ジジの死 3. | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.


















二匹は
健康で












避妊手術など以外
ほぼ病院に
かかったことが
なかったので












それは
本当に
驚きだった












だから
その事で
わたしは改めて












今この瞬間を
思いっきり
後悔なく生きよう













花のように
思いっきり咲いて
思いっきり散ろう












という思いが
爆発した































そして
翌日の夜
友人は














仕事を終え
ジジちゃんを
見舞った後












うちに
遊びに来る
予定に
なっていたので














もうそろそろ
来るころかな
と思っていたら














突然
携帯の画面に













一切電話を
してくることのない












彼女からの電話の
着信のメッセージが
現れ












わたしは
一瞬で
思いだした
























そして
わたしは
電話の着信音を
OFFにしていたので











彼女の電話に
すぐに出られたことは
驚きで













後に彼女に
それを伝えたら










わたしが
電話に出ないとは
全く思わなかった
と言った















そして
電話に出ると
彼女は












今病院で
ジジの容態は
かなり悪く












一旦家に
連れて帰ろうと思う
と言い












病院に
来てくれる?
と言った













そして
わたしは












彼女は
本当に多忙だし
彼女の家族は
皆遠方にいるし











もう
わたしの世界は
縁が深いひととは











血縁関係や
家族の枠を超えて
繋がっているので













ジジちゃんたちの
ことであっても
それ以外の
ことであっても












助け合って
生きていくのが
自然なんだ
と思っていたので











彼女が
そう言ってくれて
本当に嬉しく











わが家の猫たちの
主治医で














ソイの事でも
お世話になった
動物病院へと
向かった

























そして
着いた時
一組の家族が
診察中で











友人は
待合室の椅子に
座っていた













そして
その家族が
帰ると











院内は
スタッフと
わたしたちだけに
なり












先生に
キャリーケースを
渡すと












先生は
ジジちゃんを
診察室に
連れてきた













そして
その姿を
見た瞬間











彼女が
想像以上に
息苦しく
全身で
もがいていたので













わたしは
全てが
一瞬で
ぶっ飛んだ



























そして
ジジちゃんが
これから













どんな運命になるか
どちらの運命になるかは













誰にも一切
わからなかったが












 
先生や友人と
少しやりとりをして
わたしは












ああ
ジジちゃんは












家に帰る
運命なんだ
と思った













だから
わたしは
呼ばれたんだ
と思った














そして
わたしたちは
待合室に
行き












会計を済ませて
彼女の自宅に
帰ろうとした
瞬間











ジジちゃんの
呼吸や動きが
止まった













そして
わたしは












先生を
慌てて
呼びに行き












先生は
ジジちゃんを
処置室に
連れて行き












それは
この時のように











わたしが
病院に着いて
2、3分後の















一瞬の間に
起こった