせだが、そういうのもいいな。

善無畏が埋めたとされる七ツ石が今も残る。






ご本尊は、十一面観世音菩薩さま。

行基が彫刻祈願された、とのこと。



大師堂。

寺伝では、弘法大師も弘仁5年に一千座の護摩を焚いて庶民の除災招福を祈願した、という。



大晦日に活躍するのを待つ梵鐘は、川崎大師平間寺の鐘と同じ鋳物師の作。きょうだいですね。





身代地蔵菩薩さま。

美しいお姿。





お寺の裏手は弘明寺公園になっており、市民の憩いの場。

見晴らしのよいところまで登ってみた。

京急線がやってきたところでパチリ。



望遠で、みなとみらいもみえた。


本年もなつくさのブログをよろしくお願いします。