母が今ずっと
微熱を繰り返したり
動悸があったり
倦怠感があったりを
繰り返している
だから今日
いつものかかりつけ医に行く
と言うので一緒に行き
母が診察を待っている間
わたしは同じ病院に入院中の
父の面会に行くことにした
そして
父の病棟に着いたら
看護師長さんが
「何か昨日からよく喋るようになり…
パーキンソンの薬も飲み始めたからか
ベッドから降りようとして…」
と言われ 笑
もう、もう
びっくりした 笑
父は数年前にパーキンソン病の気があると診断され
去年夏手足の震えなどが増えてきたので
検査を受けたが数値的には進行しておらず
だから特別治療もしておらず
今回の入院でも検査をしたがあまり変わらなかったため
やはり治療はしていなかったが
先週から主治医が投薬を始めたとのことだった
そして
わたしが
父の足元で師長さんと
話していたら
父が
「今日は調子が悪いんや…」
と言い 笑
(えっ⁉︎二か月ずっと寝たきりで
何なら、今日が一番調子が良いけど)
と心の中で思いながら 笑
いつも面会に行くと
すぐに目をつぶるのだが
今日は面会の5分間ずっと目を開け
今までで一番調子が良く 笑
突然
「お母さんは?」
と言い
母のことを〝お母さん〟なんて
数年呼んでいないので
過去に遡っているのかな…
と思ったら
孫と
去年生まれた
ひ孫の名前を呼んだので
今を生きているようで 笑
でも
「今日は調子が悪いんや…
でも、三階まで行ったんよ…」
と言い
一般的には、これを認知症というのかもしれないが
わたしはそういうのはどうでもよく
父が正しいのか、誰が正しいのかもどうでもよく
本当に行ったのかもな…とも思い
ただただ楽しく、それが凄く良く、凄く嬉しかった
わたしが
「検査か何かで?」
と言ったら黙ったので
何か夢と現実が曖昧のようで
でも
行ったのかもな…と思い
「そっか、そっか…」
と言い
「今日は朝から動かれへんのや…」
と言うのが
昨日まで動けていた人のようで 笑
この二か月が無かったことになってて 笑
夢だったようで
ずっと
生と死の狭間にいるな…
夢の中にいるな…
とは思っていたし
何なら
今も夢の中にいるみたいだけど 笑
どこも苦しそうでないし
相変わらず穏やかで
今日は
父との時間が
めちゃくちゃ楽しくて
それが泣くほど嬉しかった
やっぱりわたしは、子どもや、動物や
障害者と診断されている人や、お年寄りや、
認知症と診断されている人など
左脳が脳が、優位でない人が好きなんだと思う 笑
また、父と二人、というのも良かったのかもな…と思った
そして
母の診察となり
担当がたまたま
父の主治医で 笑
母はコロナではなく
色々診てもらっても
どこかが悪いわけではないので
薬も何もなく
今までや父の入院の疲れか
精神的なものか
年齢的なものか
季節的なものか
気圧などかわからず
全てかもしれず
様子を観るしかなく
父のことも聞くと
「パーキンソン病の薬の効果が大きすぎたのか
動こうとしたので
今は筋力が無いので危険なので
薬の量を調整しながら
必要ならリハビリもしていく」
と言われ 笑
わたしは
もう、何でもいいな…
と思い 笑
パーキンソン病の治療や点滴やリハビリなども
全く希望していなかったが 笑
それは
父を信頼しているとか 笑
医師や医療を信頼している
というより
〝わたしの人生や
わたしに起こることを信頼している〟
ということで
母に
今日の父の動画を見せると
びっくりし
二人で笑い 笑
母が
「じいちゃん自由になったな…✨」
と言い
この8年
母が頑張って腎臓病食を3食作っていたのに
入院したら普通食らしく、もう、びっくり‼︎笑
わたしは
「そう!本当に✨✨✨」
と言い
ああ、父は
不自由だから自由なんだ…
と思った
そして
それはわたしがもう
と思ったし
どんどん
自由になっているからで✨✨✨
父のことを
一生懸命やってきた結果が
このような入院になり
これが最善だとは
絶対これが良かったとは
分かっているが
どこか腑に落ちないところがあったが 笑
わぁ、こういうことか✨✨✨
とわかり
その想像以上の展開に
唸った