光藤です。
元気があるのは、いいことですが、元気が「ありすぎる」のは、少し困りますね。
エネルギーがありすぎて、暴走してしまうイメージでしょうか。
チカラはあるけど、バランスが悪い。
燃焼するチカラがありすぎて、燃えすぎ、熱すぎ。
これもあまりいい状態ではないですね。
東洋医学を勉強していくと、必ず「虚証」「実証」というものがでてきます。
陰陽五行を勉強するうえでも、理解しておく必要があるものです。
虚証、は、弱い、足りない、不足している、ことから起きる症状
実証、は、強すぎる、余分にありすぎる、ことから起きる症状
で、ここでわかりやすく理解するための、コツを挙げておきますね。
例えば「元気」。
・「元気が足りない」のは虚証
・「元気がある」のは、バランスのいい状態
・「元気がありすぎる」のは実証
元気があるのはいいことですが、ありすぎるとどうなるか?イメージしてくださいね。
不調や病気でなくてもいいですよ。
「元気すぎる人」って、ちょっとやっかいだなーと思うことでもOK。
そうすると
・落ち着きがない
・声も大きく、行動も雑でうるさい
・おっちょこちょい、うっかりミスをよくやらかす
・空気がよめない
・食べ過ぎる、飲みすぎる、味の濃いものを好む
・体温が高い、ちょっとしたことで汗をかきやすい
・化膿するような炎症がおきやすい
こんなイメージがないでしょうか?
そして、元気すぎる、ということは、エネルギーが余分にありすぎる、ということなので、カラダも熱をおびやすく、血も濃くなりやすそう。
熱があると、水分も蒸発しやすいので、体臭や口臭も気になりやすい。大きな吹き出物も出そうです。
以前の職場に、典型的な実証タイプの女性がいたのですが、やはり口臭が少し気になりましたし、目に「ものもらい」がよくできる人でした。
虚証は、体が弱い、病弱なイメージするとよいので、つかみやすいと思いますが、実証の「余分なものがありすぎる」は、実例がないとつかみにくいかも。
五行で体質を見るのに合わせて、虚か実か?を見極められるようになると、体質の見立てもさらに精度があがりますよ。
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