わたしの、野良猫・保護猫との縁と、考えと思い 1. | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.




























わたしは
子どもの頃からいつも
犬が大好きだったし
元夫も犬好きだったし











特に次女が
小学校の高学年くらいから
「犬を飼いたい」
とよく言うようになったので











いつか
犬を家族として
迎え入れるのだと
何となく当たり前に
思っていた










だからよく
子どもたちと
ペットショップに行っていたが
だんだんと、ふと












「うちに来る子は
ペットショップの子ではなく
保護犬、野良犬など
訳ありの子なのではないか…」
と思うようになっていった











それは
第三子の息子
2歳のとき病気で
障害を負ったことや









わたしは
子どものときから
大人になっても









いつも
一般的に
苦労と言われる人生を
歩んできたような子どもや、ひと
縁が多かったことなどもあり














何となく
そう思うようになった










でも
息子のことにずっと
エネルギーを注いできたことや










わたしの人生全般
ハードだったこともあり
余裕もなく









ずっと
娘たちの願いを
受け入れられずにいた











そして
2015年夏頃
なぜかわたしは、ふと
「子どもが産みたい…」 
と思った









もちろん
産む予定はなかったが
そんなとき










人伝いに、一時期的に
1匹のメダカを預かってほしい」
と頼まれた











そして
その年の初めに
「この子には何か
世界に通用するような
無限の才能がある気がする…」 











と思い続けた
特別支援学校高等部の
一年生になっていた
息子に











爆発的な絵の才能が現れたことで
ホッとして
精神的余裕が生まれたことも
大きく










でも
ペットを家族として
一生迎え入れる余裕は 
まだなかったが













「期限付きなら…」
とその子を預かった












そうしたら
もう、その子が
会った瞬間から
涙が出るほど愛おしくなった










そうしたらその子も
水槽を覗き込むと
「お母さん!お母さん!」
と飛び跳ねて喜んでくれるようになり













元々〝ミシマちゃん
という名前が付いていた
その子の、その可愛らしさにも











わたしのその子へ愛にも
小さな家族のいる人生の楽しさにも
本当に驚き












ミシマちゃんとは
切っても切れない縁で繋がり
結局その後家族となった

ミシマちゃんは最初1週間の予定だったが
1週間経っても1ヶ月経ってもお迎えの連絡が無く
その頃にはもうわたしが離れられなくなっていて
ミシマちゃんもこの家から離れたくなく
飼い主さんもちょうど引き取るのが億劫になっていたので
皆の気持ちが一致しうちの子となった





















そうしたら
ミシマちゃんが我が家に来た
その2ヶ月半後










今度は
元夫が突然無言で
膝に抱いた
野良子猫の写真を送ってきて








彼が
写真を送ってくることなど
滅多になかったので
そのことにも









「えっ?犬でなく猫?」
「白猫、黒猫でなく茶トラ?」
ということにも
予想外でパニックになったが










でも同時に
写真を見た瞬間
「ああ、この子はうちに来る子だ…」
と涙が溢れた












そしてその日
死にそうなほど痩せてボロボロで
猫風邪もひいていて
ご飯を食べる気力もない状態で
元夫の職場の敷地内に現れたのを
職場の方に保護されて
うちにやってきた












生後4ヶ月くらいの
元野良猫シオン♂は
家族になり












来たその日から
次女と寝て
その日から家に馴染むなど
この子もまた有り得ない子で










すぐに
シオンのいない人生が
考えられないほど
一瞬で家族になっていった




















そして

シオンがうちに来て

5ヶ月ほど経ったころ










次女が

「学校の先生の知り合いの家で

3匹の子猫が生まれて

先生がそのうちの1匹をもらうので

1匹わたしもほしい」

と写真を見せてくれた












でも最初は

猫の多頭飼いをする

という考えもなかったし












写真を何度見ても

ピンと来なかったので

難色を示していたが











何度も何度も言われるうちに

何となく

「じゃあ、この子を迎え入れようか…」













写真の一番手前の

顔は見えないけど

元気そうな子を迎えようと決めた











そしてそれを

先生に伝えたら

「1匹だけ?」

と言われたと言い











2匹という発想が

全く無かったわたしは

その言葉を聞いて

ハッとし












(一番奥の子が先生にもらわれる子だったので)

「ああ、この真ん中の

小さめの子もうちの子だ…」

と性別も顔もわからないまま

2匹を迎え入れることにした











そして

シオンがわが家に来て

ちょうど半年後の

2016年5月31日に

わが家に来た

その子たちを初めて見たとき











家猫なのに

ノミダニシラミが付き

小さい子は

親猫に舐めてもらってないのか

飼い主さんにもお世話されていないのか

片目が潰れかけ

栄養失調気味で











心細い2匹は

寄り添うようにくっつき

大きい子は小さい子を

かばうようにくっつき











優しくて一切威嚇をしないシオンにも

人間にも威嚇する

野良猫のような子たちで

本当に驚いた











  


でも、やはり

「うちに来る子は

こういう子なんだな…」

と納得がいき










小さめの子をソイ♂

大きめの子をラテ♂

二人合わせてソイラテと名づけ

家族となり

また賑やかになっていった


一番奥の子はもらわれる前に亡くなったらしく

栄養失調気味でか弱かったソイも

もしラテと離していたら命が危なかっただろうなと思った



























そして

ソイラテが来て4ヶ月後

シオンが来て一年近く経った頃の

2016年10月4日










大学に行く長女を

車で送っていたときの

車の行き交う道路の端に

何やらコロコロと

小さな転がる物が見えた













そして

コンビニの袋か

ネズミか?と思っていたら

突然長女が

「子猫!」と言い










言った瞬間

すぐに車が

一台だけ止まるスペースが

目に入り止まり












飼うのかどうか分からなかったが

こんな車通りの激しい場所では

轢かれるからと

とりあえずパニックのまま

長女が掴まえると











それはそれは

想像以上に

ハッとするよう

美しい子だった















そして

生後6週間くらいの

天使の日に現れた

本当に天使みたいな子に

ココ♂と名づけたが













ココは小さいが

抵抗が物凄激しく

威嚇して

車の隙間から

出てこなくなり










でも

必死に救出し

お風呂に入れたときには













まるでわたしが

産んだ子のように

「ああ、この子もうちの子だ…」

と涙が止まらず











そして

ソイラテには威嚇し 笑

ソイラテには威嚇されたが 笑











シオンには

もう一瞬で心を開き

まるで親子のようになり

わたしの膝でも直ぐに寝るようになり

うちの家族となり































だから

わたしは

野良猫、保護猫などの

知識も考えもないまま













わたしがこうして

「子どもが産みたい…」

と思ったことを

きっかけに











一年間でわが家に

1匹のメダカと

4匹の猫たちが

やってきたのだった
































わたしの、野良猫・保護猫との縁と、考えと思い 2.