2024/01/22(父の病院 31.・破壊と再生 2.) | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.























今日は

在宅腹膜透析をしている父の

月に一度の通院日ではないのだが












土曜日の夜から

その、腹膜透析の排液の量が

極端に減り浮腫みだし 

こんな事初めてだったので

病院へ行った


腹膜透析(CAPD)は

手術でお腹に入れたカテーテルと

透析液から出たチューブを体外でコネクターで接続し

腹膜の中に透析液を入れ(注液)

数時間貯めておくことで(貯留)

血液中にある過剰な水分や不要な老廃物などを

透析液に移動させ

それを体外に排出するもので(排液)


その、注液、貯留、排液を

起きている数時間ごとに3、4回/日

手動で行う人工透析の療法の一つ


こちらのサイトから画像を拝借


























そしてそれは

土曜日の夜から突然極端に排液の量が減り

一時的かな…と様子を見たけど

日曜日の昼も夕方もで

そうしたらそのうち浮腫みだし











それ以外の

父のお腹が痛いとか

熱があるとか具合が悪いなどの

症状はなかったので

急を要するとは思わなかったし










月曜日の午後が

透析の主治医の診察日と

なっていたので

そこで診てもらおうとは思ったが










でも

カテーテルの手術後の入院中の

4月から透析を始めて

こんなことは初めてだったので

日曜日の夕方

とりあえず病院に電話をしてみた











でも

守衛さんが出たが

なかなか繋いでくれず 笑

詳しく話をすると

病棟の看護師さんに繋いでくれたのだが











この病院は

この一年くらいで

透析センターや

透析外来が出来る予定みたいなので

これからなのだと思うが










一般的には

人工透析の95%以上が

血液透析だし

この病院での腹膜透析も

今はうちだけらしいので












看護師さんの中にも

腹膜透析を知っている方が

ほとんどおらず











また

父が急患ではなかったのもあるが

医師に繋いでもらえる事もなく

月曜日の診察を勧められて

電話を切った


この時点で、看護師の親友とは連絡をとっていて

(彼女とは昼夜問わずやりとりしている)

でも彼女も腹膜透析患者は若いときに

入院患者で一人見た事があるくらいで

訪問看護やショートステイなど高齢者医療の現場でも

一度も見た事が無いと言い

だから特別アドバイスをもらったわけではなかったが


わたしたちはこのように

専属のホームナースが常にいてくれるので

彼女の存在だけで両親もわたしも

涙が出るほど安心している













そして

それはもちろん

病院側の課題などもあると思うが

今はどうすることもできないので

それは一旦脇に置き










「さあ、この事で

わたしは自分の内にある

何を見せられ、何を手放し

これからどんな世界を創造するのか…」

と自問自答した












そして昨日が

〝破壊と再生〟を司り

個人や社会よりさらに時代を創る

と言われている天体、冥王星が

16年ぶりくらいに移動し

山羊座から水瓶座に移ると知っていたので


常に占星術などを参考にしているわけではないが

納得がいくことも多いので

よく目や耳に入る情報などは取り入れ


でも取り入れすぎても人生が面白くないので 笑

答え合わせのように後から照らし合わせ

今後の参考にしたりしているが


結局何を見ても聞いても経験しても

〝今この瞬間を生きる〟〝今目の前の事を楽しむ〟

に尽きるなと思っている











まず

「ああ、早速、破壊が起こってきた…」

と思った






    





そしてそれは

「より幸せになるための、破壊だ…」

と思い












そして

「ああ、孤独がまだあったんだ…」

と思ったら息もできないくらい

涙が溢れ












でも絶対に

〝人生は最善のことしか起こらない〟

過去も未来も今も

全てが愛でしかないことは

わかっているので

愛をもってそれらを受け入れたら









ワクワクが止まらなくなり

爆発し発狂し

涙が溢れてきた













だからそれからは

不安も孤独も一切無くなり

夜もよく眠れ










でも

早朝に不安な母に起こされ 笑

「冊子に〝そんな時はすぐ病院に行って下さい〟

と書いてあったから

主治医と連絡が取れないなら

大学病院に行った方がいいのではないか…」

と言われ 笑










母の気持ちも物凄くわかるが

「緊急ではないし

まず主治医に相談するのが一番だから

朝一で主治医と連絡を取るから」

と話し










その後

看護師さんが

主治医と連絡をとってくれ

午後から診察を受けることになった


























そして

診察の前に

体内の管の位置を知るため

レントゲンを撮ることになり

それを待っていると

わたしは涙が止まらなくなった












それは

このワクワクとこの

のたうち回るほどの統合

居続けていたら









「ああ、もう一人じゃない…

辿り着いた…」 

と思ったからで










それは

2歳で突然脳障害を負った息子

酷い鬱でアル中やモラハラなどを繰り返す元夫と

小学一年生になったばかりの長女と

幼稚園の年中になったばかりの次女を

わたしも鬱と診断されている身で抱えながら

必死に世界一ハードだと言われている

脳障害のリハビリをして

まさに地上天国のような

アメリカの研究所に辿り着いたときや















そのリハビリを

このままでは死んでしまう…

と思うくらい必死にした後

息子にはそろそろ社会性が必要だと入れて貰った

やはり地上天国のような幼稚園が

先生方と子どもたちが素晴らしすぎて

「ああ、もう一人で頑張らなくていい…」

と思ったときや













その後ふと

「この子には世界に通用する

凄い才能がある気がする…」 

と10年近く探し続けた結果

養護学校の高等部一年のときに

これもまた地上天国のような美しい絵画教室と

世界一と思うような先生に出会い

息子が爆発する絵の才能を発揮し

「辿り着いた…」

と思ったときと同じだった














そして

レントゲンも撮り終わり

待合室で診察を待っていたとき

わたしたちの前を

診てもらう予定の透析の主治医ではなく

元々の腎臓内科の

この主治医が通りかかった













だからすぐに母と 

「先生!」

と声をかけると

先生は立ち止まってくれ

安心して涙が溢れ











母と二人で

「先生のお顔を見ただけで

安心して泣けてきます…」

と言った











すると先生は

「あれ?

今日は月一の診察日じゃないのに

どうしたんですか?」

と聞いてくれ











そして

土曜日からの流れを説明すると

「ああ、お腹の管の位置が問題かな…」

と言い

「それはどうしたらいいんですか?」

と聞くと

「放っておいたら直る!直る!」

と言われてまたホッとして












そして

今回のことは

緊急ではなかったとはいえ

腹膜透析に詳しい医師や看護師と

連絡が取れなかったので

不安だったことを伝えると










「ああ、それは不安やったね…

ごめんなさいね…

すぐに透析の先生と相談し

休日や夜間にも連絡が取れるようにするから」

と言ってくれ






  



   




もうそれはわたしが

「もう一人じゃない…辿り着いた…」

と涙が出てから5分後くらいで










わたしは

有り難くて夢みたいでホッとして

涙が溢れた












そして

先生も一緒に診察室に入り 

早速透析の主治医にそれを話してくれ

早速透析の主治医も

「これから休日や夜間にも

連絡が取れるようにします

と言ってくれ本当にホッとした








そして

今回の排液不良は

やはり父のお腹の管の位置に問題がありそうで

利尿剤を追加し尿から

水分と老廃物を出すことにし










1週間後にまた詳しく

CTを撮ることになり

管は自然に位置が変わるのを

待つ事になったのだが


※追記

結局一週間後までに、腎臓内科の主治医が言われた通り

管の位置が自然に直ったので、CTの検査は無かった













やはり

今までの環境が破壊され

より幸せになり

再生が












〝破壊と再生〟が起こったことを

しみじみ感じ













今もこれを書きながら

〝ああ、もう一人じゃない…辿り着いた…〟

と涙が止まらずにいる





























父の病院 30.



父の病院 32.






破壊と再生 1.