このブログは小さな家に暮らすアラカン主婦の日常を綴ったブログです。
目が覚めるようなネタはありません。
特別美味しい料理もありません。
ファッションセンスもありません。
あるのは愛です♡
どこにでもいるおばちゃんのリアルな日常を見に来てくれたら嬉しいです。
ケアマネジャー
整理収納アドバイザー
防災士
介護福祉士としての現場経験、
ケアマネジャーとしての課題分析力、
防災士としての防災リテラシーを生かして、
整理収納アドバイザーRinがシニア世代の片付けについて書いています。
今日は、シニア世代(高齢者)の片付けシリーズ第三段です。
実家の片付けや、50代以上の方のこれからの暮らし方の参考になれば嬉しいです。
シニア世代の片付けで配慮したいこと
本人の意思を大切にする
普段の何気ない会話を通して、どんな暮らしがしたいか?
生活で困っていることはないか?
親世代や自分自身にしっかり問いかけることが大切です。
高齢者になると、問いかけに「大丈夫よ」「困っていることはないわ」としか言わない場合もあります。
暮らしにくくてもそれに気が付いていない、忘れているということもあります。
そんな時には、「〇〇が取りにくそうだけれど」、「〇〇があると歩きにくくない?」等と、具体的に質問してみると、隠れていた問題点が出ていきやすいです。
くれぐれも、勝手に使いにくそうだとか、邪魔だということで動かしたり処分したりしないでくださいね。
勝手にやったことが相手に迷惑になったケース
25年以上前、介護の仕事を始めたばかりの頃の話しです。
お客様のお宅に訪問する度に靴がこんな感じになっていました。
そこで、自分の靴を揃える時に、お客様の靴も向きも換えていました。
良かれと思ってやっと事でしたが、ある時その方に言われました。
「靴の向きを変えないで欲しい」
実は、玄関に段差があるために、外出する時は靴箱に手を掛けて、後ろ向きで靴を履いていたのです。
階段(段差)は上るより、下りる方が怖いんですよね。
相手の行動パターンを確認(理解)せずに、勝手に整えてしまったのが失敗でした。
片付けも同じ、自分にとっては良いと思っても実は相手にとっては不便な事があるかもしれないんです。
当時の私は修業が足りませんでした💦
自分の思い込みで勝手に、物を片付けると信頼関係も崩れてしまうかもしれません。
介護も片付けも、技術だけじゃなく、思いやりとコミュニケーションが大切だと思います。
シニア世代の片付けに入る前に知っておきたいことをお伝えしました。
次回へ続きます。
親の異変は暮らす家や生活に現われます
デイサービスに何を着て行ったらいい?
アラカン主婦のお気に入り品