政策金利の利上げが行われました。植田総裁をはじめ今の日銀は本当に救いようの無い大バカとしか言いようがありません。決定後に株価が上がったとかそんな事は関係ありません。そもそも株価は今回の利上げを見越して先週までに暴落しているのです。日本は既にスタグフレーション(インフレ下の不況)という最悪の状態に突入していますが、今回の決定で日本はさらに不景気の道を進む可能性大です。政府・財務省・日銀は絶対に日本を好景気にはしない、何が何でも需要デフレを定着させるという道を今後も邁進し続けるという事なのでしょう。江戸時代の「農民は生きぬように死なぬように」という方針は今も生きていますが、付け加えるなら「生きるぐらいなら殺した方がいい」といった所でしょうか。植田日銀はただの危険な反日団体でしかありません。

 ただ、上のような日銀への怨嗟の言葉は、とりあえず今回までにしたいと思っています。明日から移行する新ブログで反日団体への恨み言など読者様は誰も望んでいないでしょう。新ブログではとにかく株式投資で利益を得る事に注力した内容を目指していく所存です。全然話は変わりますが実は最近パソコンの調子が悪く、そろそろ壊れるんじゃないかという不安があるのですが…まあでも多分大丈夫だと信じて、移行先でも頑張りたいと思います。移行先のアドレスに関しては明日のブログ及びツイッターで告知しますので、是非とも引き続きご愛顧をお願い申し上げます。



 さて、ついに今回で当ブログも最終回です。今日まで続けて来られたのはひとえに読者の皆様の暖かい応援のおかげです。本当にありがとうございます。


 自分で言うのも何ですが、無料の投資関連ブログとしてはこのOL投資日記は日本一のクオリティだったと自負しています。当ブログの初回(22年5月1日)では7433伯東という株を上昇候補銘柄として単独紹介しましたが、伯東はその後高配当を出しながら1年で株価は倍以上になりました。その後も何十という銘柄を紹介してきましたが、そのほとんどが十分な株価上昇を遂げたのは読者の皆様ならご存じの事と思います。しかも一過性の流行に乗る訳ではなく、確かな配当を携えながら低リスクで株価上昇となる銘柄をこれだけコンスタントに紹介し続けてきた無料ブログなど他にはありません(もしあるなら教えて下さい。私も読みたいです)。

 ただ、銘柄紹介はあくまで当ブログの一部に過ぎません。このOL投資日記の主題はあくまで、株式投資とはどのように行うべきなのかという事を読者様…とりわけ最近株を始めたばかりの投資初心者の方へお伝えする事だったと思っています。そういった意味を込めて、最後に私が大事にしている「守破離(しゅはり)」という言葉をお伝えしたいと思います。

 実は以前にコメントへの返信でも書いた事があるのですが、この「守破離」というのは元々は千利休が大事にした考え方であると言われています。千利休は自身の茶道に対する考え方を百の短歌にまとめました。これを「利休百首」言うのですが、その利休百首において1首目から99首目までは茶道に関して「守る」べき事柄が延々と述べられているのに対し、最後の百首目にようやく、師匠から教わった教えを「破って離れる」べしという事が述べられているというものです。つまり物事を会得するまでに100の段階があるとするならば、その1から99まではとにかく先人の教えや定石を守ることが大事であり、最後の最後の段階になってようやく、従来の教えから脱して自分自身のオリジナルの型の体得へ進む事が許されると千利休は説いているのです。ちなみに「守」をしっかりと会得してから満を持して「破・離」の段階に進み自らの独自の型を構築する事を「型破り」と言い、「守」の段階を放棄して従来の型を勝手に破ってしまう事を「形無し」と言うそうです。

 この「守破離」の教えはとても深いものであり、株式投資の世界でも当てはまるものと私は思います。ましてや投資の世界では定石を無視した適当な売買でも時に大儲けしてしまう事だって珍しくないので、初心者が守るべき事も守らず自分勝手に思いのまま「破・離」的な売買を繰り返すというよう光景を本当によく目にします。ですがそんな適当な売買がいつまでも上手くいく筈もなく、いずれ痛い目を見るというのがオチです。投資はギャンブルではありません。着実に成功するために大事なことはやはり定石をしっかりと守って守って守る事なのです。そうして守るべきものを全て理解してからこそ、初めて「破・離」の段階に進めるのだと思います。当ブログで株式投資において守るべき基本が何であるかを投資初心者の方にどこまでお伝えできたかは分かりませんが、しかしそれを少しでも伝える事こそが当ブログの存在意義だったと私は思っています。

 と、何だか説教くさい話になってきてしまったので、最後は久しぶりに私が期待している銘柄を紹介して締めたいと思います。今最も期待している銘柄を1つだけ挙げろと言われれば、私は来週の決算を無事に通過する事を条件として1814大末建設を挙げたいと思います。これまで何度も名前を出してきた銘柄なので取り立てて今さら紹介するような事も無いのですが、端的に言うと業績面では資材高騰前に受注した低採算案件の竣工がおおむね終わっており、今後は価格転嫁による増益が見込めると考えています。しかしそれよりも私が注目しているのは半年前に発表された中期経営計画によって今後数年間の高配当がほぼ約束されている点であり、この約束さえ履行されれば株価が崩れる事はなかなか考えられません。もちろん株に絶対はありませんし、株価の大幅な上昇という点にだけを目を向ければもっと期待できそうな銘柄はいくつもあるかもしれませんが、大末建設は先ほどの「守破離」で言う所の「守」のど真ん中に位置するような銘柄だと思っています。

 

 という訳で以上となりますが、私としてはまだまだ書き足りないという思いが強いです。特に「私の投資哲学」コーナーはまだまだ書けますし、その他でも「金(GOLG)」に関する話や私の好きな「g-w-g’」など、無料で多くの方に読んで頂きたいネタは沢山あります。まあ移行先でもそういう記事に関しては無料にすればいいだけなのかもしれませんが、移行先となるNoteの仕様をまだよく分かっていませんし、何より2年3か月書いてきたこのアメブロに対する愛着もあります。なので当ブログはとりあえず残しておきますし、また機を見てちょくちょく何か書くと思いますので(投資に関する内容になるかどうかは分かりませんが)、たまに覗いて頂ければ嬉しいです。

 

 

2年3か月ありがとうございました。

もし宜しければ、明日以降の新ブログもよろしくお願い致します!

 

 不定期更新、「私の投資哲学」シリーズです。
 毎日株価が下がり続ける超絶悪地合い下での更新というのは何とも呑気なものですがお許しください。原稿自体は1~2週間前に書いたものだったりします。


 私がツイートするのは平日夕方の「本日の保有株:±○%」を除けば1日に1ツイートするかどうかという程度ですが、それでもたまにそこそこの反響を頂く事があります。最近では6505東洋電機製造に関して「割安株を買って上がるまで待つ。それが私のやり方」というツイートが好評で、投稿直後にフォロワーが100人ぐらい増えました(まあ、上がる株のツイート待ちでフォローされただけだとは思いますが)。
 しかし「株の基本は割安株を買って上がるまで放置する」という私の投資理念はこれまで何度も述べてきたので当ブログ読者の皆様はよくご存じだろうと思います。ただ、この「株の基本は割安株を買って上がるまで放置する」には実は続きがあります。今回はそれに関して書こうと思います。


 よく「株の基本は安く買って高く売る」と言われますが、私から言わせればそれは商売の基本であり、安く仕入れたものを高く売るなら別に株でなく果物や服でもいい訳です。株を保有するという事は会社の所有者になるという事なのだから、株の価値の本質はその会社が稼ぐ利益の分配…つまりは配当にあると考えるべき。なので株価も最終的には配当に帰結すると考えるのが妥当で、配当に対して株価が追い付いていない割安株はいずれ配当に追いつく形で株価が上がる筈。だからそういった割安株を先回りで買っておき、株価が適正な水準まで上がるのを待つ。これが私の考え方です。

 なので銘柄選別の際に私が重視するポイントは一にも二にも「その株が割安かどうか」です。業績のみに着目して株を買っている人をよく見かけますが、いくら好業績でも株価が既に割高圏まで上がってしまっていれば私の中ではあまり意味はありません。例えば3196ホットランドという企業、こちらは「築地銀だこ」を経営するたこ焼き屋ですが、値上げやインバウンド効果などあって業績は絶好調、今期中に大きな上方修正がある事はまず確実でしょう。しかし、だからと言って株が買い時かと言うと話は全く別です。というのもホットランドの株式指標はPER34倍・PBR4.45倍とかなりの割高圏にあり、配当利回りも僅か0.4%に過ぎません。株主優待を加味した100株保有の利回りもたかだか1.7%程度です。つまり業績は素晴らしい上に今後も増益となる可能性は大ですが、指標的には株価も既に業績相応以上まで上がっていると判断できてしまう訳です。もちろんホットランドの株価が今後まだまだ上がる可能性は十分あるでしょうが、しかし今の株価が割安だとはとても言えません。また、こういった低配当・割高指標だけれども業績は絶好調で近い将来の上方修正確実という銘柄は、ハッキリ言ってそこら中にゴロゴロ転がっています。もちろん業績はとても重要ですが、しかしまず何よりも現時点の株価が割安でなければ話は始まらない、それが私の考え方です。

 ただ、逆に言うと「株式指標が割安」という銘柄もこれまたそこら中にゴロゴロ転がっています。日本は株主軽視企業だらけなので、業績は結構良いのに株価は低迷したまま万年割安放置という株は本当に多いです。なので指標が割安だからと言って安易に飛びつくのもあまり得策とは言えません。ですがもし仮に「業績は絶好調だけど割高低配当」の銘柄と「業績はそこまで大した事ないけど割安高配当の銘柄」のどちらか一方を選べと言われたら、私は後者を選びます。なぜなら、この両者を比べた時にはリスクの差が段違いだからです、低配当割高株は好調な時は良いかもしれませんが、ちょっと調子を崩すと物凄い下げ方をします。一方、高配当割安株は、配当さえ保証されていれば多少業績が悪くなろうが配当が株価を支えてくれるので暴落するような事はほとんどありません。そして(これが今回の本題なのですが)、もし株価が上がらなければその時は高配当を粛々と受け取り続ければいいのです。

 私の保有株で言うと例えば5976高周波熱錬という銘柄があります。業績が悪い訳ではありませんが、取り立てて良いという訳でもありません。なので業績のみに着目する人にとってはおそらく視界に入らないでしょう。しかし、私が同株を買った際の株価は約1000円で、この時の年間配当は48円、さらに1年以上の保有で1000円のクオカードが株主優待で貰えるという還元内容でした。という事は同株を100株を1年以上保有した場合の利回りは5.8%という事になります。しかもDOEを採用している事やPBRが1を大きく割れている事を踏まえれば減配可能性は極めて低く、むしろじわじわと増配される可能性の方が圧倒的に高いと考えられます。つまり高周波熱錬は私が買った時には「業績は言うほどでもないけど、1年以上持てば配当利回り約6%がほぼ保証されている」株だった訳です。となるとよっぽどの事が無い限り株価が著しく落ちる事は考えられず、むしろその好配当に合わせる形で株価も少しずつ上がるだろうと考えるのが普通です。そして何より、もし株価が上がらなければその時には年利約6%という高配当を粛々と受け取ればいいのです。

 せっかくなのでもう1銘柄だけ例を挙げると、1814大末建設も高周波熱錬と同じいような意味合いの銘柄と私は認識しています。2030年までDOE4%という配当政策なので減配はほぼ考えられず、むしろ今後じわじわと増配となる事が濃厚、そして現在の配当利回りは5%台です。なので高配当に引っ張られる形で株価もじわじわと上昇する可能性が高いと考えられますし、もし株価が上がらなければその時は年利5%の配当金を粛々と受け取るだけです。

 だから私は、高周波熱錬に関しても大末建設に関しても、極端な事を言えば別に株価が上がらなくてもいいぐらいに思っています。もちろん上がって欲しいですが、しかし株価というのは市場が決めるので市場参加者に評価されなければどうしようもありません。しかし仮に市場が評価してくれなかったとしても、それはそれで仕方なしとして満足な利率の高配当を受け取れるというのが大事なのです。これがホットランドの場合だと、もし期待通りに株価が上がらなかった時には年利0.4%というショボい配当と関西人には使い勝手の悪い割引券しか貰えません。これでは困る訳です。

 という訳で、「株の基本は割安株を買って上がるまで放置する」の後に続くのは「もし上がらなければ粛々と高配当を受け取ればいい」です。「割安」とは「高配当」と同じ意味に他なりません。いつか書きましたが、株の価値を測る尺度は結局のところ金利しかないのです。業績の伸びは確かに大事ですが、それよりもまずはその株が割安かどうかに着目する事が重要であり、何よりそれを意識する事で株式投資におけるリスクをぐっと軽減させられる筈です。

 

 今日の日経平均は午前中こそ前日比+200円台まで買われる場面もありましたが午後にかけて徐々に値を下げ、ラスト20分で半導体株やトヨタが大きく下げるなどして終わってみれば-202円とまたまた結構な下落となりました。ついに8日続落で、これは私の記憶が確かならば岸田が自民党総裁(=総理大臣)に決定した直後の株価急落(いわゆる岸田ショック)以来の記録です。さすがに下げ過ぎに見えるのでそろそろ反発…と考えたい所ですが、しかし昨日も述べたようにもし今後為替が1ドル150円、140円と円高になっていくならそれに伴って株価も掘り下がる可能性は高いと思われます。いずれにしても来週の日銀金融政策決定会合までは身動きを取りづらい展開が続きそうです。

 という訳で今は一にも二にも円高がどこまで進むかというのが最重要ポイントですが、他にも気になっている事があって、それはぽつぽつ出始めている自動車関連企業の決算です。今週半ばぐらいから各企業の決算が順次発表されているのですが、私は自動車関連企業に関しては円安効果の大きさなどもあって基本的には好決算が出てくるんだろうと思っていました。実際、先陣を切るように今週火曜日に決算を発表した6594ニデックはいきなり通期の純利益を上方修正という上々の決算でした。しかし同日に決算発表した7211三菱自動車や6999KOAは円安メリットを享受しながらかなり悪い決算で株価急落。他の企業を見てもも良かったり悪かったりまちまちといった印象です。もちろん「自動車関連株」と一括りに言っても実際は企業ごとに事情が違うのだから業績が良かったり悪かったりするのは当たり前ですが、しかし少なくとも1ドル160円の円安に守られてどこもかしこも好業績といったような甘い状況ではないとだけは言えそうです。

 となると、私の決算跨ぎ戦略も見直さなければなりません。私は自動車関連株を多数保有しており、円安効果による好決算を期待して基本的には全部決算跨ぎしようかなと思っていましたが、やっぱりそれはリスクが大きいから考え直した方が良さそうです。今現在保有している自動車関連株を整理するとまず一番保有額が大きいのがティラド、次いでリケンNPRと日本精機、その次がフジオーゼックスとタチエス・そして後は自動車関連と言えそうなのがダイキョーニシカワ・日本特殊塗料・ユシロ化学・ニチリン・バンドー化学・タチエス・フタバ産業・愛三工業・萩原電気・ムトー精工が少株ずつといった所です。この中でDOE採用の高配当銘柄であるティラド・タチエスと期中大増配の可能性を期待している日本精機は売るつもりはありませんが、その他はいくつか売っておいた方が無難かと思っています。円高基調が続きそうなのもこれらの銘柄には明らかにマイナスです。という訳で今日はダイキョーニシカワと日本特殊塗料を売却しました。来週もこれらの銘柄に関しては売り目線で検討するつもりです。まあ、高配当の銘柄が多くしかもチャート的に底値圏にあるように見える銘柄ばかりなので売りにくい状況ではあるのですが…

 

 今日も厳しい相場で日経平均は7日続落、しかも−1285円という大幅続落となりました。下落幅は21世紀になってからでは2016年6月24日の−1286円に僅か1円足りない2番目の大きさだったようです。今月11日の高値42426円からたった2週間で4557円も下げており、暴落と言っていいような下げっぷりです。

 

 今回の暴落劇の主要因は言うまでもなく円高ですが、ではこの円高の理由は何かというとまず何よりも米国がいよいよ利下げを開始しそうだという事…なのですが、日本側の対応があまりに酷い事も間違いなく円高に拍車をかけています。日経平均が史上最高値をつけた今月11日に行われた為替介入がスタートで、そこから河野や茂木といった次期総理有力候補者から利上げを主張するような発言が相次ぎ、円高&株価暴落が加速しました。そもそも円安は日本にとって圧倒的にプラスが大きいというのはちょっと考えれば誰でも分かる話で、それ(円安が日本経済にプラスである事)は今回の株価暴落劇が証明している訳ですが…とにかく日本の政府・国会議員というのは本当に情けない連中でどうしようもなく、こんなアホ共に虐げられている私たちは本当に不幸だと心の底から思います。

 

 しかし嘆いた所でどうしようもなく、私たちは与えられた環境で頑張るしかありません。差し当たっては今の円高がどこまで進むかが重要ですが、やはりメインシナリオとしては円高がまだ進む可能性が高いと考えざるを得ないように思います。「円安は日本の国力低下の表れ」などと言っているのは大バカだけで実際は日米の金利差が最も大きな理由なので、米国が利下げに向かえば円高方向に進むのは自然の成り行きです。また、どうやら外国人投機家の最近の円売りポジションは凄まじい規模になっているようで、これが解消に向かう事で短期的にかなりの円高になりそうだという話をよく耳にします。なので短期的にも中長期的にも、やはり円高を覚悟しなければならないのかもしれません。

 

 ですが、一方で逆に意外と円高にならない(むしろまた円安に戻る)という説も無くはありません。その根拠としてまず挙げられるのが、新NISAによる円売り圧力です。聞いた話では新NISAによって毎月1兆円規模の円売りドル買い圧力が生じているようで、この流れは今後も恒常的に続くと考えられます。なので新NISAパワーが中長期的な円安トレンドの定着に寄与してくれるのではという期待があります。また、この7月というのは外国人投機家のポジション調整のために円高になりやすい時期だそうです。私には外国人投機家のポジション調整と言われても何のこっちゃサッパリですが、過去数年の為替レートを確認してみても確かに7月は毎年円高に振れています。なので今の時期が過ぎればまた円安基調に…となってくれるかもしれません。あとは今月30.31日に控える日銀金融政策決定会合も、今の相場の流れを変え得る存在です。直近の円高への振れ方はいくら何でも急激すぎで、私には今月末の日銀会合での政策金利の利上げをある程度織り込みに行っている動きにも感じます。しかしいくら愚策続きの植田総裁とはいえさすがに今回政策金利の利上げに踏み込む可能性は低い…というか利上げはしないと信じたいです。会合で利上げ見送り・国債買い入れの減額幅も市場が織り込んでいる範疇であれば、円高緩和・株高への道が一気に開けるという事も考えられます。

 

 という訳で希望的シナリオも書いてみましたが、しかし日米の金利差が最も重要な為替決定要因である以上、米国の利上げが迫っているのだからやっぱりじわじわと円高に向かうというのがメインシナリオと考えるべきでしょう。今後はどの辺りで為替が落ち着くかが焦点になってきそうです。

 

 最後に、こういう悪相場になってしまうと私の決算チェックリストの公開が待ち遠しいという心境になっている方も少なからずおられるのではと想像します。ただこれは先に言っておきますが、もし為替がこのまま1ドル150円、140円、130円…とどんどん円高になってしまえば私の決算チェックリストなど何の意味も持たないものになるでしょう。株価にとって大敵となる2大要素は「金融引き締め(利上げ)」と「円高」だと私は思っており、これらが本格的に到来してしまうともうお手上げです。株で利益を得られるかどうかなど、結局は相場次第なのです。だからこそ少しでも円安圏内で為替が落ち着いてくれる事を望みますし、そのためにも今月末の日銀会合では植田総裁が暴走せずに常識的な判断を下してくれる事を願いたいです。

 

 9月以降の賃金がどうなるのか、本当に賃下げで転職するにしても今と同等以上の賃金を得られる職場を見つけられるのか…不安だらけですが、決算シーズンを控えブログも移行間近という大事な時期なのでとにかく気合いを振り絞って頑張っていくしかない、そんな心境です。

 今日の市場は、日経平均は-4円と小幅ながら下落し5日続落となりました。42000円台中盤まで上がって「ダブルインバースを売買するのが1日早かった」とか言ってたのが遠い昔のようです。ただ、今日は日経平均は下がったとはいえ騰落銘柄数は値上がり銘柄の方が圧倒的に多く、実際にはまずまず良い地合いの日だったと思います。

 

 そんな中で銀行株が軒並み好調でしたが、その大きな理由は自民党の茂木幹事長が講演で「段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」と発言した事のようです。先日の河野太郎に続いて次期総理大臣有力候補の相次ぐ利上げ要求発言であり、まるで「俺が総理になったら利上げする!」というアピール合戦の様相を呈してきました。他に有力候補と目されている石破茂も私の知る限りでは利上げに積極的な発言をしており、本当にこの国の有力政治家には大バカしかおらんのかと暗澹たる気持ちになります。まあこいつらの口から利上げに前のめりな発言が出てくるのは「金利が上がれば円高になって景気が良くなる」と信じている国民の金融リテラシーの無さが最も問題なのですが…しかし無知でマスゴミに洗脳されている一般国民と変わらないレベルで金融に無理解な連中の内の誰かが近い将来総理の座に就いていそうであるというのは本当に絶望的な事態で、これなら岸田が総理のままでいる方がまだマシかもしれません。いずれにしても日本の国会議員のレベルは本当に低すぎます。

 個別株では9101日本郵船が昨日上方修正を発表し、今日は海運株が大きく跳ねました。そもそもの業績見通しが保守的である事は何となく想像がついていたので上方修正はいずれ入ると思っていましたが、その時期が思っていたよりも早くやってきてくれました。
 そして肝心の修正内容も、ハッキリ言ってかなり好内容に見えます。具体的な数字で言うとEPSが538円→857円に伸びており、配当性向30%なので年間配当は257円となる計算。今日の終値(4825円)に当てはめると配当利回り5.3%となり、高配当の海運株が戻ってきたと言っていい状況です。しかも日本郵船という会社の性格的にどうせまだ保守的な修正だと思われるので、今後さらなる上方修正の可能性も高そうです。場合によっては2年前のようにまたかなり高配当化するような、そんな未来も想像できなくはないかもしれません。
 ただ2年前も超高配当化しながら、「所詮は今だけの配当」という投資家心理を覆せずに結局株価は大して上がりませんでした。海運株は本当によく分からないので、今回も今後結構な増配が確定的だとしても株価は大して上がらないかもしれません。とはいえ今回の上方修正は、海運株であるという事を除いて純粋に修正内容だけを評価すれば紛れもなく「A」評価レベルであり、もし株価が復活するならここからかも…という期待を抱かせるものです。

 日本郵船株と言えば私にとっては父から受け継いだ遺産であり、特に今春は売り払ってしまおうとも思いましたが結局売れずに今に到るまで持ち続けています。持ち続けていて良かったと今この瞬間は思っていますし、何より私が職場環境で苦境に陥っているタイミングでの上方修正だけに、やっぱり父は天国から私の事を見てくれているんだなと、そんな事を思わずにはいられません。