統合するということ 4. | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.














わたしが言う

〝統合〟とは










この狂った状態を

内側で抱えながら

普通に生きる

ということ




























そして
その行為のあるとき
死を感じた瞬間があった













それは
漆黒の宇宙に
宇宙船から
何も持たずに
放り出されるような
恐怖で








これ以上進むと
「死んでしまう…」
と思ったわたしは










「怖い…」
と泣きじゃくった










だから
それからは









思考やエゴまみれの
当時のわたしは
まだ










大宇宙の中の
小さな砂のような
その








この世に存在していることを
見落としてしまいそうな
頼りない大きさの
大安心と歓喜と純粋さ
その中心に握りしめながら










わたしのペースで
日にちを開けて
時間をかけて
心もからだも準備していった














そして
少しの覚悟と勇気と
ありったけの好奇心と
相手の深い愛に
支えられて











自然に 
導かれて
それを迎え入れ
それを越えていったとき
わたしは









この世の全ての空気を
吸い尽くし吐き尽くすくらいの
凄まじく長く深く











もう
息もしていないのではないか
と思うくらいの
死んでいるのではないかと
と思うくらいの
呼吸をし










もはや
静なのか動なのかも
わからないくらいの












もはや
肉体があるのかも
肉体があるのなら
どれが、どこまでが、誰の肉体かも
わからないくらいの










凄まじい
エクスタシー、オーガズムを
体験するようになっていき









ああ、
死を越えるというのは
こういうことか…










あんなに恐怖だった
漆黒の宇宙が
うっとりする心地よさに変わり











そこに
生まれたての赤ちゃんのように
何も考えず
大安心で抱かれながら












朦朧とする意識のなか
そう
思った












だから

それから

それは












どんどん
肉体的な行為でありながら
精神的な状態へ









パワフルさから繊細、微細さへ 
男性的から女性的へ
動から静へ
と移行していき










それが
そうであるほど
わたしの表現は逆に










激しく狂い
この世のものとは
思えないほど
男性的に動物的になっていき











それは
「思っていたどころではないもの」
「狂うくらいの幸せ」
「このまま死んでもいいくらいの楽しさ」
となっていった





























統合するということ 1.



統合するということ 2.



統合するということ 3.











◆りん(息子)プロフィール