2023/05/25(愛子、父にブチギレる 3.) | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.































そして

父は今日も












わたしにも家族にも

怒ったり

イライラしたりすることも

なく











「ありがとう」「ありがとう」

と皆に言うようになり












ご飯のときには

皆の分の

ランチョンマットを敷き

箸を並べ

白湯を入れ

ご飯を運び












「いただきます」

「ごちそうさま」

「美味しかった」と言い

食べ終わったら下げ











エアロバイクを

一時間漕ぎ

クィックルワイパーで

床掃除をし












その度に皆で

「ありがとう!」「嬉しい!」「凄い!」

と言った










そして

晩ごはんを食べ終わってから

わたしがふと

「トランプをしようか!ひらめき

と言い 笑













父は

「野球を観たいからしない」

と言ったが 笑












母が

「4人でトランプすることなんて

もう、ないよ!」

と言い、テレビを切り 笑














40年以上ぶりの

家族4人での

ババ抜き大会が始まった泣き笑い飛び出すハート



















40年以上ぶりの、家族だけのトランプは、皆老眼鏡をかけたり、補聴器を着けたりと、様子がかなり変わり

泣き笑い、トランプの目的も、父のリハビリだった泣き笑い












そうしたら

父が物凄く流暢に

話すので












「じいちゃん

呂律回ってなかったけど

めっちゃスムーズに話せるようになったね!」

と言うと













自分が呂律が回ってないのに

気づいていないのかと思ったら

気づいていて 笑











「おぉ!喋るのがもたつくな…

と思ってたけど

スムーズに話せるようになったわ…」

と言い














それは
脳障害を負った息子のリハビリなど
ヒントを得て行動した
わたしの予想通りだったが












もっと時間がかかると思っていたので
その現実の早さに驚き













父のお喋りを
心配していた娘たちにも報告すると
本当に喜んでいて









父もその
わたしがキレたことと
「ありがとう」を言うことと
体を動かすことが
自分のスムーズなお喋りに繋がったことに
何度も感動していた







そしてその後は
母の首根っこを持って
「ババ抜きニヤリ
と言ったり 笑












自分の手持ちにあるババを
姉が取ると
あからさまに喜んだり爆笑












小学生男子のような
調子乗りじいさんが
今日も降臨し泣き笑い










楽しい
奇跡のような夜が
終わり










でもまた
同じようなことが起こったら
わたしはもう
何も言わないのかもしれない
と思った