ああ、やっと
自分の人生だけに
集中して生き始めた…
と思った
それは
自分のことだけ考えて
孤独だったり
一人で生きるという
分離世界の
有限の生き方ではなく
このときや
そして
わたしは
子どもの頃から
「なぜ、この世には罪や罰があるのか…」
「無条件の愛や無限はどこにあるのか…」
「なぜ、この両親この家族と生きているのか…」
という思いが
深いところに常にあり
だから
たまに苦しくなり
「ここから抜け出したい…」
という衝動を繰り返していて
それはある日
江ノ島の海を見て
「還りたい…」
と号泣したのもそれだった
だから今日
爆発するエネルギーだけが
喜びだけが安心だけが
調和だけが愛だけが
無限に広がる
この感覚だけに
どっぷり浸かっていたとき
ふと
今のこの
年老いた両親や
家猫や野良猫たちや
2歳で重度の知的障害者と判定された
今、会えない息子や
離れて暮らす二人の娘たちを
感じながらの
一般的に言われる
この現実の中で
今やっと
自然と宇宙と運命と
調和しながら
自分の人生だけに
集中していることに気づき
ああ、やっと
ここまできた…
と発狂した
そしてそれは
潜在意識も含む
この人生や
この人間関係で
時には
複雑すぎて気が狂い
ブチブチと切りまくったこともある
絡まりあった糸を
大抵の人が
複雑に絡み合いながら
それが人生だと諦めている
混線し混乱した状況を
それでも
丁寧に根気強く諦めず
解ききった結果で
それは
混線混乱してきた人にとっては
ゴールだが
皆に与えられた
人生の原点で
やっと
深く気持ちのいい
呼吸が解放が
当たり前になってきたのを
感じている