2024/04/23(父の病院 41.・自由と不自由・母の病院 3.) | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.














母が今ずっと

微熱を繰り返したり

動悸があったり

倦怠感があったりを

繰り返している











だから今日

いつものかかりつけ医に行く

と言うので一緒に行き










母が診察を待っている間

わたしは同じ病院に入院中の

父の面会に行くことにした
























そして

父の病棟に着いたら 

看護師長さんが

「何か昨日からよく喋るようになり…

パーキンソンの薬も飲み始めたからか

ベッドから降りようとして…」 

と言われ 笑












もう、もう

びっくりした 笑


父は数年前にパーキンソン病の気があると診断され

去年夏手足の震えなどが増えてきたので

検査を受けたが数値的には進行しておらず

だから特別治療もしておらず


今回の入院でも検査をしたがあまり変わらなかったため

やはり治療はしていなかったが


先週から主治医が投薬を始めたとのことだった























そして

わたしが

父の足元で師長さんと

話していたら

父が









「今日は調子が悪いんや

と言い 










(えっ⁉︎二か月ずっと寝たきりで

何なら、今日が一番調子が良いけど)

と心の中で思いながら 










いつも面会に行くと

すぐに目をつぶるのだが

今日は面会の5分間ずっと目を開け

今までで一番調子が良く 笑










突然

「お母さんは?

と言い














母のことを〝お母さん〟なんて

数年呼んでいないので

過去に遡っているのかな…

と思ったら










孫と

去年生まれた

ひ孫の名前を呼んだので

今を生きているようで 笑










でも

「今日は調子が悪いんや

でも、三階まで行ったんよ

と言い 


一般的には、これを認知症というのかもしれないが

わたしはそういうのはどうでもよく

父が正しいのか、誰が正しいのかもどうでもよく

本当に行ったのかもな…とも思い

ただただ楽しく、それが凄く良く、凄く嬉しかった










わたしが

「検査か何かで?」

と言ったら黙ったので

何か夢と現実が曖昧のようで












でも

行ったのかもな…と思い

「そっか、そっか…」

と言い












「今日は朝から動かれへんのや…」

と言うのが

昨日まで動けていた人のようで 笑

この二か月が無かったことになってて 笑

夢だったようで






  






ずっと

生と死の狭間にいるな…

夢の中にいるな…

とは思っていたし










何なら

今も夢の中にいるみたいだけど 笑

どこも苦しそうでないし

相変わらず穏やかで












今日は 

父との時間が

めちゃくちゃ楽しくて

それが泣くほど嬉しかった


やっぱりわたしは、子どもや、動物や

障害者と診断されている人や、お年寄りや、

認知症と診断されている人など

左脳が脳が、優位でない人が好きなんだと思う 笑


また、父と二人、というのも良かったのかもな…と思った

























そして

母の診察となり

担当がたまたま

父の主治医で 笑











母はコロナではなく

色々診てもらっても

どこかが悪いわけではないので

薬も何もなく










今までや父の入院の疲れか

精神的なものか

年齢的なものか

季節的なものか

気圧などかわからず

全てかもしれず

様子を観るしかなく









父のことも聞くと

「パーキンソン病の薬の効果が大きすぎたのか

動こうとしたので

今は筋力が無いので危険なので

薬の量を調整しながら

必要ならリハビリもしていく」 

と言われ 笑












わたしは

もう、何でもいいな…

と思い 笑


パーキンソン病の治療や点滴やリハビリなども

全く希望していなかったが 笑











それは

父を信頼しているとか 笑

医師や医療を信頼している

というより











〝わたしの人生や

わたしに起こることを信頼している〟

ということで















母に

今日の父の動画を見せると

びっくりし

二人で笑い 











母が

「じいちゃん自由になったな…✨」

と言い


この8年

母が頑張って腎臓病食を3食作っていたのに

入院したら普通食らしく、もう、びっくり‼︎笑












わたしは

「そう!本当に✨✨✨」

と言い









ああ、父は 

不自由だから自由なんだ…

と思った














そして

それはわたしがもう

「じいちゃん、好きに生きて!」

と思ったし













わたしが

どんどん

自由になっているからで✨✨✨












父のことを

一生懸命やってきた結果が

このような入院になり 











これが最善だとは

絶対これが良かったとは

分かっているが

どこか腑に落ちないところがあったが 笑












わぁ、こういうことか✨✨✨

とわかり

その想像以上の展開に

唸った































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