2024/01/08(野良猫タヌちゃん 17.・今この瞬間を生きる 11.) | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.































2022年3月に

突然家の庭に現れた

野良猫タヌちゃん


タヌキみたいだったからタヌちゃん❤︎










それからは

2023年8月末までの約1年半

ほぼ毎日、1日1〜3回

我が家でご飯を食べ

天気が良い日は庭で寛ぐことも多く













わたしには本当によく懐き

わたしたちは本当に深く愛し合い

わたしとは何度も何度も

とんでもなく濃すぎる時間を過ごし

見たい物、見たく無い物を
見せ続けてくれ










だからそれはもはや家族で
時に恋人同士のようでもあり
だからわたしは両親と同じように
この子の最期まで共に生きたい
と思っていた










でもタヌちゃんは

2023年晩夏から来ない日が増え

わたしはのたうち回りながらその悲しみを

味わい続けた











そしてその後は

来たり来なかったりを繰り返し

わたしはその度に












人生には絶対その人にとって

最善のことしか起こらない〟

ことを自分に言い聞かせながら

タヌちゃんへの執着や期待など

手放すべきものを手放していった












そして12月の中旬頃

両親が散歩をしていたら

200mくらい離れた近所のお宅の庭で

タヌちゃんを見た、と帰ってきた












そして

わたしも急いで行くと

タヌちゃんはそのままいて

「タヌちゃん!」と呼ぶと

「ニャッ❤︎」と鳴いてくれ

そして翌日もいた













そしてそのお宅には

家猫がいることがわかり

そして玄関にタヌちゃん用らしき

お水とご飯の容れ物があり













晩夏からうちに来なくなったが

全く痩せてもいなかったので

どこかでご飯をもらうお宅ができたかな…

と思っていたので

ここで貰っていることがわかり












それはホッとしたと同時に

少し寂しくもあり

わたしはこのお宅を

タヌちゃんの〝愛人さん宅〟

と呼び始めた 笑


いや、元々こちらのお宅が先で

わたしが愛人かもしれないが 笑











(愛人さん宅の駐車場にいたタヌちゃん 笑。

2023.12.12撮影)










そしてそれからは
タヌちゃんに会えることを楽しみに
両親もわたしもこの
〝愛人さん宅〟さんの前を通って
散歩に行くようになった 笑












そしてその度にわたしが
「タヌちゃん!」と呼ぶと
「ニャッ❤︎」と答えてくれ
たまに愛人さんにご飯をもらったり
撫でられている姿を見ることもあり 笑













わたしの愛は狂っているので
同じくらいの人はいるだろうが
それ以上の人はいないと思っているので
そういう姿に苦しくなったこともあったが











でも
大切にされているのを見てホッとし
だからこのお宅が物凄く有り難く
だんだん寂しさも薄れていき
「やっぱりこれで最善だったな…」
と思うようになっていった














そしてタヌちゃんは
だんだんうちにはほぼ来なくなり
だから向こうが本宅さんになり
わたしが愛人になっていった 笑











でもそんなある日
本当にたまにしか入っていなかった
うちの野良猫ハウスに
タヌちゃんが入っていた












そして
だんだん寒くなってきたので
夜だけカイロを入れるようにしたら
わたしを見たら逃げるのだが 笑

前はわたしを見たら近づいてきたのに 笑














毎晩ハウスに入るようになっていて
「やはり、この子との縁があるのかな…」
と思いカイロを入れ続けていた












(2023.12.15撮影。

この日から毎晩のように入るようになる)














そして

「今晩も、タヌちゃんはハウスにいるかな…

今日は(タヌちゃんの恋人の)

クロちゃんが来ていないけど来ているかな…」

と深夜にハウスを見に行くと













「あ!タヌちゃん!

いや、違う!タヌ兄???

※タヌちゃんの兄弟猫の可能性のあるキジトラ猫の愛称


いや、ア、ア、アライグマ⁉︎⁉︎⁉︎」

ということがあり 笑










その日を境に

タヌちゃんもクロちゃんも

来なくなった













こちらがタヌ兄さん❤︎

タヌちゃんと色柄は同じだが一回り大きく

チャームポイントは〝困ったちゃん顔〟笑


こちらが、ラスカルさん ❤︎笑

もう衝撃的すぎて 笑、

しばらく、この映像が頭から離れなかった 笑













そしてタヌちゃんは

散歩がてら愛人さん宅の前を通っても

そこにもいない

ということがしばらく続き











もしかしたら

このお宅で保護されて

家猫になった可能性もあるな…

と思いながら













「でも、やっぱり、起こることは全て最善…」

と思いながら

自分に集中し続けたら












昨日散歩に行った両親が

愛人さん宅でタヌちゃんを見たと言い

わたしも散歩がてら見に行ったら

変わらず「ニャッ❤︎」と返事をしてくれた













そして今日

短い時間だったが

ふと散歩に行きたくなり

愛人さん宅の前を通ると

向こうからクロちゃんがやってきた 笑















そして

クロちゃんもタヌちゃんと共に

愛人さん宅の玄関の前に座っていて 笑












クロちゃんも

うちに来ない日が増えたので

このお宅でお世話になっているのかもな…

と思っていたらやっぱりそのようで 











でもわたしの人生も

良い意味でどうなるかわからないので














「わが家以外で二人にご飯をくれ

大切にしてくれるお宅があるというのは

本当に有難いな…


でもここまでわたしと愛し合った二人だから

わたしがシフトした世界でも

また会えるかもな…」

と思いながら散歩に行った












そして帰りに

またそのお宅の前を通ると

クロちゃんはおらず

タヌちゃんだけがいて











そして今日は珍しく、というか

タヌちゃんがこのお宅にいるようになって

初めて、わたしの元に走ってきた













そして昔のように、いつものように

わたしに甘えスリスリしてきてびっくりし

わたしが父の透析の時間が迫っていたので

急いでいるとタヌちゃんも付いてきた





















そして200mくらい
久しぶりに一緒にお散歩をし
家に着くとクロちゃんが先にいて 笑
わたしを待っていて











久しぶりに二人がうちに揃い
クロちゃんは珍しく
全くご飯を食べなかったのだが

お腹いっぱい?具合悪い?ファスティング?笑






 


タヌちゃんは珍しく
物凄くご飯を食べていき
びっくりし










タヌちゃんは愛人さん宅で待っていたけど
ご飯が出て来なかったから
うちに来ただけかもしれないので 笑
また先の事は全くわからないのだが









(タヌちゃんとのお散歩楽しかったな…。

家猫とはこれはできないので 笑)











「ああ、これが、
〝今この瞬間を生きる〟ということだ…」
と改めて思い










本当に一瞬一瞬
この子たちのように
〝今この瞬間を生きる〟だけ
だと思った




























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