その胃痛の原因は、不安定な気候のせいかも | 原因不明の体調不良からすっきり抜け出すコツ

原因不明の体調不良からすっきり抜け出すコツ

頭痛、胃痛、じんましん、更年期・・・検査しても原因がはっきりしない、でもツラい症状は、身体だけでなく心もしんどいですね。なぜこれらが起きるのか、どう対策したらいいのかを、東洋思想の陰陽五行説をもとに一緒に考えていきましょう。

こんにちは。光藤明美(みつふじあけみ)です。

 

長崎は、昨日、桜の開花宣言がでました。

 

 

もう寒さも終わりかな・・・と思ったのですが、そのあとは風雨が強くなり、少し冷えましたね。

 

暖かくなったり、冷えたり、はもう少し続きそう

 

この時期に、胃腸の調子がいまひとつ・・・と感じる人も増えてきます。

 

胃の調子ですから、何か食べ過ぎたかな?とか、消化の悪いもの口にしたかな?と、考えがちなのですが、意外に「不安定な気候の影響」を受けていることも。

 

これには「自律神経」が深く関わってるんです。

 

ちょうど、先日の東京陰陽五行セラピー講座でも、自律神経のお話をしました。

 

消化器系は、自律神経のうち「副交感神経」の影響を受けて動く臓腑です。

 

食事をするときは、心身がリラックス(副交感神経優位)していて、はじめて消化器官がよく動いてくれます。

 

対して緊張していたり、イライラしているときは、交感神経が優位。

 

気をピーンとはったり、きゅっとさせているイメージかな。

 

他には、運動や仕事など活動しているとき、目が覚めて太陽の光を見たときにも、交感神経に切り替わります。

 

1日のうちで、この交感神経と副交感神経は、ひんぱんに切り替わっているんですね。

 

ところが、気候が不安定で、冷え込んだと思えば、急に温度が上がって暑くなったり、となると、体温管理も忙しくなります。

 

自律神経も、体温を上げたり下げたり、毛穴を開いたり、閉じたりと、忙しくなるわけですが、もともと体力が落ちていたり、自律神経の不調をもっていたりすると・・・

 

人のカラダは体温保持を優先する

それが生命維持のために「最重要課題」だから

胃腸を動かす方は後回しになる

少々、消化不良を起こしてもすぐには死なないから

消化器系の動きが悪くなり、胃痛などが起きやすくなる。

 

つまり、体温を保持したりする方をカラダは優先するので、胃腸を動かす方に自律神経のエネルギーが回らない、後回しにする、という現象が起きます。

 

人のカラダって、本当によくできていて、生きるために大事なところを優先して働くってことをするんですね。

 

私の弟がバイク事故で大けがしたとき、一番先にふさがりはじめた傷は、大きな切り傷の方でした。

 

感染したりしないよう、大きな傷を先にふさいで、小さな傷は後回しにするのだそうです。

 

人のカラダって、常に「生きるため」に動き続けてくれるんだなーと思います。

 

で、今、胃腸の調子が悪い人、自律神経の不具合に心あたりがあるのなら、まずは身体を冷やさない、というのは当然ながら

 

・お風呂はゆっくり湯船につかり温まる

・消化の良い食事

・手首、足首、を冷やさないように

・できれば腹巻も

・余裕があるなら、運動やマッサージ、整体など、血流をよくすることをやってみる。

 

こうしたことを生活に取り入れてみるといいですよ。

 

そして心理的に

 

「自分自身の中で、何を優先したらいいか、迷っていることはない?」

 

ということも、ないでしょうか?

 

こうしたことも自律神経の不具合につながることがありますよ。

 

 

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