久しぶりの奈良南都大安寺。

ずっと来たかった。

やっと来れたー。





若き日の空海が仏教を学んだお寺。

空海の頃は、インドや中国からの渡来の僧侶もたくさんいて、仏教の総合大学のような存在だったそうだ。

空海は、日本唯一の大学で、官僚になるために学んでいたが、そんなことより仏教だ、と思って、仏教の総合大学、大安寺や東大寺に潜り込んで勉強してたらしい。


現在の大安寺は、往時の25分の1に縮小してしまったが、なんとか当時の大安寺を復興できないか。

ということで、現代の技術で復活したのがこちら。



私なつくさも微力ながら協力いたしました。

こちら復活した大安寺天平伽藍のスタート画面。



協賛社・寄進者ご芳名で自分の名前を確認しました!

コントローラーでゲーム感覚で、天平の伽藍を散策したり、空を飛んだり。

空海が往来したであろういにしえの伽藍の空気を味わう。


天平伽藍の体験機は、新しくなった宝物殿の中にある。



宝物殿の入口にいらっしゃる菩提僊那さま。



宝物殿の中には、天平時代の楊柳観音さま(重要文化財)をはじめ、7体の仏さまがいらっしゃる。


こちらはご本堂。


今回は、ご本堂の中もお参りさせていただいた。

ご本尊の馬頭観音さまには、お目にかかれなかったが、トーハクでお会いした空海さまがいらっしゃった。


こちらの空海さま。

お住まいは、大安寺のご本堂でした。



古いものと新しいものが混在する大安寺。

これからも、伝統をまもりながら、進化していく姿がとても楽しみである。